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ソウル・ワーカーズ・ユニオンblog

■オイッス!みんな、元気?
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【今日のワーカーズ・エピソード】
今日もワーカーたちが聞いたHOTな労働者の声をお届けします



5月31日(木)
失業率改善 弱者対策も忘れずに 東京新聞2007年5月30日
 四月の完全失業率が九年一カ月ぶりに4%を下回った。景気拡大と好調な業績を反映して企業の新規採用が活発化したことなどが理由だが、フリーターや障害者など弱者の雇用拡大にもつなげたい。

 好景気がようやく雇用にも反映された。四月の完全失業率(季節調整値)は3・8%。4%を下回ったのは一九九八年三月(3・8%)以来だ。総務省は「雇用情勢の改善は続いている」とし、厚生労働省も「新卒採用に加えパート採用が増えた」と分析し歓迎している。

 最悪期259万人もいた失業者は、268万人と90万人以上も減った。企業の倒産など「勤め先都合」による失業者は58万人で11万人の減少だ。

 失業率低下をもたらしたのは正社員やパートなどの採用が活発に行われたことが主因だ。新規採用は今年から本格化した団塊世代の大量退職への対応策でもある。厚労省と文部科学省の調査によると今春の大学生の就職率は96・3%と七年連続で上昇し過去最高だった。また厚労省の調べによる高校生の就職内定率も96・7%で五年連続で上昇した。

 失業率改善は歓迎すべきだが中身をみるとまだ手放しでは喜べない。15−24歳の失業率は男性8・0%、女性6・9%と格段に高い。25−34四歳でも男性4・6%、女性5・4%と平均値を超えている。若者対策はますます重要だ。

 めでたく就職しても三年程度で退職する若者は依然多い。九〇年代後半の就職氷河期に直面した若者の中には、希望する職業・企業が見つからずフリーターを続ける人もいる。

 政府のフリーター対策では昨年四月から始めた「フリーター25万人常用雇用化計画」がある。厚労省によると現在までに35.8万人以上の常用雇用を実現したという。学校にも行かず仕事を探さず職業訓練も受けない無業者(ニート)対策と合わせて、引き続き若者の雇用拡大に取り組んでもらいたい。

 好景気が続いている今こそ障害者や母子家庭、高齢者など弱者の雇用を拡大すべきだ。社会的安全網の一つである公共職業安定所(ハローワーク)の出番だ。政府の再チャレンジ支援でも障害者たちの就職目標値がある。地域振興とともにしっかりと取り組んでもらいたい。

 企業は人材確保にもっと真剣に取り組むべきだ。フリーター経験をマイナスに評価するのではなく社会経験を積んだ人とみる。国家公務員も本格的に中途採用に踏み切った。若者や弱者たちの積極的な採用は、企業の社会的責任の一つである。
6月1日から住民税上げ=年収700万円で実質月3680円 5月31日17時1分配信 時事通信
 約2786万に上るサラリーマン世帯のうち、そのほとんどで6月1日から個人住民税(地方税)が引き上げられる。政府は、国から地方に3兆円の税源を移譲するため、1月から所得税(国税)を減税する一方、6月納付分から住民税の税率を10%に一本化。これと合わせて同じ時期に、景気対策として導入された所得税・住民税の定率減税を全廃するため、サラリーマン世帯の税負担は増加する。

 総務省の試算によると、年収700万円の専業主婦と子供2人のサラリーマン世帯の場合、1月から所得税の負担が月額1万2880円から7160円に5720円減った。しかし、6月から住民税は1万5100円から2万4500円に9400円増える。住民税と所得税を差し引きすると、実質的に月額3680円の負担増となる。


5月30日(水)
「あなたは知っていますか?娘、息子の悲惨な職場」 http://csrfinance.cocolog-nifty.com/mirai/2005/04/post_72e5.html

 『エコノミスト』(毎日新聞社)3月22日号が、「あなたは知っていますか? 娘、息子の悲惨な職場」という特集を組んでいます。非正社員(パート・アルバイト、派遣や契約社員など)が全労働力人口の約3割(29.1%、2004年「労働力調査」による)を占めるようになった現在の、非正社員の働き方の実態を22ページにわたって詳しく紹介しています。

 派遣は、1999年に「原則自由化」され、2004年3月からは派遣期間が1年から3年に延長され、「26業務」については期間制限が亡くなり、製造現場への派遣も可能になりました。しかし実態は、平均時給は1704円(94年、全国平均)から1430円(2004年)に下がっています(NPO派遣労働ネットワーク調べ)。時給1430円というと高いようにみえますが、これは交通費込みの額。さらに、1日4000円などという仕事も少なくなく、派遣期間も(派遣期間が3年に延長されたにもかかわらず)、1カ月、2カ月、3カ月という細切れ契約が増えているといいます。

 結局、そうなる理由は、一方で、労働市場の「自由化」をすすめながら、他方で、正社員と非正社員の均等待遇の義務づけなど、雇用環境の保護が先延ばし(というか棚上げ)にされてきたから。「労働市場をゆがめた責任の一端は国の労働政策にある」(稲葉康生・毎日新聞論説委員)。「規制の緩和が臨時雇用に偏ってしまっている可能性はないか。……雇用に関する法体系そのものが全体としてバランスを失い、二重構造的性格を強めていないかと懸念される」(樋口美雄・慶応大教授)。
 経営側も、正社員と非正社員の均等待遇の義務化には強く反対しています。「日本経団連の見解でも、『構成処遇の考え方は企業の人事処遇管理に甚大な影響を及ぼすもので、これを一律に法律で規制しようとすることには絶対反対』『行政指導による介入は極力慎むべき』と、強い口調で断定している。非正社員の正社員への転換などでは、『こうした制度を設けるか否かは企業の自由』と談じている」(茂呂成夫・連合総合生活開発研究所主任研究員)

 雇用条件の保護を置き去りにして、労働市場の「自由化」だけがすすめば、労働条件が悪化させられるのは火を見るより明らか。

 経営側は、たぶん、多様な「働き方」は世界の趨勢だと言うのでしょうが、世界の趨勢は、「働き方」の多様化と同時に、雇用条件の「保護」、均等待遇の保障です。

 この特集でも、労働者派遣の「先進国」であるフランスの状況が紹介されています。沖縄国際大学講師の大山盛義氏によれば、フランスの派遣労働者は約47万人(2003年)で、労働人口の約1.7%。意外に少ないのにびっくり。しかも、81年に誕生したミッテラン政権時代に労働法が大幅に改正され、労働契約は「無期契約が原則」、「有期契約である派遣労働などは不安定雇用形態であるゆえ例外的に法認されたもの」との位置づけをはっきりさせたといいます。そして、派遣労働者と、派遣先の被代替労働者(つまり、派遣労働者によって置き換えられる労働者)との「均等待遇」や、派遣労働者の「雇用保障」をめざして、たとえば、派遣終了後、派遣元が総報酬額の一定割合(現在は10%)を「不安定雇用手当」として派遣労働者に支払うこととし、ただし、派遣元が新たな派遣先を労働者に紹介した場合や派遣労働者が派遣先に無期契約で雇用された場合にはこの手当は支払わなくてよい、といった仕組みをつくっているそうです。

 「フランスでは、国は法律によって派遣労働は不安定雇用であると位置づけ、雇用保障や均等待遇など派遣労働者の法的保護のために諸制度を整備している」(大山氏)。それにたいしてニッポンは…、ということです。他にも、業務請負――とくに「違法請負」の実態なども紹介されており、なかなか力の入った特集になっています。

世帯平均所得563万円に減少=05年、半数以上が生活苦意識−厚労省調査
時事通信 5月30日18時31分
 1世帯当たりの平均所得が2005年は563万8000円に減少し、その半数以上は生活苦を感じていることが30日、厚生労働省の06年国民生活基礎調査結果で分かった。仕事を持つ人の1人当たり平均所得は増えているため、同省は「1世帯当たりの仕事を持っている人が減ったのが要因ではないか」とみている。

 調査結果によると、06年調査の平均所得(05年1月1日から12月31日までの平均所得)は、05年調査と比べて2.9%ダウン。生活が「大変苦しい」「やや苦しい」と意識しているのは56.3%で、0.1ポイント上昇した。

5月29日(火)
「日雇い派遣」の天引き、返還請求の説明会に50人 朝日新聞2007年05月28日21時04分
携帯電話やメールで日払いの仕事を紹介する「日雇い派遣」業界の各社が、保険料などの名目で派遣1回あたり200円程度を給料から天引きしていた問題で、大手グッドウィル(東京都港区)の派遣労働者の労働組合グッドウィルユニオンは28日夜、過去分の返還請求についての公開説明会を東京都内で開いた。約50人が出席した。

 グッドウィルなどすでに天引きを廃止した大手もある。各社は天引きは任意で、物損事故の場合の保険料や備品費などにあてたと説明。一方、同ユニオンは「事実上は強制だった」として団体交渉で過去分の返還を求めている。

 出席した元派遣スタッフの男性(38)は「40万円近く天引きされたのに、会社に電話しても返還を拒否された。任意とは一度も知らされておらず、詐欺的行為だ」と憤っていた。

 同ユニオンは今後、集合から作業開始までの拘束時間も強制的だったとして、未払い賃金を請求する構え。6月には労働基準監督署へ調査を申告する予定だ。
4月失業率3・8%に改善 9年1カ月ぶり4%割れ 【共同通信】2007年05月29日 10:00 
 総務省が29日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・2ポイント改善の3・8%と、1998年3月以来9年1カ月ぶりに4%を割り込む良好な水準となった。

 景気拡大が続いていることに加え、「団塊の世代」の大量退職が本格化し、企業の新卒採用が好調なことが、失業率の低下につながった。総務省は「雇用情勢の改善は続いている」と分析している。

 厚生労働省が発表した求職者1人に対する求人数を示す4月の有効求人倍率(季節調整値)も前月比0・02ポイント上昇の1・05倍と改善した。

 完全失業者数は前年同月比16万人減って268万人。男女別の失業率は、男性が0・1ポイント改善し4・0%。女性は0・3ポイント改善して3・6%となった。
4月県内失業率8%悪化 琉球新報 (5/29 16:03)
 県統計課が発表した4月の県内完全失業率(原数値)は8・0%で、前年同月に比べて0・3ポイント、前月比でも0・5ポイントそれぞれ悪化した。完全失業率が8%台となるのは2006年7月以来9カ月ぶり。完全失業者数は5万人で、前年同月比は変わらないが、前月と比べると4000人増加している。就業者数は57万5000人で、前年同月と比べ2万2000人(3・7%)の減少で、男性が7000人、女性が1万6000人それぞれ減少した。
 労働局が発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は0・43倍で前月と同水準となった。新規求人数は前年同月比10・4%(587人)減。
格差是正訴える 全国の派遣労働者ら交流会 神戸 2007/05/27










正規労働者との格差是正を訴え、パレードする全国の非正規労働者ら=神戸市中央区雲井通
2007/05/27


 「パート・臨時・派遣ではたらくなかまの全国交流集会」(全国労働組合総連合主催)が二十六日、神戸市中央区雲井通五、市勤労会館で全国から約五百人が参加して開かれた。非正規労働者の調査報告があり、雇用契約を打ち切りやすくするため、短期契約を繰り返す不安定な労働実態が明らかになった。

 調査によると、三年未満の雇用契約を結ぶ同労組組合員は86%、非組織労働者84%。その一方、組合員の50%が十年以上勤務していた。

 また、三十歳代で配偶者のいる割合を男女で比べると、男性の方が約20ポイント低く、非正規の男性が結婚しにくい状況も浮き彫りになった。

 この調査結果をもとに、非正規の組合運動にかかわる四人がパネルディスカッション。兵庫県パート・臨時・派遣労働者連絡会の北野紀子さんは「便利な労働力が使い捨てされている。民間企業だけでなく、自治体でも最低賃金ぎりぎりで、ワーキングプア(働く貧困層)を生み出している」と指摘した。

 終了後は、三宮周辺をパレード。プラカードなどを掲げ、賃金改善や正規労働者との格差是正などを訴えた。

 交流集会は二十七日も午前九時半から行われ、職場での課題を話し合う分科会や、トラブル解決事例を示す講座などがある。参加自由。(中部 剛)


5月28日(月)
外国人労働者団結を 朝日新聞2007年05月28日
 武庫川ユニオン滋賀地域支部の結成総会。委員就任が拍手で承認された=湖南市西峰町で

【不当解雇・賃金未払い・泣き寝入り】【労組武庫川ユニオン 滋賀支部結成】

 外国人労働者の権利を守ろうと、労働組合「武庫川ユニオン」(兵庫県尼崎市)の滋賀地域支部が27日、結成された。湖南市西峰町のサンヒルズ甲西で開かれた結成総会には、日系ペルー人や日系ブラジル人の労働者ら約30人が集まり、労働条件の改善などを目指して団結することを確認した。今後は毎月、労働法規の学習会を開く。

 同ユニオンは「1人で入れる労組」として88年に結成。91年から外国人労働者の相談に応じ、不当解雇、労災事故、賃金未払いなどの問題に取り組んでいる。上山史代委員長(51)は「相談を受けるたびに、日本人として恥ずかしい思いをしてきた。外国人労働者の多い滋賀で、環境の改善に努めたい」としている。

 結成総会では、県内の自動車部品工場で働く日系ペルー人のセト・カルロスさん(46)が滋賀地域支部の委員長に就任。参加者に団結を呼びかけた。14年前に家族と来日したというセトさんは、「会社から不当な扱いを受ける知人は多いが、日本の法律がわからないので泣き寝入りしてしまう。困っている人の力になりたい」と話した。

 同支部は当面、武庫川ユニオンの事務所で相談を受け付けるが、近く県内に事務局を設け、常任委員を配置するという。問い合わせは同ユニオン(電話06・6481・2341、ファクス06・6481・4727)へ。


5月26日(土)
沖縄を食い物にするな!ガテン系連帯・行動開始 レイバーネットから転載
 5月23日から25日の3日間、フルキャストセントラルユニオン組合員・上江洌黄陽さん(写真右)をはじめガテン系連帯のメンバーが沖縄を訪れ、誇大広告などで沖縄を食い物にする派遣会社の現状を訴える行動を開始した。県庁内での記者会見をはじめ、県の雇用労政課や労働局への要請などを行った。沖縄の地元メディアでも大きく取り上げられ、「私の息子も騙されている」などの問い合わせが続々寄せられている。全港湾地本とも連携を行い、今後も沖縄での行動を強化していく予定だ。(土屋トカチ)
国家公務員10万人減を 出先機関の地方移譲提言 (東京新聞)2007年5月26日 朝刊
 政府の経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)は25日、地方分権改革について議論した。会議では、日本経団連の御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)ら民間議員が、国の出先機関の抜本的な見直しを提言した。

 地方厚生局や地方法務局、労働基準監督署など国の出先機関の事務は、地方に「移譲することが可能」と分類した。この結果、出先機関で働く国家公務員21万5831人のうち、半数程度の9万799−10万1629人は削減できるとの試算を示した。

 これにより国家財政の大幅な削減が可能となる。

 国家公務員33万人のうち、約七割の21万人は出先機関に所属している。民間議員は「国の果たすべき役割を限定し、それ以外の事務は地方へ移譲することが必要だ」と指摘した。

 地方に移譲可能とした出先機関はこのほか、都道府県労働局、労働基準監督署、地方農政局、森林管理局・署、経済産業局、地方整備局、地方運輸局など。

 その一方で、引き続き国に残す出先機関は、「国家としての存立に直接かかわる事務」「全国的な規模や全国的視点に立って行わなければならない事務」に限定すべきだと指摘した。具体的には税関、防衛施設局、地方航空局などを挙げた。

 民間議員は「地方分権改革推進委員会」に具体的な検討を求めているが、国の出先機関の地方への移譲は所管する各省庁の抵抗が確実視されるため、議論は曲折が予想される。
消えた利子収入、家計で330兆円 日銀・福井総裁試算 (東京新聞)2007年5月26日 09時00分
 日銀の福井俊彦総裁は25日の衆議院決算行政監視委員会に出席し、ゼロ金利政策の影響で、1991年から最近までの間に、家計で330兆円程度の利子収入を逃したとの試算を明らかにした。国の一般会計(2007年度は82兆9千億円)で、約4年分の利子収入が無くなった計算になる。民主党の岩國哲人氏の質問に答えた。

 ゼロ金利政策による家計の逸失利子額を問われた福井総裁は、「私どもの一つの計算」として試算額を説明。91年時点の家計の利子受取額が現在まで続いた場合は330兆円、93年ごろを起点に試算すると197兆円になるとし、大まかに見て逸失利子額は「だいたい200兆から300兆円くらい」と述べた。

 福井総裁は今後の金融政策についても言及。経済のグローバル化で、日本の金融政策が世界経済に同時に影響を及ぼすとしたうえで、「為替相場や資産価格を十分に念頭におきながら金融政策を行う」と述べた。

最低賃金、10年ぶり引き上げへ 米政府 朝日新聞 2007年05月26日10時54分
 米政府は約10年ぶりに連邦最低賃金を引き上げ、現在の時給5.15ドル(約630円)を約2年かけて段階的に約40%高い7.25ドル(約880円)まで増やす。米議会で今年から主導権を握った民主党が「格差是正」に向けて重視していたもので、24日に法案が可決された。大統領が署名し、実施される。これで賃金が増える労働者は約560万人とされ、時給単位で働く労働人口の約4%と推定されている。

 前回の引き上げは97年で、最低賃金法が実施された38年以来、最も長期間とされる凍結状態が続いていた。物価上昇を考慮した実質ベースの最低賃金は「過去約50年の最低水準に下がっていた」(民主党)といわれ、「格差是正」の象徴としてその引き上げが焦点になっていた。州レベルでは7州の政府が時給7.25ドルより多い最低賃金法を実施し、企業寄りといわれる共和党のブッシュ政権の取り組み不足が批判されていた。

 最低賃金の引き上げには飲食・小売りなどの中小零細企業が反対していた。このため政府は今後10年間、中小企業を中心に総額約48億ドル(約5800億円)の減税を実施する計画だ。
下位の日本は、どうかに
最低賃金の国際比較(2005年の時間あたり賃金)

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日本の最低賃金を米国、フランス、イギリスと比較をしてみましょう。
 為替の実力レートといわれる購買力平価(PPP, Purchasing Power Parity)を使って各国の賃金を米国のドルに換算してみると、2005年は日本が一時間あたり5.19ドル、米国同5.15ドル、フランスが8.05ドル、イギリスが8.91ドルとなっています(図表)。
日本の最低賃金は米国とほぼ同水準で、フランスやイギリスと比べると、かなり見劣りする数字になっていることがわかります。4ヵ国のなかで最低賃金が一番高いフランスと比べると、日本の最低賃金はその6割程度の水準にとどまります。
http://blog.yomone.jp/kadokura/2006/12/post_2dc7.html から転載
日本の最低賃金は国際比較でも下位にあること、福祉は企業・家庭頼りで年金・失業・医療・介護などの社会保障が世界最低水準だということが、データに基づいて指摘されています。特に、日本における最低賃金についてはかなりショッキングな内容で、以下のように指摘されています (p.124)。

表4-3 (引用者註:ここでは省略) でわかることは、わが国の最低賃金は、OECD諸国の中でそのレベルに関して、相当の下位にある点である。最低賃金額については九か国の中で下から三番目、最低賃金が平均賃金との比較でどの程度に定められているかに関しては最下位、最低賃金以下にいる労働者の比率では上から二番目である。三つの基準において、相当な劣位であることが明白だ。

最低賃金額では最高レベルのベルギーの約半額、平均賃金との相対比較では最高レベルを誇るフランスの約五四%、最低賃金以下の労働者の比率は一〇%も存在している。日本では最低賃金額の設定が相当抑えられており、むしろ低すぎるといってよい。しかも、低すぎるにもかかわらず、最低賃金以下の賃金しか受けていない人が約一割も存在する。この一割の数字は、そもそも最低賃金法が規則通り機能していないことを意味しており、最低賃金法はザル法といわれても仕方ない。
http://www.kt.rim.or.jp/~tfj/talk/20040323.html から転載

平成18年度地域別最低賃金改定状況
都道府県名 最低賃金時間額(単位:円) 発効年月日
北海道 644 平成18年10月1日
青森 610 平成18年10月1日
岩手 610 平成18年10月1日
宮城 628 平成18年10月1日
秋田 610 平成18年10月1日
山形 613 平成18年10月1日
福島 618 平成18年10月1日
茨城 655 平成18年10月1日
栃木 657 平成18年10月1日
群馬 654 平成18年10月1日
埼玉 687 平成18年10月1日
千葉 687 平成18年10月1日
東京 719 平成18年10月1日
神奈川 717 平成18年10月1日
新潟 648 平成18年9月30日
富山 652 平成18年10月1日
石川 652 平成18年10月1日
福井 649 平成18年10月1日
山梨 655 平成18年10月1日
長野 655 平成18年10月1日
岐阜 675 平成18年10月1日
静岡 682 平成18年10月1日
愛知 694 平成18年10月1日
三重 675 平成18年10月1日
滋賀 662 平成18年10月1日
京都 686 平成18年10月1日
大阪 712 平成18年9月30日
兵庫 683 平成18年9月30日
奈良 656 平成18年10月1日
和歌山 652 平成18年10月1日
鳥取 614 平成18年10月1日
島根 614 平成18年10月1日
岡山 648 平成18年10月1日
広島 654 平成18年10月1日
山口 646 平成18年10月1日
徳島 617 平成18年10月1日
香川 629 平成18年10月1日
愛媛 616 平成18年10月1日
高知 615 平成18年10月1日
福岡 652 平成18年10月1日
佐賀 611 平成18年10月1日
長崎 611 平成18年10月1日
熊本 612 平成18年10月1日
大分 613 平成18年10月1日
宮崎 611 平成18年10月1日
鹿児島 611 平成18年10月1日
沖縄 610 平成18年10月1日

5月25日(金)
夕方、駅前でビラまき。

夜、店を開けていたら、労働相談がありました。ソウル・ワーカーズ・ユニオン

の執行委員のほとんどがいたので話し合い
日雇い派遣の天引き問題、労働者が返還請求へ  朝日新聞2007年 5月25日(金)
 携帯電話やメールで短期の仕事を紹介する「日雇い派遣」業界で、派遣会社が保険料などの名目で派遣1回あたり200〜250円程度を給料から天引きする制度に対し、派遣労働者が天引き分の返還請求を始めた。業界大手2社は制度を廃止したが、労働者側は任意との十分な説明がなく使途も不透明だとして、過去に支払った分の返還を求める。徴収総額は大手で年間10億円規模に達し、返還請求の行方によっては業界の収益構造を揺るがす可能性がある


日雇い派遣の天引き問題
 日雇い派遣業界では、派遣会社が「データ装備費」や「業務管理費」などの名称で給料から天引きをしてきた。月に20日間働けば年間5万〜6万円程度になる。1日に3万人近くを派遣する大手のグッドウィル(東京都港区)では、年間徴収額が約15億円に上るという。

 派遣会社は、労働者が派遣先で物を壊した場合などの損害をまかなう保険料や、労働者の個人情報管理、装備品代などにあてたとする。支払いは任意だと説明し、労働者も納得しているという。

 だが労働組合などによると、スタッフ登録の際に「保険料として引くことになっている」などと言うだけで任意との十分な説明はなく、使途の内訳や保険の内容を明記した文書も交付されない。

 グッドウィルの派遣労働者でつくるグッドウィルユニオンは、事実上、強制的に天引きされ、使い道も極めて不透明だとして団体交渉で返還を要求。28日にスタッフ向けの説明会を開き、6月にも一斉請求する。労働基準監督署にも調査を求める方針で、厚生労働省も調べる考えだ。

 グッドウィルは5月に制度を廃止。返還には応じない姿勢だが、任意との説明が不十分だった場合があれば「個別に検討する」と含みも持たせている。大手のフルキャスト(東京都渋谷区)は2月に廃止したが「現時点で返金は考えていない」という。

個別労働紛争の相談が最多 18万7千件、いじめ微増(共同)2007年5月25日 16時14分
 解雇やいじめ、嫌がらせなど、労働者個人と使用者の間のトラブルについて、労働局の「個別労働紛争解決制度」に寄せられた相談が、2006年度に約18万7000件に上ったことが厚生労働省の集計で、25日分かった。前年度より6%増え過去最多だった。

 解雇の相談が24%で最も多く、次いで労働条件引き下げの13%だが、いずれも前年度より微減。これに対し、いじめ・嫌がらせは1ポイント増え10%だった。

 18万7000件のうち、労働局の紛争調整委員会にあっせん申請したのは約7000件。労働者からの申請が98%で大半を占めた。労働者の就労状況は正社員59%、パート・アルバイト19%、派遣・契約社員17%。事業所の規模は49人以下が過半数を占めた。

 あっせんによって労使間で合意が成立し、職場に復帰したり和解金を支払ったりしたのは40%。53%はあっせん打ち切りで、使用者側がテーブルに着かないのが理由のケースが多いという。
改正パートタイム労働法が成立 日経 (14:34)
 パート労働者と正社員の差別待遇を禁止する改正パートタイム労働法が25日午前の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。業務内容が正社員と同程度のパート労働者には、賃金などで正社員と平等な扱いを事業主に義務付けるのが柱。安倍晋三首相が掲げる再チャレンジ支援の一環で、2008年4月1日から施行する。

 差別禁止の条件は業務内容と業務に伴う責任、労働時間などが正社員とほぼ同程度であること。厚生労働省は約1200万人に上るパートのうち、4―5%程度が対象になるとみている。

 対象者には教育訓練や福利厚生などの機会も職務内容や本人の意欲・能力を考慮しながら正社員と同等に与えるよう定めた。事業主には対象外となるパートにも正社員と均衡の取れた待遇を確保するよう努力義務を課す。
 パート労働法「改正」はパート差別促進法なのです労働新聞 2007年2月25日号
 正社員化されるパート労働者はどこにいるのでしょうか?
 国民の格差拡大への怒りをごまかすために、パート労働者を利用するな!

 皆さん、思い出してください。海外で大もうけするトヨタやキヤノンなどが国際競争力をつけるため必要だと称した小泉構造改革でしたね。小泉サンは「改革なくして成長なし!」と声高に叫び、そのためには「国民の痛みを伴う」とも正直におっしゃっていました。

 大田弘子内閣府特命担当大臣(経済財政政策)は二〇〇二年二月からの景気回復はすでに「いざなぎ景気」を超えたと発言していますが、国民の大多数の経営と生活は困難になる一方です。庶民とは無縁の景気回復であることはもはや明らかでしょう。小泉改革で「成長した」のは、海外で六〜七割をもうける多国籍大企業なのです。もはや、彼ら多国籍大企業にとって日本の国益は彼らの利益ではありません。日本の自治体の経費や国民のための社会保障などはお荷物でしかないのです。

超差別的なパート法「改正」案
 安倍サンは、そんな小泉改革を継承し「成長なくして財政再建なし!」と叫んでいますが、小泉改革の痛みと犠牲を国民や地方に押し付けた結果、格差が拡大し、一握りの富裕層と多数の貧困層へと大きく二極化した現状への対応も(選挙もあるし)迫られています。

 その安倍サンは、開会中の通常国会の施政方針演説で「チャンスにあふれ、何度でも再チャレンジが可能な社会」の構築と題した中で、再チャレンジ支援の目玉商品として「パートタイム労働法の改正」をあげています。

 具体的には、正社員との均衡(均等ではないのです)のとれた待遇と正規雇用への転換の促進とし、九三年にパート労働法制定以来初めての本格的なパート労働法の「改正」になるはずでした。

 ところがです! 一月二十二日、厚労省雇用均等分科会で答申された法案要綱では、ホンのわずかな「正社員的パート」だけが対象となる差別的な内容でした。厚労省は、この「改正」で対象になるパート労働者はどのぐらいいるのかとの質問に、「わからない」と答える始末です。大手スーパーのイオンは社員十二万人の七割がパートですが、「今度の法律改正で対象になるパート社員はいない」と人事担当者は話しています。

非正規労働者の怒り受け止めて
 日本の労働力の底辺を支える千二百万人を超えるパート労働者は、フルタイムで働いても生活保護以下の低賃金、三十年働いても退職金もなければ親が亡くなっても忌引休暇すらない低処遇、賃下げや解雇のときだけ正社員と同じ均等待遇という、まさに差別の中で生活のために必死に働いています。格差是正の名目にパートを使うな! と怒りが湧いてきます。

 二月七日、柳沢厚労大臣発言でストップした審議が再開したばかりの国会に、職場のパートたちと駆けつけました。国会議員も参加した「均等待遇を実現できるパート法を!」参議院内集会で法案の問題点を指摘し、パート労働の実態を訴える怒りの発言をしてきました。

 テレビで政治家たちは、まるでパートと正社員との差別を是正し、正社員化を実現させるためのパート労働法「改正」であるかのような発言を繰り返しています。

 〇七春闘最中の労働組合員はじめ全国の皆さん。安倍内閣の再チャレンジは欺まんに満ちたものであり、その最たるものがパート労働法「改正」であるということを知ってほしい。また、有期雇用のため生活の糧を失う恐怖の中で声を上げることができない非正規労働者たちの怒りを受け止め、組織化へ共に奮闘されるよう呼びかけたいと思います。


5月24日(木)
大和ハウス&セブンイレブンの説明会
20名の地域住民の参加
詳しくは、ここ をクリック

5月23日(水)
大泉車止め撤去、断固阻止! 第1弾
午後1時から、車止めを撤去するそうです。
詳しくは、http://kumanomi.suichu-ka.com/machi2007.5.13.html

練馬区土木課労働者が100人近く動員されていた。戦争協力をする労働者は惨めなものだ!

FNN HEADLINES

highlow highlow 2007/05/23 12:01


東京・練馬区の関越道側道に設置された車止め撤去めぐり、住民と区がにらみ合い


東京・練馬区の関越自動車道の側道に設置された車止めの撤去をめぐり、住民と区がにらみ合いになっている。車止めが設置されているのは、大泉ジャンクションから大泉学園通りに出るまでの側道の中間地点。この車止めは、周辺住民への配慮で設置されたものだが、設置から30年たち、交通環境が変化したことから、練馬区が撤去を決定し、23日、撤去作業に踏み切った。
関越道側道の車止め前には、朝から撤去反対派の住民が座り込みを行っていて、区の職員らとのこう着状態が続いている。
側道の車止めは、1976年の関越道開通で、周辺の交通量増加が懸念されたため、住民に配慮する形で設置された。
しかし、車止めを迂回(うかい)した車が、通学路や生活道路に流れてくるなど、交通安全の面で危険がともなうようになり、住民からも車止めの撤去を求める声が出てきたため、練馬区は23日、撤去作業に踏み切った。
撤去反対派の住民は「子どもたちの安全が危ない」と主張し、賛成派の住民は「道路造ったのに、いつまで通さないのか疑問だった」と話し、住民の間でも賛否両論ある。
練馬区によると、午後には撤去作業を終わらせたいとしているが、にらみ合いは午前11時半現在も続き、作業は止まっている。

関越道沿線住民vs行政"安全"めぐりにらみあい  テレビ朝日
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 東京・練馬区の関越自動車道の側道は、車止めが設置されていた影響で、開通以来、30年間にわたって通り抜けができませんでした。その車止めを撤去する作業が、23日朝から進められています。撤去されるのは、大泉ジャンクションから約1キロの区間にある3つの車止めで、「交通量が増えて危険だ」と主張する周辺住民が撤去に反発しています。

 練馬区では、午前9時から区の職員ら約100人を動員し、開通への準備を着々と行っています。関越道が開通した1976年に沿線住民の要望で、途中3カ所に車止めを設置され、通行止めとなっていました。しかし、その後、住宅地にう回する車が増えたため、区では、今月8日に住民との懇談会を開き、そして、22日に区議会で車止めの撤去が決議されました。そして、23日の作業へと至っています。区では、今後、作業を続け、午後1時にはこの道路を開通させたいとしています。
前代未聞の会期外強行採決・明日大泉車止め撤去! 外環道路計画対策委員会
みなさまへ

先日お知らせした大泉・関越道側道の車止め撤去問題です。
今日、異例の臨時区議会が開かれました。結論的に言えば、すったもんだしたあげく、自公の強行採決でした。
その論理は、大気汚染など環境配慮から35年間車止めをしていたことを、あたかも一部住民のエゴのようにいいなし、区行政に従う町会長や自民党後援会などを集めて「合意を得た」というひどいものであり、「あとは行政の判断」だとして「理解を求める」というのです!なくてはならない車止めをはずして、どうして住民の安全が守れるのでしょうか?どうして理解ができるのでしょうか?マスコミも多数駆けつけていましたが、「練馬区はほんとに理解できない」と言っていました。なお、志村区長は一度も答弁せず、でした。

もうひとつわかったことは、これは外環問題そのものだということです。
地図を見てもらえばわかりますが、関越道側道の車止めを撤去することが、外環南進ー目白通りインターと青梅街道インター建設の前提だということです。


今日は40名ぐらいの大泉の方が駆けつけ、自公議員にヤジをとばしていましたが、交流してお互いにこれがひとつの問題だとわかったという次第です。
私たち青梅街道インター予定地住民には「大泉の渋滞・大気汚染改善のため」といっておきながら、当の大泉住民にはこの仕打ち。二枚舌三枚舌の上住民無視の強行突破、許すわけにはいきません。

明日午前中に車止め撤去に区行政がやってくると思われます。地元住民は早朝から見張りを立て、マスコミも7時頃からやってきます。
急なことで駆けつけるのは大変と思いますが、念のため位置を示しておきます。行って来ます。
F
この「こぐれの森緑地」からちょっと東側だと思われます。

極悪志村練馬区政とは徹底対決以外にありません。住民はどんどんつながって、たたかいましょう。
とりあえず。
賛成、反対 住民が殺到 関越道側道車止め撤去 練馬区議会 東京新聞 2007年5月23日
 練馬区議会臨時会が二十二日開かれ、三十年以上前から懸案になっている関越道側道(同区大泉学園町)の車止め撤去に関して、区側に報告を求めた。区議選で新議員が決まってから、すでに一カ月。任期切れまで残り一週間の改選前議員が急きょ請求したという異例の臨時会には、車止め撤去賛成、反対双方の住民ら約百二十人が訪れ、傍聴席に入りきれないほどに。関心の高さをうかがわせた。 (松村裕子)

 臨時会を請求した野党議員は、「議会に諮らず撤去を決めたのは議会無視」「住民の理解を得る努力をしたのか」とただし、二十三日予定の撤去を撤回するよう求めた。

 区側は「これ以上時間をかけても反対住民との話し合いの進展は望めない」との説明に終始。一方、与党議員は「議会の結論を出せなかったのは担当委員会の委員長(野党議員)の責任」と、野党の姿勢を批判した。

 民主などを除く野党四会派は、車止め撤去に関する区の意思形成過程などを担当委員会が検査する決議案を提案したが、賛成少数で否決。

 一方、与党二会派が提出した、交通安全を理由に撤去を容認する決議案が可決された。志村豊志郎区長は「決議を尊重する」と述べた。区は予定通り、二十三日午後一時に車止めを解除する。

 この車止めをめぐって地元住民は、撤去賛成派と、存続を求める反対派とに割れている。双方とも、通学路や側道周辺の生活道路の安全確保を理由にあげている。

 区議会は一九九二年、反対派住民の理解を条件に撤去を求める陳情を採択。その後も賛否両論の陳情が出されたが、継続審議にしていた。
「茶髪は解雇」覆す フリーター泣き寝入りしない (東京新聞) 2007年5月20日 07時42分
 「茶髪」を理由にアルバイト先から解雇されそうになった16歳の少女が立ち上がった。東京都内に住む福家(ふくや)菜津美さん。フリーターらの労働組合「首都圏青年ユニオン」に加わって団体交渉に臨み、会社側の姿勢をただした結果、雇用継続を勝ち取った。「自分と同じような目に遭った人のためにも言わなくちゃって、がんばった」。少女の笑顔は、不当解雇にも泣き寝入りしてきた非正規雇用者たちに、希望をもたらしそうだ。 (佐藤直子)

 「まじめに働いてきたのに、なぜ辞めなくてはならないのですか」

 4月下旬、団体交渉が行われた豊島区内の会議室。机の向こう側の会社幹部や解雇を言い渡した店長、顧問弁護士に向かって福家さんは一息に言った。弁護士が答えた。「髪の色が、店の規則に合っていないからです」

 地元のファミリーレストランでアルバイトを始めたのは中学卒業後の昨年4月。時給820円で週3日、夕方6時から深夜10時までフロアで働く。週5日は早朝から隣町の牛丼店でも働き、バイトの掛け持ちで毎月の収入は14万円ほど。体はきついが、将来の進学や家計の援助のために頑張ってきた。

 そんな生活が今年3月に変わった。ファミリーレストランの新任の店長が従業員の身だしなみを細かく注意し、福家さんには、従業員マニュアルの色見本に沿って、髪の染め直しを求めてきた。

 福家さんは、突然の指示に戸惑った。仕事中は清潔感を保つため長い髪を小さくまとめ、装飾品は一切、外した。客から苦情が出たことは一度もなかったという。

 「前の店長には注意されなかった。すぐに髪を黒く染めろと言われても納得できません」。反論する福家さんに、店長は「一緒に働けない。辞めてもらう」と解雇をほのめかした。半年ごとに更新されるバイトの契約期限は7月末だったが、その期限すら守られない“通告”だった。

 福家さんは4月、知人の紹介で首都圏青年ユニオンのドアをたたく。フリーターの若者たちが、個人で加入している労働組合。組合員になれば団体交渉権が行使でき、会社側と渡り合えることを知った。

 「前の店長は仕事ぶりを認めてくれて時給も20円上げてくれた」。交渉の席上、涙ぐんで声を上げた福家さんの横で、同ユニオンの河添誠書記長は「有期雇用を繰り返してきた福家さんを雇い止めにするには正当事由が必要」と主張した。これに対し「(店長の言葉などに)解雇の意味はなかった」とする会社側は、約1時間の交渉の末、雇用の継続を約束した。

 同ユニオンによると、非正規雇用者の増加を受け、労働者の組合組織率は2割を切っており、残り8割は不当解雇にも泣き寝入りしているのが実情という。

 同ユニオンなどは20日正午から、東京・千駄ケ谷の明治公園で集会を開催。福家さんも体験を報告する。参加無料。問い合わせは集会実行委員会=電03(3468)5301=へ。

5月22日(火)
井荻駅(杉並区)でソウル・ワーカーズ・ユニオンの第1回街宣活動
戻って、夕食はゴーヤーチャンプルー 生協の〆鯖 3色盛り合わせ

5月21日(火)
うつ病などで労災認定、1.6倍と急増 過労自殺も最多 朝日新聞 2007年05月16日22時53分
仕事上のストレスによるうつ病などで精神障害になり、06年度に労災認定を受けた人が、前年度の1.6倍の205人に急増し、過去最多になったことが16日、厚生労働省のまとめで分かった。そのうち「過労自殺」は同1.6倍の66人(うち1人は未遂)で、やはり過去最多。脳・心臓疾患による労災の認定件数も過去最多だった。厚労省は、長時間労働や成果主義の浸透などが主な原因とみており、景気回復の足元で労働者の健康がむしばまれている実態が浮き彫りになった。
図 労働/労災認定グラフ

 精神障害で労災が認められた人は、うつ病関連が106人、神経症やストレス関連障害などが99人。職種別ではシステムエンジニアや医療従事者などの専門技術職が60人で最も多い。年齢別では、働き盛りで負担の集中しやすい30歳代が前年度の39人から2倍以上の83人に急増、全体の4割を占める突出ぶりだ。

 請求件数も増加し続け、前年度より24.8%多い819件だった。

 過労による脳出血や心筋梗塞(こうそく)などで労災認定された人は2年連続で増加し、前年度に比べ7.6%増の355人だった。過労死は10人減の147人。請求件数は最多で同7.9%増の938件だった。

 認定された人の内訳はくも膜下出血など脳の疾患が225人、狭心症などの心臓の疾患が130人。全体の9割にあたる323人が「長期間の過重業務」を理由に認定された。

ヨドバシカメラ、閉店後にヘルパー作業…職安法違反の恐れ (2007年5月22日3時3分 読売新聞)
 家電量販店大手「ヨドバシカメラ」(本社・東京都新宿区)が、契約関係がなく、人件費も負担していない家電メーカー販売員「ヘルパー」を、閉店後の棚卸しや店内改装に従事させていたことが、わかった。

 読売新聞の取材に、複数のメーカーが認めた。大阪や東京などの大型店舗では、残業が翌朝に及ぶケースもあった。厚生労働省によると、棚卸しなどは本来、量販店の従業員が行うべき業務で、ヘルパーを従事させることは、職業安定法違反(労働者供給事業の禁止)にあたる恐れが強いという。

 ヘルパーの就労を巡っては、業界最大手のヤマダ電機やミドリ電化が労働局から同法違反の疑いで是正指導を受け、ヤマダ電機は独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いで公正取引委員会の立ち入り検査も受けている。閉店後の業務にまでヘルパーを従事させていた実態が明らかになったのは、今回が初めて。

 複数のメーカーによると、ヨドバシカメラの主力店「マルチメディア梅田」(大阪市北区)では2月18日、午後9時の閉店後、棚卸しが行われた。担当を割り当てた配置表が店内に張り出され、ヘルパーらは、割り当てられた売り場の在庫を数えて社員に報告した。

 ヨドバシカメラは全国19店舗。棚卸しは各店とも月1回程度あり、メーカー関係者は「他の店舗でもヘルパーを使っていた」と証言している。

 閉店後に売り場の商品展示を変更する店内改装では、さらに長時間残業のケースがあった。マルチメディア梅田では2006年11月16日、午前中に出勤したヘルパーが閉店後も居残り、翌日午前8時ごろまで勤務。東京や横浜市の店舗でも同9月や今年2月、翌朝まで残業した者がいた。ヘルパーの大半はメーカーが人材派遣会社と契約した派遣労働者。残業代を含むヘルパーの人件費は、メーカーが全額負担している。

 ヘルパーの棚卸しへの従事について、ヨドバシカメラは読売新聞の取材に対し、文書で「(ヘルパーがそれぞれ)自社メーカー商品の展示数や在庫数を確保するため行っているもので、弊社の在庫管理の事務を代行しているものではない」とし、職安法違反にはあたらないとの見解を示した。

 これに対し、大手メーカー数社は「ヨドバシカメラから要請を受けたヘルパーらが、お手伝いしてきた」としている。

 ヨドバシカメラは1960年4月設立。2006年3月期の売上高は6012億円で業界第3位。




5月20日(日)
まともに生活できる仕事を!人間らしく働きたい! 青年ユニオンHP

5月20日(日)、東京・明治公園で「全国青年大集会2007」が開催された。参加者数は3300人。牛丼チェーンすき家・光洋シーリング・松下プラズマ等で、立ち上がった労働者が全国から集まった。茶髪だからという理由で、1年間働いてきたファミレス店員の職を不当解雇されそうになった16歳の女性は「ユニオンに入って団体交渉を行い、解雇を撤回できた。労働者の権利はみんなのもの。同世代に伝えていきたい」と発言した。(土屋トカチ)
「休み月3日」「ネットカフェ生活2年」 若者切実な声、全国集会に3300人 東京新聞 2007年5月21日 09時46分
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大勢の若者らが参加し労働条件の改善などを訴えた「全国青年大集会2007」=20日、東京都新宿区で

 働く若者らが労働条件改善などを訴える「全国青年大集会2007」が20日、東京・明治公園で開かれ、主催者発表で3300人が参加した。低賃金で長時間働く派遣労働者やフリーター、人手不足と過密労働に悩む介護・看護職の窮状が報告され、厳しい雇用の一端が浮かび上がった。

 都内の印刷会社で営業職として働く男性(26)はこの5年、月に約100時間の残業代が一切、支払われていないという。会社側に残業代の支払いを交渉したいが、社内に(団体交渉権を持つ)組合はない。最近加入した外部の個人加入の組合を通じて交渉を考えている。

 福岡県から参加した配送業の武内在賢さん(26)も牛丼チェーンの食材配達など、午前5時から深夜まで働くが、月収は17万円前後。残業代は払われず、休みも「月に3日あればいい。上司に訴えれば、辞めろと言われるだけだ」という。

 派遣会社に登録し、倉庫の仕分け作業などをしている都内の女性(25)の月収は多くて12万円。当日になって突然、「今日は仕事がない」と言って帰されることもある。正社員になりたいが、「探しても探しても採用されない」と嘆く。

 財政破たんした北海道夕張市の男性(25)は、友人からのカンパなどを得て参加した。昨年6月、勤めていた警備会社で雇用契約の更新ができず、今年3月からパートで働きはじめた菓子工場の月収は9万円弱。休みは不定だ。街に正社員で働ける場は少なく、仕方なしに景気のいい都会に行ってしまった人は多いという。

 アルバイトの男性(24)は、都内のネットカフェでの暮らしが2年続く。当初はアパートの更新料が払えず、軽い気持ちだったが「住所がないとバイトも限定される。(普通の生活から)落ちるのは簡単だが、はい上がるのは至難」と嘆く。「所持金は2万円。病気をしたら終わり。賃貸契約の敷金や礼金の分割を認めてほしい」と訴えた。

(東京新聞・石井敬、佐藤直子)

<貧困解消>若者3300人が最低賃金引き上げなど訴え集会 5月20日19時54分配信 毎日新聞
 「まともに生活できる仕事を」と20日、東京都新宿区の明治公園に約3300人の若者が参加し、全国青年集会が開かれた。参加者は最低賃金の引き上げや正規雇用の増加、貧困の解消などを訴え「人間らしく働きたいという声をみんなで上げていこう」などとする集会アピールを採択し、都心をパレードした。

 長時間労働や非正規雇用の増加、ネットカフェで生活する若者の出現など、若年者を取り巻く厳しい労働環境や貧困問題を訴えようと、全労連青年部や個人加盟の労働組合、青年組織などが実行委員会を作り開催した。

 ある男性(24)は、住所がないため日払いの仕事しかできず、今の暮らしから抜け出せない現状を説明した。男性は「一度(この生活に)落ちるとはい上がるのは難しい」と訴えた。
【東海林智】
フリーター若者らが集会、安定雇用・最低賃金アップ求める 5月20日22時17分配信 読売新聞
 非正規雇用の増加や、賃金格差の拡大などで、働いても低収入の「ワーキングプア」と呼ばれる若者が増えているとして、安定した雇用や最低賃金の引き上げの実現などを求める集会が20日、東京・明治公園で開かれ、フリーターの若者ら約3300人(主催者発表)が参加した。

 全労連傘下の労働組合などが主催。集会ではまず、都市部を中心に、ネットカフェを宿代わりにする若者が増えている問題について、全労連などが4月中旬から約1か月間調査した結果、北海道から熊本まで全国19都道府県のネットカフェ計93店舗のうち、地方も含めた7割近くで長期滞在の若者がいたことが報告された。

 その後、非正規雇用の労働者らが発言する場が設けられ、ネットカフェを約2年間、転々としている24歳の男性は、「正社員の仕事がなく、日払いの仕事など、その日の生活で精いっぱいで、貯金もできず今は2万円しかない。病気やけがをした時が不安」と窮状を訴えた。
「もう我慢の限界だ」 フリーター労組がデモ、福岡で 朝日新聞 2007年05月19日23時07分
写真 デモ行進するフリーターユニオン福岡の人たち=19日午後6時すぎ、福岡市中央区大名で

 福岡市の天神・大名地区の路上で19日、フリーターなど低収入で不安定な暮らしを強いられている若者たちがデモ行進をした。デモ隊は台車にステレオを載せ、大音響でダンス音楽を鳴らしながら「もう我慢の限界だ」「まともな仕事をよこせ」「フリーターを使い捨てるな」などとマイクで絶叫、自分たちの「生きづらさ」を訴えた。買い物客らで混雑する夕方の繁華街は一時、騒然とした雰囲気に包まれた。

 フリーターなどでつくる労組「フリーターユニオン福岡」(小野俊彦執行委員長)の主催。「五月病祭」と名付けられ、主催者発表で約90人が参加した。「生きさせろ!難民化する若者たち」などの著書がある作家、雨宮処凛(かりん)さんが「景気回復は(低賃金で働く)フリーターのおかげだ」とシュプレヒコールを上げると、沿道の若者たちから拍手と歓声が沸いた。

 デモの前には、同市中央区の教会で、雨宮さんが「生きづらさの変化」と題して講演。「いまの政治は『役立たずは早く死ね』と、生存権の切り崩しを進めている」などと主張した。

パフPAFF
すべての非正規労働者に一人前の賃金を!


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