「労働者はひとつ」「資本とは非和解」を貫き団結つくろう!

   だ    ん      け    つ
東京北部ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
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2009年11月労働者集会に向けて、スタート
150号~169号   (2009.6.16~.7.24)
170号~189号  (2009.7.24~8.19)
190号~209号  (2009.8.20~9.26)
210号~   (2009.9.28~)

 だ  ん   け  つ
2009年9月26日
№209
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

カリフォルニア全州で大学スト突入
 カリフォルニア州全域の州立大学、公立大学で、AAUP(全米大学教授協会)、UPTE(大学専門職・技術職労組、1万2千人)、UCSA(カリフォルニア大学学生協会、20万人)が一斉に授業放棄・ストライキに突入した。

 「トップからカットしろ。ユードフ総長の首を切れ」「カリフォルニア大学の民営化反対」などのプラカードを掲げて、教授・講師、大学スタッフ、学生が各キャンパスで統一集会を開いた。(写真はカリフォルニア大学バークレー校)

地元の商業新聞「サンフランシスコクロニクル」によれば、カリフォルニア大学バークレー校では、警察の推計で5000人の教授・講師、他の職種の職員、学生がキャンパス内のスプロールプラザで集会を開き、「教育は無料にしろ、賃金カット反対」などとコールしながら構内をデモ行進した。(写真はアービン校)
その後、予定外の行動に移った。校外に出て、バークレーキャンパス一帯をデモ行進し、シャタック通りでは全車線に広がって交通を遮断した。テレグラフ通りではキャンパス前で座り込みが行われたという。 カリフォルニア大学10キャンパスの研究職、コンピューター技術者、研究所スタッフなどの職員12,000人を組織するUPTEは、24時間ストライキに突入した。(写真はバークレー校)
 大恐慌の中で、州当局は、今秋分だけで、州の歴史上かつてない240億㌦の予算カットを行った。この夏には、カリフォルニア大学だけで8億㌦のカットが行われている。

 9月14日には、大学の用務員・警備員等の三人に一人に対して、解雇通知が送られた。9月16日には、学費の32%値上げ案が大学理事会で承認された。

 教授、講師は、強制的な無給休暇の増加による大幅な給与カットが行われている。(写真はユードフ総長の首を切れなどのプラカードを掲げる学生)

 ◆民営化反対の大闘争が始まった
 9月24日の授業放棄、ストライキが、直接に掲げているは、給与カットや授業料値上げ反対だ。だが、この怒りの底流には、大恐慌による財政危機を理由して一挙に教育の民営化を進めようとする連邦政府、州政府に対する怒りがある。

 用務員・警備員の大量解雇は、民間委託の始まりであり、他の職種に拡大するのは確実だ。
 そのため、従来は、ほとんどなかった、小中高校のチャータースクール(公設民営校)化との闘いとの連携が始っている。
 全米の公務員大量解雇・民営化への反転攻勢が、ついにカリフォルニア大学から開始されたのだ。

 写真は、UPTEのホームページに掲載されたもの。
 ビデオはカリフォルニア大学バークレー校のスプロール・プラザでの大集会。
http://www.youtube.com/watch?v=APuKukByoQA

 だ  ん   け  つ
2009年9月22日
№208
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
熱気あふれ市東さんの農地を守ろう
9・21群馬集会
 9月21日、高崎市労使会館で、「市東さんの農地を守ろう!9・21群馬集会」が、会場を埋める、80名の参加で勝ち取られました。

 集会の前に上映された『三里塚・大地の乱』の画面の迫力に、初めての参加者の多い会場は息をのむ緊張感でつつまれました。


 
司会が「今日の集会から10月11日三里塚現地集会、11月1日日比谷集会の成功を勝ち取ろう。その力こそが市東さんの農地を守ります」と、開会を宣言しました。
 主催者挨拶に立った、共同呼びかけ人の高階ミチさんは、「ある日、三里塚の写真集を見せてもらって、『こんなにもいい顔をした人たちがいる』ことに心から感動して、市東さんの畑を訪ね、昨年にこの会を立ち上げる一人にさせていただきました。ぜひ、力を合わせて市東さんの農地を守りましょう」と呼びかけました。

 高階さんの紹介で、8月に市東さんの畑に援農に行った7人の労働者、学生が登壇、化学一般・昭和高分子労組・大谷和昭委員長が、「皆さんもまた、一緒に援農に行きましょう」と呼びかけました。

 事務局長の大塚正之さんが基調提案で、市東さんの農地をめぐる攻防を、怒りをもって報告し、「八ッ場ダムのことが連日のニュースになっている。八ッ場の反対派が賛成になっていったのは、当時の社会党が『これ以上反対すると三里塚のようになるから』と屈服をそそのかした。こんな連中に未来はない。では、三里塚闘争に勝利するためにはどうすればよいのか?一回現地集会に行っただけでは社会は変わらない。みんなが毎日働いている足元、自分の職場で市東さんのように闘うことだ。職場での闘いの持っている力はすごいんだ。その勢いで10・11三里塚現地-11・1日比谷集会に大結集しよう。その力が市東さんを守ることに確信を持っていこう。」と鮮明に訴えました。

 いよいよ市東孝雄さんの登場です。市東さんは、「群馬へは三回目。来るたびに参加者が増えることに感謝。私の土地は土地収用法が失効した土地。私は親子3代耕し続けた畑で作った、完全無農薬の野菜を消費者の皆さんに届けることができることを誇りに思っている。この土地を、空港のために奪おうとすることが許せない。金と力で奪おうとしていることが許せない。私の土地は、みんなが血を流しながら守ってきた土地。親父は収用法と闘ったが、私は農地法と闘います。
7月4日に出された<第三の誘導路>攻撃。この先にあるのは軍事空港化です。これに勝利するためには、労働者・市民が立ち上がること。皆さん、ぜひ一度、三里塚に来てみてください」と訴え、会場の参加者は割れんばかりの拍手で応えました。
 会場から青年が次々に登壇しマイクを握りました。自治労の青年は道州制を先取りしている実態を怒りをもって暴露し、青年弁護士は静かに決意を語りました。職場ぐるみで参加した女性からは、「始めて三里塚のことを知り、こんなにも真剣に闘っている人たちがいると知り衝撃を受けました。頑張ります」と発言しました。

 青年に負けじと、拘留された小林多喜二奪還・伊勢崎警察署占拠闘争を闘った小林悟氏、百万人署名運動の益永スミコさんが「三里塚と動労千葉の闘いは人民の革命だ。これで日本は始めて革命ができる」と、青年に熱烈に応えました。
 最後に青柳晃玄氏が、集会のまとめと、これからの闘いの方針を提起し、万雷の拍手でそれを確認しました。
 交流会では市東さんが「今日は、去年の2倍集まったねえ」と言っていましたが、これは「もう一人を連れてこよう」と闘ったことと、体制内派との闘いの成果です。(群馬・O)

英労働組合会議が
イスラエル商品のボイコットを決議
 9月17日、650万人を擁するイギリスのナショナルセンターTUC(労働組合会議)が、イスラエル商品不買運動とイスラエルとの武器取引禁止の提案を圧倒的に可決した(写真はパレスチナの旗を掲げて賛成の挙手をする代議員)。TUCは、典型的な帝国主義的労働運動の組織だ。「労働組合」の名で労働者の闘いを抑えつけ、イスラエルの準国家機関であるヒスタドルート(イスラエル労働組合会議)との密接な友好関係を長い間結んできた。だが、このTUCでさえ、ついにイスラエルのガザ虐殺戦争とガザ封鎖を弾劾し、商品をボイコットする決議をあげるにいたったのだ。

 昨年末から今年初めの3週間のイスラエルによるガザに対する侵略戦争ではパレスチナ人1540人が虐殺され、5000人が負傷した。全世界的に抗議行動、デモが闘われた。抗議行動は、現在も闘われつづけていて、イスラエル商品不買運動もその一つである。
 今回の議案は、FBU(消防士組合、48000人)によって提出された。FBUの2004年大会では、体制内派執行部の反対を押し切って、ランク&ファイルが提出した労働党脱退決議案が圧倒的に可決された。消防の合理化、低賃金に対する大ストライキへの労働党ブレア政権の弾圧に、怒りが爆発したのだ。その翌年には執行部選挙でついに体制内派指導部を打倒した。このように体制内派と闘ってきた組合だからこそ、帝国主義の死活にかかわる中東石油支配の戦略拠点=イスラエルと正面から闘う決議を出すことができたのだ。そして、TUC指導部の必死の妨害にもかかわらず、FBUの決議案は満場一致に近い賛成で可決された。反対はGMB(英一般労組)だけだった。イスラエルをめぐる力関係は激変している。
 この議案を提出したFBUミック・ショー議長は提案説明の中で次のように語っている。

 「年末年始のテレビを見て心を動かされなかった者がいただろうか。しかしイギリス政府は心を動かされなかった。そしてヒスタドルートはこの攻撃を『正当化できる自己防衛行動』だと語った。ヒスタドルートは本当に労働組合なのか、イスラエル政府の代弁人なのではなかろうか。FBUはイスラエル軍の撤退と壁の撤去を呼びかけた。われわれは今、次のように要求している。TUCはガザに対する戦争の結果を見るならばさらなる行動を推進しなければならないと。われわれはイスラエル商品の不買運動を呼びかける。この行動はパレスチナ人とパレスチナの労働組合に対して全世界がこの問題に重大な関心を払っていることを示すものとなる」

 またRMT(鉄道・海運・運輸労組)も今年の年次総会で、パレスチナと連帯するがイスラエルボイコットはしないという従来の方針を転換し、ボイコット決議を可決した。

 帝国主義の世界支配は崩壊を開始した。世界の闘う労働者と連帯して11月集会1万人結集をかちとろう。(K)

 だ  ん   け  つ
2009年9月23日
№207
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
東京北部ユニオンに刷新、
第4回大会開く!!

http://rentaiunion2007.blog105.fc2.com
 全国の仲間の皆さん、長い間更新せずにすみませんでした
私たち「福祉労働者連帯ユニオン」は、2009年9月20日の第4回大会において、
東京北部ユニオンへの名称変更を行うことを決定しました! これは単に名前を変えるということではなく、東京の北部地域(豊島・板橋・北・練馬・文京の5区)に責任をもつ主流派へと飛躍する決意をこめてのものです。国鉄1047名解雇撤回を闘い、職場に団結を作り出していく地域合同労組として生まれ変わります。
いや~それにしてもいい大会でした。午前中から池袋駅前に繰り出して、動労千葉などが呼びかける11・1全国労働者集会への賛同・参加を訴える街宣!新品の新しいノボリが翻る
午後から北部の闘う仲間たちとともに、11月への活動者会議で意気あがる!
そして大会。今年前半の闘いは、大恐慌と大失業のなかで、ハンパないものでした。解雇撤回闘争をどのように闘い、団結を作っていくのか、試行錯誤と失敗の連続でもありました。しかし、コンドルタクシー分会の春闘ストライキや地域に根を張った「リサイクルショップ街」分会を先頭に、大きく前進した1年でもありました。
そして何よりも、全ての闘いを東京北部地区の闘う仲間と一体になって、徹底的に論議して作って来れた。だからこそ、堂々と北部地区に責任を取る組合名称変更し、これまでSWUには加盟してこなかった北部交流センターの仲間もガンガン結集してくれることになったのです。
大会では総括・情勢・方針の3議案を一括採択。1年間のストライキ決議も満場一致で確立。そして「星野文昭さんを奪還する」特別決議もあがりました!
そして団結交流会には大会参加者の大半が残り、大いに有意義な交流をしましたよ
最後は飲み屋の中でインターナショナル合唱、そして飲み屋の外でもまたインター合唱。隣の部屋で飲んでいた学生もノリノリで一緒に肩組んで歌いました

全国の仲間の皆さん。生まれ変わった東京北部ユニオン(通称は今までと変わらず「ソウル・ワーカーズ・ユニオン)、これからもよろしくお願いします

 大会後、交流会へ              最後にインターナショナル
北部11月集会、池袋街宣

 だ  ん   け  つ
2009年9月21日
№206
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
米カリフォルニア州で
全大学が一斉授業放棄へ
 全米最大の州カリフォルニアで9月24日、州立大学が一斉授業放棄に突入する。州の教育予算カット、解雇・強制休暇(賃金カット)、学費値上げに対する実力反撃だ。これまでは、州都サクラメントでの全州結集デモや各大学での抗議行動はあったが、全州一斉に大学で大規模な実力行動をするのは初めてだ。参加するのは、カリフォルニア大学(ロサンゼルス校、バークレー校など多数のキャンパスをもつ)や他のいくつかのカリフォルニア州立大学である。

 ストライキ決議をしたのは、AAUP(全米大学教授協会)、UPTE(大学専門職・技術職労組、1万2千人)、UCSA(カリフォルニア大学学生協会、20万人)だ。また、UCB(カリフォルニア大学バークレー校)連帯連合は、9月24日に授業放棄とティーチインをすることを呼びかけ、またすべての大学職員、学生、その他の関係者にピケットラインを越えないよう呼びかけた。UCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)では、90人の教授が学部スタッフの授業放棄に参加する団結署名をした。

 州の教育費カットによって、たとえばサクラメント州立大学の教授は、月に2日の休暇を取ることを強制されている。その分だけ賃金が減らされる。同大学の学生は、今学期は2400ドルの学費を要求されている。06年の同学期1200ドルの2倍だ。退職教授の不補充と教授や講師の解雇、強制休暇で講義数が減り、どこも満員状態。授業を申し込んでも何期も待たされる状態なのに、学費だけが値上げされている。今期中にさらに学費を10%値上げする案が浮上している。

 カリフォルニア大学当局は、今後2年間で定員の4万人削減を達成するとしている。これは、低所得層を大学から排除する攻撃だ。

 州政府は、生活関連の予算をカットする一方で、それに対する怒りを警察と監獄の力で強引に押さえ込もうとしている。カリフォルニア州は、1984~85会計年度から2009~2010会計年度に、刑務所予算を685%も増加させた。同期間の高等教育予算は159%増加にすぎない。カリフォルニア大学の赤字は、5・6億ドルというが、それは、カリフォルニア州の刑務所が投獄している16万7千人のうちの1万1千人分の費用でしかない。アメリカの刑務所人口は、人口比で世界一だ。これら一切への怒りが本格的に爆発する時代が始まった。(S)

 写真は州の予算カットに抗議するロサンゼルス技術短大の学生(09年6月)

鈴木さん一坪裁判で
仲戸川裁判長に怒り炸裂
  
 9月17日、千葉地裁で三里塚反対同盟の鈴木幸司さん、いとさん夫妻の一坪共有地裁判の口頭弁論が開かれた。この裁判は駒井野の一坪共有地の明け渡しを求めて、千葉県が共有者の鈴木さん夫妻を訴えたもの。この土地は「千葉県物流構想」なるものが計画されていたがすでに頓挫し、県が成田空港会社(NAA)に転売することだけを目的に強奪を狙っている。裁判長は、現闘本部裁判で不当な訴訟指揮を行ったあの民事5部・仲戸川隆人だ。

 開廷に先立って、反対同盟は地裁民事の書記官室を訪れ、仲戸川裁判長への申し入れ行動を行った。6月25日の現闘本部裁判の法廷で突如、実質審理の打ち切りを一方的に通告したことに対して、反対同盟はすでに7月21日に①石橋恵美子、法理哲二証人の再喚問と直接対面による証人尋問②木造建物の存在と建物構造を確認する実地検証を求める申し入れを行っていたが、2カ月が経過しようとしているのに回答がないことへの再度の抗議・申し入れだ。だが仲戸川は書記官を通じて「法廷でしか対応しない」と伝え、あくまで面会を拒否。怒りの中で北原鉱治事務局長が申入書を力強く朗読した。続いて顧問弁護団が、地裁所長に仲戸川更迭を求める申し入れ行動を行い、法廷に臨んだ。

 10時半に開廷。弁護団はただちに葉山岳夫弁護士を先頭に発言を求め、面会拒絶という対応を徹底的に弾劾・追及した。仲戸川は「本件とは関係ない」と言い放ち、法廷は怒りに包まれた。北原さんも傍聴席から「公平な裁判をやれ!」と弾劾した。
 今回の弁論では、先日千葉県側が出してきた準備書面がまったくずさんでいい加減なものでしかないことを弁護団が鋭く追及した。しかも県の代理人は、前回の法廷で提出命令が出されていた譲渡契約書、買付証明書、購入申込書などいずれも「ない」と強弁し、言い逃れを試みた。原告・千葉県は「全面的価格賠償方式」(当事者が反対しても金を払って土地を取り上げる)を使っての一坪強奪を画策している。反対運動の共有の財産である一坪共有地を、空港への地上げ屋的転売のために寄こせ、などというのは全面的に違法・不当だ!

 仲戸川裁判長は「双方の主張を早めにそろえて」などと拙速裁判、早期結審の意図をあからさまにした。抗議の中を閉廷を宣して退出しようとする仲戸川に対し、市東孝雄さんが「法廷でしか対応しないと言うからここにきたのに、関係ないというさっきの態度は何だ!」と鋭く追及した。

 閉廷後に裁判所内の待合室での反対同盟、弁護団、支援者の会合がもたれた。弁護団の解説・発言に続き、鈴木いとさんが「あの土地は私らのものではなく反対同盟の財産です。これからもがんばります」と笑顔で決意を語り、大きな拍手を受けた。動労千葉の後藤俊哉さんのあいさつを受け、最後に萩原進事務局次長が「現闘本部裁判は年内結審、いや年内判決もありうる情勢。市東さんの裁判も重大局面にある」と注意を喚起し、10・11全国集会大結集へ気を引き締めて闘うことを誓い合った。(TN)

 だ  ん   け  つ
2009年9月18日
№205
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
千葉、裁判員裁判に抗議行動
動労千葉が合流しデモ
 9月14日、千葉県で初の裁判員裁判が行われ裁判員制度はいらない!千葉県実行委員会に結集する広範な労働者・市民の闘いが迎え撃った。動労千葉がそれを牽引した。

 朝、30名が地裁前に結集。裁判員拒否者 Iさんが「私は人を裁きたくない!」という怒りの声をあげた。動労千葉からも、裁判員制度が戦争と改憲攻撃であり、11・1で反撃しようとアピールが行われた。地裁前を通る県庁労働者の注目のなか、1000枚のビラはすぐになくなった。

 12時からのデモには多くの動労千葉組合員が合流し、80名の隊列で千葉地裁を包囲し、「千葉地裁はただちに裁判員裁判を中止せよ!」「裁判員をみんなで拒否しよう!」とシュプレヒコールをとどろかせた。

 その後の千葉駅街宣では用意したビラ500枚はすぐにまききってしまった。一方、何人かは裁判員裁判の傍聴に入った。公判前整理で、検察・弁護側が、どこに裁判員の注意を向けることにするかというシナリオのもと進められた裁判は、完全な「裁判ショー」であり、多くの傍聴者が「茶番でしたね」と話かけてきた。 これは裁判などといえない。同時に、労働者にとって、資本への怒りを労働者同士に向かわせる、団結破壊攻撃そのものです。わたしたちは、裁判員制度を本当に廃止させるような労働者・人民の決起をつくりだすためにも、戦争・改憲への道を阻む結集軸として11・1への大結集運動をまきおこし、そこからさらに12・5裁判 員制度反対千葉県大集会の勝利をかちとっていくつもりです。(裁判員制度はいらない!千葉県実行委員会 N)

迎賓館・横田裁判差し戻し審、
弁護側立証に突入
 9月17日東京地裁で、迎賓館・横田爆取デッチ上げ弾圧裁判の差し戻し審第17回公判が開かれ、弁護側の冒頭意見陳述が行われた。東京高裁による一審無罪判決破棄・地裁差し戻しの暴挙により、無実の3同志はすでに22年も「被告」の座に縛りつけられている。許せない! しかも差し戻し審では検察官は立証計画を自ら撤回・変更するしかないところに追いつめられ、完全破産した。そしてこの日、被告団・弁護団による満を持した猛追撃が始まったのだ。

 法廷はかけつけた労働者、支援者であふれかえり、傍聴できない人も多数出るほど。最初に板垣宏同志、須賀武敏同志、十亀弘史同志が次々と立って、検察官の主張を裏付ける「証拠」など一切ないことが改めて明々白々となったにもかかわらず、何がなんでも被告を「有罪」にせよとの国家意思にあくまで従おうとする裁判所の卑劣で犯罪的な態度に激しい怒りをたたきつけた。「問題はきわめて単純だ。私たちは無実だ。やってないから証拠がない。やってないから有罪の立証ができない。このことを現存の法と、ごく当たり前の論理に従って判断すれば、直ちに無罪の判決を出す以外にない!」。傍聴席から「そのとおりだ!」の声が飛び、拍手が何度も起きるが、被告団の迫力と正義性に圧倒された裁判長は、制止することなどまったくできない。続いて弁護団が、すでに破産した検察立証に最後のとどめを刺すために、弁護側立証をとことん攻勢的、徹底的に闘いぬく決意を明らかにした。

 次回は10月15日。次々回は11月24日。林正彦裁判長は、弁護側立証をこの2回で終わらせ、年内に論告求刑という超スピード審理で逆転有罪判決にもちこもうと企んでいる。まさに最後のあがきだ。これを粉砕し、絶対に勝利をもぎとろう。そのためにも11月労働者集会1万人結集が決定的だ。11・1の大爆発をかちとり、デッチ上げ弾圧完全粉砕へ攻め上ろう。(千)


 だ  ん   け  つ
2009年9月17日
№204
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
福岡地裁前で弁護士先頭に
裁判員裁判抗議行動に立つ
 9月9日、福岡地裁で九州では初めての裁判員裁判の開始に対し、「市民のための刑事弁護を共に追求する会」に結集した25名の仲間が、"裁判員制度は廃止だ"と怒りに燃えて半日の抗議行動を行った。

 横断幕を張ったテントを中心に裁判員候補者たちが地裁に来る8時30分から10時と傍聴希望者や裁判関係者が最も通行する昼の時間帯の2回の抗議行動は、注目を集めた。「裁判員制度を廃止に!全九州キャラバン行動」でそれぞれの地域で闘いを共にした北九州、長崎の人たち、佐賀から弁護士が早朝から結集した。

 皆の怒りがビラを渡す時の声となって大きく響く。その先頭で共同代表の渡邉弁護士がマイクを握って、「この間の裁判員裁判は、わかりやすさだけが強調され、被告の防御権が保障されていない。刑事裁判ショーになっている」「国民の8割も反対していることに対し、罰則をもって強制動員して人を裁かせるのは違憲だ」「崩壊しつつある国家的秩序・治安を、国民が国民を裁く側に動員し統治者意識をもたせて支配を維持しようとする改憲攻撃だ」と訴えた。続く訴えも、昨日の山口地裁での裁判員裁判が、13年間、連れ合いの介護で疲れ果てた被告が無理心中を図って10日間の傷を負わせたという殺人未遂事件だが、事件の深刻さは計り知れないものがあるにもかかわらず、たった4時間強で審理が終了、きょう判決という時でもあっただけに、「たった4時間で彼の13年間がわかるのか。これで罪が問えるのか!」と弾劾した。

 昼休みには、ビラをまいている弁護士たちの知り合いたちが、「自分も反対だから。御苦労さん」と声をかけて通って行き、カンパをくれた弁護士もいた。ビラは次々と人の手に渡り、福岡では初めて1400枚もまけた。また、署名をした50代の女性は「絶対反対。呼び出しがあっても自分はいかない。罰金なんか払わない。刑務所にだって行ってやる」と激しい憤りをぶちまけていた。

 今日の事件は覚せい剤密輸事件。「もっとも市民感覚に遠い」事件で、候補者たちからも「市民が参加すべき裁判なのか」「一体量刑判断はどうやってするのか」の疑問が多く出された。裁判員候補者は候補者名簿1万2千人から80名が選出され、最終的に35人が出頭通知を受けた。しかし、来たのは31人で、4人も拒否した。出席率は、全国で行われた8件の裁判員裁判で3番目の低さだ。しかも、当日も4人が辞退を希望し、3人が辞退となった。1人が認められなかったのは重大問題だ。候補者の一人は、マスコミの取材に対し、「3日間拘束されると仕事に影響する。絶対に選ばれたくない。制度にもいい印象をもっていない」と語気を強めて述べた。

 この辞退者の多さこそ、裁判員裁判が破綻必至なことを示している。この間だけでも、あまりの審理時間の少なさに「これで真実が追究できるのか」という声が噴出、福岡ではさらに地裁職員の同席の下でさえ、「審理時間もそうだが、評議時間があまりに短くドタバタした」の批判の声があがっている。私たちの運動が、確実の人々の声をとらえていることを確信し、絶対反対を一層高くかかげ、10・2全国集会を成功させて11月全国労働者集会の1万人結集を勝ち取る中で、廃止を勝ち取っていこう。(福岡 S・N)

香川の教育労働者先頭に
四国初の裁判員裁判に抗議
  9月15日、香川県高松地方裁判所で行われた四国初の裁判員裁判に対して、裁判員制度はいらない大運動の呼びかけに応え、地元香川、徳島、岡山の仲間が抗議行動を行った。
 9時半から始まる選任手続きに来る裁判員候補者に対して、香川の教育労働者は、「私は、『日の丸・君が代』の強制に不起立で闘っています。労働者を強制的に動員する裁判員制度は戦争への道だ。労働者は団結して拒否しよう」と訴えた。

 続いて、徳島の仲間は「裁判員制度は廃止以外にない。裁判員を拒否すれば制度は破綻する」と訴えた。野田隆三郎岡大名誉教授は、「人を裁くことを強制することは問題。裁判員の負担軽減を理由に、公判前整理手続きでストーリーを決め、短時間で判決を出していいのか。裁判員と裁判官とで密室で話し合う評議では、どういう議論が行われているのか」と裁判員制度の問題点を暴露した。

朝8時からビラまきを開始したが、地裁にやってくる裁判員候補者が少ない。先月、候補者60人に呼び出し状を発送し、当日は37人に出席が強制された。しかし、実際に出席したのは29人で、出席率は78・4%とこれまでの裁判員裁判で最低となった。労働者の拒否によって、制度が破綻寸前に追い込まれているのだ。

 裁判は、現住建造物放火、傷害、強盗の3件で起訴された事件で、7月に2回行われた公判前整理手続きで事実関係は争わないことがすでに決められており、「刑の重さ」が争点となり「情状面」が審理の中心となるという。2日目には結審し、3日目には判決だ。こんなデタラメな裁判に強制的に労働者を動員する裁判員制度は廃止以外にない。
 署名に応じる通行人や高山弁護士の本を読んで関心があるという青年、マスコミ動員も含め500人の傍聴者、裁判所職員らに、用意した1000枚のビラを撒ききった。来月には、岡山、徳島でも始まる。11月1万人結集と一体で闘おう。(岡山 本原太郎)

 だ  ん   け  つ
2009年9月16日
№203
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

動労水戸、JR研修センターでストライキに決起
 JR東日本による組織破壊攻撃に対し、7~8月の2波のストライキを打ち抜き、新規組合員を獲得してきた動労水戸が、9月14日、三度ストライキに決起した。JR東日本は、最高裁判決での敗北を居直り不当な遠距離配転を撤回せず、運転士になるためと称して9人の組合員に研修センター入所の発令を強行した。すでに運転士資格を持っているのになぜ研修を受けなければならないのか! 研修初日、研修センターの中で、入所した組合員が怒りのストに決起した。

 午後2時過ぎ、福島県白河市にあるJR東日本総合研修センターの門前には、動労水戸の組合員をはじめ、茨城、福島、宮城、栃木、東京などから闘う労働者がかけつけた。司会の国分勝之副委員長の音頭によるシュプレヒコールにつづき、石井真一委員長が動労水戸23年間の闘いの歴史を振り返りJRによる不当労働行為を弾劾、ストライキの意義と勝利への決意を表明した。激励の発言が、動労千葉、茨城県地域連帯労組、全金本山労組、東北せっけん労組、ス労自主から寄せられた。2時50分、スト突入の時間に合わせ連帯のシュプレヒコールが響き渡る。入所していた組合員が門前に現れ感動的な合流を果たした。引き続き、宮城、福島の労働者、全学連の坂野陽平委員長代行、動労水戸家族の辻川あつ子さんが発言。集会の脇を通って行き来する研修中の青年労働者に、ともにストで闘おう、動労水戸と団結しようという熱い呼びかけが続いた。最後にストに突入した組合員を代表して、木村郁夫書記長が発言。屈服強要を許さず、400人が入所している研修センターの中で2カ月間闘い団結を拡大する、新自由主義の頂点に立っているJR東日本を打倒するとの戦闘宣言を発した。そして、労働者の解放をかちとるために11月労働者集会への結集を呼びかけた。

 不屈に闘う動労水戸のストライキは、11月集会1万人結集実現への決定的な号砲だ。この闘いに応えて職場、街頭で組織戦に打って出よう。(TK)
自由主義攻撃に反撃する 英労働者

英・ベスタス工場の労働者が工場占拠  双龍闘争に呼応し

  韓国双龍労働者の77日間の工場占拠、権力との死闘が、全世界の労働者をふるいたたせている時に、イギリスでも世界大恐慌に真っ向から立ち向かう労働者の階級的闘いが、工場占拠闘争として爆発している。
 イングランド南部のワイト島にあるベスタス風力発電機製造工場(デンマーク資本)の労働者が、工場閉鎖と600人の首切りに反対して、7月20日から8月7日までの18日間、工場占拠の闘いに決起した。占拠後、ただちに工場を包囲した機動隊と会社側の暴力部隊に対抗し、工場の門前に、占拠労働者の防衛・連帯のピケが張られ、支援団体のテント村が作られた。
 この報に、ロンドンを始め、全英各地で「工場占拠、断固支持」のデモや集会が爆発的に展開された。占拠中、韓国サンヨン労働者との間で連帯のメッセージが交換されている。

 工場占拠闘争は、裁判所の退去命令によっていったんは終息した。しかし彼らは、この間かけられた会社側の報復的解雇攻撃をものともせず、「意義のある工場占拠だった」「闘いは、これで第一段階から第二段階に移る」「必要なら、工場占拠を何回でも、どこででもやる」「家族との再会をはたし、今夜の決起集会には、断固参加し、闘争継続を訴える」と、数百人の組合員、支援者を前に、意気軒高と述べている。
(写真 ベスタスの工場を占拠した労働者)
工場閉鎖、首切りへの反撃
 この工場の資本=ベスタス社は、風力発電機製造の世界最大手であり、ワイト島の工場は、イギリスで唯一の風力発電機製造工場である。ベスタス社は、ワイト島工場閉鎖の理由として、イギリスには風力発電機の有力な市場がない、イギリス政府は風力発電に積極的ではない、などとして、アメリカのマサチューセッツ州に巨大な風力発電基地の建設を決めている。
 闘争は、7月20日、突然、工場閉鎖と首切りの通告を受けた525人のベスタス労働者によって開始された。30人近い労働者が、会社の事務室を占拠し、バリケードを築いて、工場占拠に突入した。彼らのかかげた要求は、工場閉鎖反対・首切り反対、風力発電機製造工場を国有化せよである。工場を包囲した機動隊と会社側の暴力部隊の壁を破って、占拠に合流しようとした5人の労働者が逮捕された。占拠中の労働者を防衛するために、工場の前では、連日、200人規模のピケやデモや集会が行われ、環境団体などの支援グループがキャンプを設営した。
 会社側は、工場占拠の当初、占拠労働者への食料供給を一切遮断し、糧道を断つ作戦を強行したが、世論の怒りにおされてピザの差し入れを余儀なくされた。しかし、そのピザの包装紙の中に、「占拠中の労働者は、即時解雇、退職金なし」という一方的通告の文書を挿入するなどという卑劣な手段を用い、労働者の怒りをいっそう爆発させることになった。
 連帯闘争の爆発
 ベスタス工場の労組(RMT=鉄道・運輸・海運労組加盟)が全国の労働者にむけて発した支援・連帯を求める呼びかけにこたえて、7月22日、ロンドンでは、エネルギー環境省に対して、ベスタス工場閉鎖反対と国家による救済措置を要求するデモが「ベスタス労働者の工場占拠闘争に勝利を!」というプラカードをかかげて行われた。このロンドンの闘いを先頭に、工場閉鎖に対して抗議し、工場占拠を支持する大衆的デモが、リバプール・マンチェスター・ブリストルなど全国各地で、波状的に行われていった。ベスタス労働者支援・連帯のホームページが開かれ、激励のメールとカンパが集中、数日間のうちに、この工場占拠闘争は、全イギリス的闘争となった。
 緑の党などは、この闘争が風力発電というクリーン・エネルギーを守るために貢献しているということを支援の理由にしているが、イギリス各地の労働者は、恐慌下の工場閉鎖、首切りに反対する工場占拠だという点で感動し、連帯行動に立ち上がっているのだ。
 追い詰められる会社側
 会社側は労働者に対し、占拠開始から3日目の22日、10時30分までに退去せよ、という通告を行い、解雇の脅迫に加えて、建造物侵入罪で告訴するぞ、という恫喝を加えてきた。しかし占拠中の労働者はこれらを無視し、断固として占拠を続けた。
 7月28日、ロンドンのエネルギー環境省に対する第2波デモが行われた。多くの組合の動員に加えて、環境団体などの支援グループが参加した。
 会社は、こうした状況のなかで、予定の7月31日に工場を閉鎖することができなかった。組合(RMT)本部は、次のようなメッセージを発した。
 「ワイト島ベスタス風力発電機製造工場の占拠闘争は、本日(7月31日)、決定的な地平を切り開いた。ベスタス工場の労働者は、工場閉鎖予定日を工場占拠の継続で吹き飛ばし、会社は本日朝、交渉の無期延期を通知せざるをえなくなった。これは巨大な勝利である」

 8月1日には、ワイト島のニューポート市の中心地で、ベスタス労働者の工場占拠を支持する大デモが行われた。
 8月5日、会社側の要請を受けて、裁判所が工場占拠に対して退去命令を発した。これに抗議して、ベスタス社の港湾地帯作業所の屋上占拠が行われた。これを行ったのは、RMTの組合員と環境団体の活動家の5人で、テントを張り、十分な食料をもちこんで、抗議の篭城を開始した。

 8月7日、裁判所の退去命令をもった執行吏と守衛がベスタス工場に入った。占拠中の6人はいったん工場を出た。彼らは、工場前にピケをはっていた数百人の組合の仲間、支援者、家族に喝采をもって迎えられた。途中まで占拠に参加していた5人とあわせて、11人のベスタス労働者は、会社から退職金なしの解雇処分を受けた。会社側は、工場占拠を建造物侵入だと言っているが、これらの労働者を告訴するかどうかは、未定である。

 8月中旬、9月初旬に、ベスタス闘争支援全国行動日が設定されている。会社側との折衝は、継続中と見られる。
 工場占拠闘争の拡大
 工場占拠闘争は、一方的な通告で、労働者の職を奪い、生活を破壊しようとする資本の横暴に対し、労働者が、労働者としての誇りをかけて団結して決起し、階級としての自信を回復・獲得する闘争として、また体制内労働運動の壁を突き破る闘いとして、まさに大恐慌のもとで、文字通り職場から、職場において、戦闘的大衆的に闘われ、中南米諸国からアメリカへ、韓国へ、そして全ヨーロッパに拡大している。30年代にアメリカで行われた工場占拠闘争を再現するような闘いが発展しつつある。闘争の直接の帰結は、現在の段階では、工場閉鎖をのまざるをえず、一定の退職金の獲得に終わるにしても、いったん現場労働者が、自分たちの職場を闘いの砦として、資本に対する強力な武器としてつかみとり、階級的力を敵味方に見せ付けるということは、かぎりなく偉大な経験として、全労働者階級に獲得されていくのだ。


 だ  ん   け  つ
2009年9月12日
№202
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
9/14 に 動労水戸ストライキ

 動労水戸は、JR東日本による最高裁判決を逆手にとった組合破壊攻撃に対して、7月~8月と2波のストライキを軸に闘い、不当配転を阻止し、新しい組合員を獲得、JR東日本を追いつめ、闘いを継続しています。

 しかしながら、JR東日本は、不当な遠距離配転を撤回せず、運転士になるための研修センター入所発令を強行してきました。

 動労水戸は9月9日19時から闘争委員会を開催し、ストライキで反撃することを決定しました。 組合の団結を強固に固めながら、不屈に闘う動労水戸36名の決起は、8.30情勢下で11月へ激しく闘いぬいている全国の仲間に対する限りない激励です

■動労水戸闘争委員会での決定事項■
1.9月14日(月)入所する当事者組合員が14時45分からストライキ突入。
2.全体の結集方針
9月14日(月)14時
福島県白河市「JR東日本総合研修センター」入口に結集




 だ  ん   け  つ
2009年9月16日
№203
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
動労水戸、JR研修センター
ストライキに決起
 JR東日本による組織破壊攻撃に対し、7~8月の2波のストライキを打ち抜き、新規組合員を獲得してきた動労水戸が、9月14日、三度ストライキに決起した。JR東日本は、最高裁判決での敗北を居直り不当な遠距離配転を撤回せず、運転士になるためと称して9人の組合員に研修センター入所の発令を強行した。すでに運転士資格を持っているのになぜ研修を受けなければならないのか! 研修初日、研修センターの中で、入所した組合員が怒りのストに決起した。

 
午後2時過ぎ、福島県白河市にあるJR東日本総合研修センターの門前には、動労水戸の組合員をはじめ、茨城、福島、宮城、栃木、東京などから闘う労働者がかけつけた。司会の国分勝之副委員長の音頭によるシュプレヒコールにつづき、石井真一委員長が動労水戸23年間の闘いの歴史を振り返りJRによる不当労働行為を弾劾、ストライキの意義と勝利への決意を表明した。激励の発言が、動労千葉、茨城県地域連帯労組、全金本山労組、東北せっけん労組、ス労自主から寄せられた。

2時50分、スト突入の時間に合わせ連帯のシュプレヒコールが響き渡る。入所していた組合員が門前に現れ感動的な合流を果たした。引き続き、宮城、福島の労働者、全学連の坂野陽平委員長代行、動労水戸家族の辻川あつ子さんが発言。集会の脇を通って行き来する研修中の青年労働者に、ともにストで闘おう、動労水戸と団結しようという熱い呼びかけが続いた。最後にストに突入した組合員を代表して、木村郁夫書記長が発言。屈服強要を許さず、400人が入所している研修センターの中で2カ月間闘い団結を拡大する、新自由主義の頂点に立っているJR東日本を打倒するとの戦闘宣言を発した。そして、労働者の解放をかちとるために11月労働者集会への結集を呼びかけた。

 不屈に闘う動労水戸のストライキは、11月集会1万人結集実現への決定的な号砲だ。この闘いに応えて職場、街頭で組織戦に打って出よう。(TK)


自由主義攻撃に反撃する 英労働者

英・ベスタス工場の労働者が工場占拠  双龍闘争に呼応し

  韓国双龍労働者の77日間の工場占拠、権力との死闘が、全世界の労働者をふるいたたせている時に、イギリスでも世界大恐慌に真っ向から立ち向かう労働者の階級的闘いが、工場占拠闘争として爆発している。

 イングランド南部のワイト島にあるベスタス風力発電機製造工場(デンマーク資本)の労働者が、工場閉鎖と600人の首切りに反対して、7月20日から8月7日までの18日間、工場占拠の闘いに決起した。占拠後、ただちに工場を包囲した機動隊と会社側の暴力部隊に対抗し、工場の門前に、占拠労働者の防衛・連帯のピケが張られ、支援団体のテント村が作られた。

 この報に、ロンドンを始め、全英各地で「工場占拠、断固支持」のデモや集会が爆発的に展開された。占拠中、韓国サンヨン労働者との間で連帯のメッセージが交換されている。

(写真 ベスタスの工場を占拠した労働者)
工場閉鎖、首切りへの反撃
 この工場の資本=ベスタス社は、風力発電機製造の世界最大手であり、ワイト島の工場は、イギリスで唯一の風力発電機製造工場である。ベスタス社は、ワイト島工場閉鎖の理由として、イギリスには風力発電機の有力な市場がない、イギリス政府は風力発電に積極的ではない、などとして、アメリカのマサチューセッツ州に巨大な風力発電基地の建設を決めている。

 闘争は、7月20日、突然、工場閉鎖と首切りの通告を受けた525人のベスタス労働者によって開始された。30人近い労働者が、会社の事務室を占拠し、バリケードを築いて、工場占拠に突入した。彼らのかかげた要求は、工場閉鎖反対・首切り反対、風力発電機製造工場を国有化せよである。工場を包囲した機動隊と会社側の暴力部隊の壁を破って、占拠に合流しようとした5人の労働者が逮捕された。占拠中の労働者を防衛するために、工場の前では、連日、200人規模のピケやデモや集会が行われ、環境団体などの支援グループがキャンプを設営した。

 会社側は、工場占拠の当初、占拠労働者への食料供給を一切遮断し、糧道を断つ作戦を強行したが、世論の怒りにおされてピザの差し入れを余儀なくされた。しかし、そのピザの包装紙の中に、「占拠中の労働者は、即時解雇、退職金なし」という一方的通告の文書を挿入するなどという卑劣な手段を用い、労働者の怒りをいっそう爆発させることになった。
 連帯闘争の爆発
 ベスタス工場の労組(RMT=鉄道・運輸・海運労組加盟)が全国の労働者にむけて発した支援・連帯を求める呼びかけにこたえて、7月22日、ロンドンでは、エネルギー環境省に対して、ベスタス工場閉鎖反対と国家による救済措置を要求するデモが「ベスタス労働者の工場占拠闘争に勝利を!」というプラカードをかかげて行われた。このロンドンの闘いを先頭に、工場閉鎖に対して抗議し、工場占拠を支持する大衆的デモが、リバプール・マンチェスター・ブリストルなど全国各地で、波状的に行われていった。ベスタス労働者支援・連帯のホームページが開かれ、激励のメールとカンパが集中、数日間のうちに、この工場占拠闘争は、全イギリス的闘争となった。。
 工場占拠闘争の拡大
 工場占拠闘争は、一方的な通告で、労働者の職を奪い、生活を破壊しようとする資本の横暴に対し、労働者が、労働者としての誇りをかけて団結して決起し、階級としての自信を回復・獲得する闘争として、また体制内労働運動の壁を突き破る闘いとして、まさに大恐慌のもとで、文字通り職場から、職場において、戦闘的大衆的に闘われ、中南米諸国からアメリカへ、韓国へ、そして全ヨーロッパに拡大している。30年代にアメリカで行われた工場占拠闘争を再現するような闘いが発展しつつある。闘争の直接の帰結は、現在の段階では、工場閉鎖をのまざるをえず、一定の退職金の獲得に終わるにしても、いったん現場労働者が、自分たちの職場を闘いの砦として、資本に対する強力な武器としてつかみとり、階級的力を敵味方に見せ付けるということは、かぎりなく偉大な経験として、全労働者階級に獲得されていくのだ。

 だ  ん   け  つ
2009年9月12日
№202
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
9/14 に 動労水戸ストライキ

 動労水戸は、JR東日本による最高裁判決を逆手にとった組合破壊攻撃に対して、7月~8月と2波のストライキを軸に闘い、不当配転を阻止し、新しい組合員を獲得、JR東日本を追いつめ、闘いを継続しています。

 しかしながら、JR東日本は、不当な遠距離配転を撤回せず、運転士になるための研修センター入所発令を強行してきました。

 動労水戸は9月9日19時から闘争委員会を開催し、ストライキで反撃することを決定しました。 組合の団結を強固に固めながら、不屈に闘う動労水戸36名の決起は、8.30情勢下で11月へ激しく闘いぬいている全国の仲間に対する限りない激励です

■動労水戸闘争委員会での決定事項■
1.9月14日(月)入所する当事者組合員が14時45分からストライキ突入。
2.全体の結集方針
9月14日(月)14時
福島県白河市「JR東日本総合研修センター」入口に結集



自由主義攻撃に反撃する 英労働者

ストライキと工場占拠で決起
 大恐慌下、民営化と闘う英郵便労働者

  波状ストへの突入

 イギリス郵便労働者は、世界大恐慌に立ち向かい、民営化反対の数波にわたる闘争を、体制内労働組合の壁と激突しつつ、粘り強く闘い続けている。

 6月19日、ロンドン全域とスコットランドの一部地区の郵便労働者が、2日間のストを闘った。スト権投票は、91%という高率だった。

 7月17日の“全国統一行動”では、1万2千人がストを闘った。
 8月7日、2万5千人の郵便労働者が、一連の24時間郵便ストの一環として、ストを行った。

 8月12日には、ロンドンの数千の郵便労働者が24時間ストを行った。全国的には参加者は、1万2千人で、郵便物の集配にまる一日中影響が出た。
  (写真 ストライキ中にデモをする郵便労働者【7月20日】

  体制内指導部への怒り

 こうした数波におよぶ英郵便労働者のストライキは、ロイヤルメール(郵便公社・郵便部門)が計画している「部分的民営化」計画と、その先取りとして、現在郵便事業現場に襲いかかっている当局・資本の攻撃に対する怒り、そしてこうした闘いを抑えつけようとしている体制内労働組合指導部への怒りの爆発である。

 現在、労働党政府は、野党である保守党の支持のもとに郵便事業の民営化、さしあたりは、ロイヤルメール(郵便部門)の30%を民間会社に売却する計画を強行しようとしている。しかし、現在の世界大恐慌情勢のなかで、なかなか、買い手がみつからない状況だ。このなかで、イギリスの郵便労働者を組織するCWU(通信労働組合)は、民営化計画は、“ロイヤルメールとCWU合作による近代化プラン”として遂行されるべきだ、などと称して基本的に賛成し(2007年の労資協定)、現在、買い手の民間企業が見つからないのは、ロイヤルメールの“近代化プラン”推進の努力が足りないからだ、などと“批判”している有様である。

 しかし、郵便労働者の職場では、民営化を待たずに、休憩時間を認めない勤務計画、時間外労働の強制など、協約違反の数々の労働強化が襲いかかっている。組合の会議では、一年に46時間にのぼる超過勤務、年収が6千ポンド(約93万円)減収した例、強制配転が日常となり、労働条件が日々悪化している例などが、怒りをもって報告されている。

 民営化計画の核心には、30~40%におよぶ首切りとならんで、膨大な赤字をかかえる年金制度の問題がある。ロイヤルメール関係者は、「年金制度の廃止」を公言している。ところが、CWU本部は「今のようなガタガタの経済の状況では、年金要求はできない。近代化が先だ」などと主張し、ロイヤルメールの年金攻撃を容認している。こうしたなかでマスコミは、「レーガン・サッチャーの勇気に見習え」などとあおっている。
  決起する現場労働
 郵便労働者は、こうした現実に対し、波状ストで闘っているが、その闘いの最大の妨害者はCWU(通信労働組合)そのものである。現場労働者は、全国ストを求め、そのためのスト権投票の実施を要求する声が400から500の支部から本部に殺到していた。しかしCWU本部は、これを執拗に無視し、絶対に全国統一ストの指令は出さず、各支部のストライキを分断し、無力化し、労働党政府およびブルジョアジーとの激突を必死になって避けようと、全力をあげているのである。

 7月17日のCWU全国集会では、本部への怒りが爆発し、ある代議員は、「私は、公認だろうと非公認だろうと、ストはやるつもりだ。それに、闘う鉄道労働者、地下鉄労働者との最大限の団結をかちとるべきだと思う」と発言した。さらには、「労働党と絶縁せよ」という動議さえ提出される〔討論はされなかったが〕まで、政府・体制内労働組合への現場労働者の怒りは高まっている。

 だ  ん   け  つ
2009年9月10日
№201
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
労働者は11月集会へ驀進しよう
仙台で「法大弾圧許さない!8学生を取り戻そう」の
集会後、コールを響かせ街中をデモ行進(8月30日)
     戦後革命期以来の
  「大動乱期」に突入

 
今や日本の歴史は、戦後革命期以来最大の政治的な大激動期、大動乱期に突入した。日々激化し深まる世界大恐慌のもとで、一方では支配階級の政治支配体制の危機と崩壊、他方では被抑圧階級の不満と憤激の爆発とが一体的に進行し、革命的情勢へと、ついに日本の政治情勢・階級情勢も現実的に突入したのである。

 8・30総選挙の結果は、労働者階級人民の壮大な怒りの爆発が自民党支配を決定的に打倒し、戦後一貫して長期の独裁支配を続けてきた自民党が政権から転落したということであった。ほぼ事前の世論調査などの予想どおり、民主党が「絶対安定多数」をはるかに上回る308議席を獲得し、他方で自民党は119議席と、前回の3分の1の議席にまで転落した。これは戦後かつてない政治的、体制的な大激変情勢である。

 まさに都市と農村を問わず、労働者階級人民の抑え難い自民党支配への憤激が全国で激しく大規模な雪崩と地滑りを引き起こし、自民党を吹き飛ばし、政権からたたき落としたのだ。
  民主党・連合政権との全面的対決に
 今後、民主党政権がたちどころに破綻し崩壊したとしても、従来のままの自民党の再復活などもうありえない。自民党支配を補完してきた公明党も、労働者階級の怒りをたたきつけられて大きく没落した(太田代表、北側幹事長、冬柴前幹事長らが落選)。
 しかし他方で、大勝した民主党は、総選挙でのあまりにもドラスチックで激しい労働者階級の怒りの爆発という結果に、本質的に自民党と変わらぬブルジョア政党として、むしろ恐怖し、おじ気づき、腰が引けている状態だ。資本主義の崩壊と革命の現実性の前に、本質的に打ち震えているのである。

 さらに日本共産党は、選挙戦で、米帝オバマへの限りない賛美と「建設的野党」の宣伝にうつつをぬかし、スターリン主義としての反革命的本質をいよいよ純化させた。そのことで一層の破産と没落を開始している。
 民主党政権は、実質的に連合=体制内労働運動の最大実体との結託体制、すなわち「民主党・連合政権」である。しかもその民主党のマニフェストの最大スローガンは、「無駄遣いの一掃」である。

 これは要するに労働者に対する徹底的な首切り(大量解雇)、賃下げ(これはすでに「総額人件費削減」が本格化した97年あたりからものすごい勢いで進行している)、そして非正規雇用化を一層推進するということである。しかも自治労や日教組の体制内指導部の屈服を前提とし、先兵として、道州制・民営化攻撃と一体のものとしてそれをやるのだ。

 選挙過程で、断末魔の自民党は、「知ってビックリ民主党/これが実態だ! 労働組合が日本を侵略する日/民主党にだまされるな!」という、これが政権政党かと驚くような常軌を逸した全戸パンフをばらまいた。社保庁を始め4大産別の公務員労働者・労働組合に対する敵意むき出しの攻撃に、最後の「望み」を託したのだ。だが通用しなかった。

 連合を労働者への攻撃の先兵としてくるところに民主党政権の労働者階級にとっての恐るべき現実がある。「民主党・連合政権」との対決は、階級的・戦闘的・原則的に闘う労働者にとっては、まさに勝利へ前進するチャンスでもあるのだ。

7日神戸地裁、8日大阪地裁と裁判員裁判抗議行動
 9月7日神戸地裁、8日大阪地裁と、関西でも裁判員裁判が開かれたことに対し、とめよう戦争への道!百万人署名運動大阪府連絡会の呼びかけで、連日の抗議行動が闘われました。

 7日の神戸地裁前では、早朝からのビラまきを行い、続く8日大阪地裁前抗議行動には、呼びかけに応えて、百万人署名運動奈良県連絡会、全国連西郡支部、大阪星野さんを取り戻す会、関西労組交流センターなどから延べ約40人が結集し、早朝から闘いぬきました。また、裁判員制度はいらない!大運動の武内更一弁護士と裁判員いらなインコがこの日のために東京から駆けつけ、大阪弁護士会の富崎正人弁護士と一緒に抗議行動の先頭に立ちました。
 百万人署名運動と裁判員制度はいらない!大運動との共同の行動で、大阪の地でついに、裁判員制度絶対反対の闘いを大衆的に爆発させる突破口を切り開きました。

 朝8時、大阪地裁正面に登場し、「裁判員制度はいらない!大運動」の横断幕、「百万人署名運動」の幟、旗を林立させるとともに、大阪地裁4か所の入り口に分かれ、幟を立て、呼び出された裁判員候補者、出勤してくる裁判所の職員、報道陣や通行人にビラまきを行いました。大運動の弁護士とインコは、地裁正面前に陣取り、でマイクを握って道行く人々に抗議のアピールを続けました。
9時半過ぎには全員が正面に集まり、ミニ集会が開かれました。大運動の二人の弁護士、百万人署名運動大阪府連絡会、全国連西郡支部、ス労自主、大阪星野さんを取り戻す会からのアピールを受けた後、裁判員の選任が行われる裁判所に向かって全員で抗議のシュプレヒコールを上げました。

 11時、傍聴手続きが行われる地裁第二別館近くの路上に移動し、傍聴を希望する人や通行人、裁判所にきた人々にビラを手渡し、裁判員裁判に対する抗議のアジテーションを続け、第二弾の抗議行動が行われました。
12時半すぎ、簡単な総括集会が開かれました。この中で、ビラを受け取る人々の反応が良く2000枚のビラがまかれたことが報告されました。そして、裁判員制度を廃止に追い込むまで粘り強く闘い続けること、10・2全国集会を成功させ、11月集会1万決起をかちとることが勝利の核心であることを全体の拍手で確認し、今日の行動を終えました。
百万人署名運動大阪府連絡会呼びかけによる連日の抗議行動の成功、とりわけ大阪での大衆的取り組みとしての成功は、大きな意義があります。

 それは何よりも、裁判員制度を国家権力と一体となって推進している日弁連主流の牙城である大阪の地で、裁判員制度絶対反対の大衆的反撃の火柱を燃え上がらせたことです。そしてとりわけ、労働者民衆の裁判員制度に対する怒りの決起を確信して、たとえ一人きりであっても「絶対反対」を貫く裁判員制度はいらない!大運動の弁護士との共同の闘いとして爆発させたことの意義は計りしれません。

 「罰金10万円」の恫喝にもかかわらず、8月3日の東京地裁での開始以来、辞退者、欠席=拒否者が相次いでおり、神戸では6名、大阪でも3名の欠席=拒否者が出ています。大阪地裁は、「高い出席率だった」と宣伝していますが、実は呼び出し状送付の数を、それまでの半分に減らしていたのです。労働者民衆の怒りの前に、裁判員制度の破綻は必至です。労働者民衆の「絶対反対」の怒りの息吹で、日弁連を分岐させていこう。
 また、8月22日に開かれた百万人署名運動全国活動者会議での論議と確認を踏まえ、あらたに大阪府連絡会として再出発することを決意し、勝利的に確実な一歩を踏み出すことができたことは決定的です。
10月27日には京都地裁と大阪地裁堺支部、11月24日には奈良地裁で裁判員裁判の強行が予定されています。神戸、大阪と連日闘いぬく中で、それに向かって「裁判員制度絶対反対」の宣伝と闘いを繰り広げていくとともに、一切の勝利の核心である11月全国労働者集会の1万決起実現のために、闘い続けていく決意を改めて打ち固めました。

 だ  ん   け  つ
2009年9月7日
№200
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

裁判員制度やめろ!秋の闘いへ

 8月から裁判員裁判が始まった。東京地裁とさいたま地裁で行われた二つの裁判だけでも、さまざまな問題点が浮き彫りになった。秋から各地で続々と裁判員裁判が始まり、闘いは重要な段階を迎える。どのように闘うべきか? 「裁判員制度はいらない!大運動」の呼びかけ人の一人であり、「憲法と人権の日弁連をめざす会」代表の高山俊吉弁護士にお話をうかがった。

(写真 高山俊吉さん【東京弁護士会所属】)

 ワイドショー化した裁判

「市民参加」とは名ばかり
〈同意と強制〉で戦争動員  裁判員制度の本質と狙い
 高山 二つの裁判の中に、裁判員制度の本質と狙いがはっきりと示されていると思います。「体感治安」の不安と言いますが、世の中なんとなく落ち着かないという不安感を背景に、「現代の赤紙」で市民を動員し、「公」のために市民に市民を監視させ取り締まらせる。「豆を煮るにまめがらをたく」という言葉がありますが、兄弟同士がお互いに傷つけ合う。「現代の隣組」であり、相互監視制度です。心の中に権力が踏み込んで、最基底部から「国を守る気概」をつくりだす。そのための権力的司法の公民教育なのです。「苦しみつつ権力化する市民」がそこから生まれる。

 「簡易・迅速・重罰」は戦争に臨む司法の最大の特徴です。”兵隊さんが前線で闘っているときに、銃後で人権だの民主主義だのと言っているわけにはいかない。彼も闘いなら我も闘い。兵隊さんに前線で心おきなく闘ってもらおう”ということです。

 戦前の日本でも、弁護士会が関東軍に感謝状を贈り、戦闘機まで贈呈しました。最大の人権侵害である戦争政策に命をかけても抵抗すべき弁護士が、人を殺す道具・大量殺戮(さつりく)の武器を軍隊に提供するところまで落ち込んでいった。それこそ究極の「同意」です。労働組合が戦争政策の担い手になったことも忘れてはいけません。

 でも、当時と今とで決定的に違うことがあります。ナチス・ドイツも、戦前の日本も、徹底的な国家統制のもとで反対勢力の存在が許されなかったというところです。今は違う。闘う労働運動があり、闘う弁護士の力もある。国会が全政党一致で裁判員制度を成立させても、国民の85%が背を向けている。それがすでに闘いです。
反発・批判は一層広がる 秋の闘いが極めて重要だと思います。展望と具体的方針
高山 いったん制度が始まると、往々にして反対運動は退潮します。消費税や自衛艦のインド洋派遣など、反対運動があってもいったん制度・政策が動き出せば、やめさせるのはなかなか難しいことになる。しかし、裁判員制度はそのような運命をたどらない。ここが私たちの勝機です。制度発足後、反発・批判は、いよいよ強く、いよいよ高く、いよいよ広範になった。5月の制度開始後の世論調査で80%を超える国民が制度に背を向けている。宗教界でも、日本カトリック司教協議会(※)は「聖職者は、たとえ過料を払っても出頭すべきでない」と発表しました。(※司教ら聖職者7600人、信徒約45万人)

 この運動の決定的特徴は、一人ひとりが反対することが大きな力になるということです。裁判員が法廷に行かなければ制度が破綻する。どこまで行ってもこの制度は危機をはらんだままです。

 翼賛勢力も動揺しています。共産党や国民救援会などにも動揺と混乱が広がっている。マスコミのあいだでも、これでいいのかという声が出ています。
「絶対反対」を貫けば勝てる
これから闘っていく上で最も重要なことは、「裁判員制度絶対反対」の立場を一歩も引かないことです。

 私たちは、「修正ではない。〈やめろ!〉だ」というところから一歩も下がらない。なぜなら、裁判員制度は本質的に改憲であり、一人ひとりの国民を戦争政策の担い手にする制度だからです。戦争政策に手直しはない。”重火器をやめてピストルで殺そう”という反戦運動はないでしょう。

 反裁判員闘争の勝利は、改憲阻止闘争の勝利に直結しています。国民がこの戦時国策を粉砕すれば、改憲をめぐってしのぎを削る白兵戦で全面的に前進する。反裁判員闘争ほど仲間の多い闘いはありません。

 9月以降、各地裁で裁判員裁判が一斉に始まります。1年間で2000件以上、1カ月に150件以上もやります。11月からは、無罪を争う裁判や死刑求刑を争う超重大裁判が始まります。比較的「軽い」事件の裁判でもこれだけ悲鳴が上がっているのです。11月になったら途方もない状況が始まります。制度のもっともっと深刻な問題性が突き出され、「裁判員は嫌だ」の思いが厚く積み重なっていく。

 一層仲間が増えるときです。だから、「全国民規模の反撃態勢を整えよ」です。10月2日には東京・四谷区民ホールで全国規模の決起集会が開かれます。何としてもここに集まりましょう。この間、裁判員制度闘争を闘ってきた皆さんが一堂に会して、これからの闘いの方針と展望を共通のものにしたいと思いますね。これを大きなステップにして、11月の全国労働者集会に向かっていきたいと思います。
自民党崩壊は権力の危機 総選挙では自民党が歴史的大敗
高山 自民の壊滅の始まりであり、この国の支配層の画歴史的な敗北です。「09年体制時代に突入」とか「2大政党制の幕開け」などとはやすマスコミ論調がありますが、それはウソです。「民主党政権になってもそんなに変わらない」と冷めた目で見る人もいる。それも違うと思います。

 自民党が力を蓄えて戻ってくることはあり得ない。「行きつ戻りつ」を期待する人たちを中心に、今回の事態をできるだけ平静を装ってみようとしている勢力があります。それほどに彼らにとってこの危機が深刻なのであり、私たちにとってはまさに革命的な前進の契機なのです。

 自民党が大半の国民から絶縁状を突きつけられている状況と、裁判員制度が嫌だという人が八十数%いる状況は、けっして無関係ではありません。雪崩を打つような基底部からの情勢変化がここに見えます。

 民主党政権に期待を示すのはとんでもない話ですが、「どうせあまり変わらないよ」と冷めた目で評論するのも間違いですね。「一億総評論家」からは変革の力は生まれません。自民党を中心とする保守政権がついに崩壊したこの時を、私たち一人ひとりが主体的に立ち上がる歴史的なきっかけにしたい。


(写真 8月3日、第1号裁判の初日に「大運動」が
450人で東京地裁へ抗議デモ)
 裁判員制度ほど権力の危機をリアルに示すものはありません。反裁判員闘争は、貧困、格差、”生きさせろ”の時代の反道州制闘争、国鉄1047名闘争、法大闘争など、この社会を変えていこうとするあらゆる闘いと深く結びついている。このことをしっかり確認し、9条改憲阻止闘争の柱にしていきたい。

 憲法をめぐるわれわれの闘いは、すべて戦争に向かう勢力との根底的な闘いです。困難な課題ももちろんありますが、最も基本的なところで「情勢われに利あり」です。私たちの闘いは確実に勝利の展望を持っている。
 私もがんばります。皆さん方には、それこそ闘いの最前線の担い手となっていただき、ともに闘っていきたいと思います。がんばりましょう!


 だ  ん   け  つ
2009年9月5日
№199
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
仙台で法大弾圧許さない!
8学生を取り戻そう!

集会とデモ
 8月30日、仙台弁護士会館で「法政大での学生弾圧を許さない! 8学生を取り戻そう! 団結して暴処法をぶっとばそう! 8・30大行動」が闘われた。会場には100人を超える学生・労働者・弁護士らが東北各地から結集し、8学生奪還への大運動を拡大し、11月1万人結集を実現しようと熱気溢れる集会となった。

 集会後のデモは総選挙情勢を切り裂き、労働者の団結したエネルギーを示した。「法大弾圧許さないぞ」「革命やろう」と青年労働者の解放的コールが街中に響き渡るや、デモを見ていた青年労働者が「もっと法大の話を聞きたい。興味がある友達もいるから誘って話をしたい」と声をかけてくるなどの反響も次々と出ている。労働者が実力で権力を奪い取っていく闘いが始まった!
 集会の冒頭、百万人署名運動の代表の方から「今日は資本主義の総本山・自民党がつぶれる日。私は60年間、自民党をつぶすために生きてきた。資本主義をぶっ壊す、いまこそ労働者の社会を実現するために闘おう」と戦闘宣言。主催者あいさつに立った全逓の青年労働者は、体制内指導部による集会つぶしと対決して結集したことを報告した。

 東北大の学生が基調提起に立ち、「学生の自由を取り戻そうと闘ってきた8人が何カ月も獄中にいる。絶対に許せない。社会の主人公である学生と労働者が団結する歴史的集会として勝ち取りたい」と訴え、「東北大でも寮食堂の民営化が狙われてきたが、絶対反対だということをハッキリさせた。民営化された学生寄宿舎では、シーツから電化製品、すべてレンタル制。学生の生活が丸ごと資本の餌食にされている」「私たちは110人逮捕されても、誰一人屈していない。文化連盟と全学連の闘いが、法大当局の暴力支配を日々打ち崩している。戦争をとめる力もここにある」と確信溢れる提起を行った。

 国労5・27臨大闘争弾圧弁護団の山本志都弁護士による講演では、「団結破壊のために使える、ストレートに治安弾圧のために使えるのが暴処法。なぜ暴処法弾圧かということを考えるとき、やはりその時代認識であり、その根底にあった全学連と文化連盟が団結していたということをきっちりと押さえる必要がある」「暴処法は闘えば勝てる。弾圧を恐れず、暴処法を引き出し、これを打ち破っていく闘いをともにやっていきたい」と力強いアピールがなされた。

 集会の第二部はメインの法大・文化連盟の洞口朋子さんからのアピールだ。会場からの万雷の拍手のなか洞口さんのアジテーション! 「ある学生は、奨学金を返すために働かなければならず、そのせいで大学に行けなくなっている。これが大学なのかと怒っている。この怒りと結合させないための処分、暴処法だ」「5月16日に沖縄で逮捕され、『仲間を裏切れ』という取調べ。しかし外の仲間や、一緒に逮捕された12人の仲間との団結があったから、この弾圧を打ち破ることができた」「なんとしても8人の学生を取り戻すために全国声明運動を広げよう。暴処法をぶっとばす力はこの場にいる一人ひとりの中にある。私たちが社会の主人公になろう」という感動的アジテーションに全参加者が奮い立った。

 さらに、解雇撤回・JR職場復帰を闘う国労秋田闘争団の小玉忠憲さんから、1047名解雇撤回闘争勝利の火を噴くようなアピールが続いた。「国鉄分割・民営化は戦後の労働者と資本の階級的力関係を変える攻撃だった。しかし、動労千葉と1047名闘争は脈々と生き続けてきている。『解雇は許さない、失業しても団結に依拠しともに生きよう』という国鉄闘争は、法大闘争とともに6千万労働者、300万学生と結合できる。11月1万人結集で労働者の革命的回答を叩きつけよう」 

 発言の最後に全国声明運動事務局から「全国声明運動を『8学生を即時釈放せよ』という10万人の全人民的大運動へと本格的に発展させよう」として、①11月1万人結集運動と全国声明運動を一体のものとして取り組もう、②自分の職場にこだわって勝負し、全国声明を職場で拡大して労働組合を甦らせよう、③青年を組織する運動にしよう、大胆に青年を革命に組織しよう、と3点の核心が提起された。(宮城・T)

11月1万人決起で自治労本部打倒を
大阪市役所前で毎週街宣
 大阪では、毎週水曜日の退勤時に大阪市役所前で11月1万人決起を訴える街頭宣伝を行っています。自民党支配を打ち倒した「8・30」情勢は、労働者の中に力をみなぎらせ、労働組合を革命の武器に握りしめてたたかいぬく決定的好機を生み出しています。

 「道州制攻撃はすでに自分たちの職場で始まっています。公務員バッシング以来、大阪市の人員は1万人近く減らされ、査定給・賃金カットの強行と民営化攻撃が吹き荒れています。生活保護の職場でもこの人員不足につけ込んで臨時任用職員が導入され、すべての労働者への非正規化攻撃が始まりました。『半分の人員で倍の仕事』という攻撃はとんでもない団結破壊であり、私たちの職場をめちゃくちゃにしている。これを推進しているのが自治労本部であり、大阪市職本部です。『反対だけでは通用しない時代になった』などと本部は言うが、冗談じゃありません! 絶対反対でしか生きていけない現実が私たちの職場の現実じゃないですか! 今こそこの現実を生み出している道州制に絶対反対を貫き、与党としてこの攻撃を推し進めようとしている自治労本部を打倒しよう」「11月日比谷1万人結集で、自民党を倒したぼくら労働者の怒りの団結を民主党・連合にたたきつけよう」――青年労働者の訴えがラッシュアワーの淀屋橋周辺に響き渡って、多くの労働者の圧倒的注目を浴びています。

 労働組合としての自己解体と大政翼賛会への「質的転換」を宣言し、360万首切りの道州制推進に転落した自治労本部。熊本大会でのこの歴史的転向を徹底的に弾劾して闘った自治労の労働者は、ただちに自分の職場でも怒りの最先頭で闘っています。大阪市職でも、豊中市職でも、現場労働者のランクアンドファイルの闘いが激しく闘われています。とりわけ新たに自治労本部委員長になった徳永は大阪市職出身。大阪市職本部を打倒する闘いは自治労本部を直撃する決定的闘いです。11月1万人決起で連合本部、自治労本部を打倒しよう!今こそ絶対反対を貫いて体制内労働運動との激突をやり抜き、階級的団結を打ち固めて11月1万人決起へ突き進もう。(関西・S)


 だ  ん   け  つ
2009年9月4日
№198
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
「解雇撤回!」 「民主労組死守!」
さらなる闘志で闘う双龍支部
 韓国・双龍(サンヨン)自動車労働者の77日間に及ぶ工場占拠ストは、8月6日、労使合意により一旦終結したが、会社側は早くも、労組側が大きく譲歩した合意事項さえ踏みにじり、攻撃を激化させている。100億ウォンの損害賠償請求、スト参加組合員に対する会社と労組事務所への立ち入り禁止および無期限待機発令、「救社隊」社員による民主労総脱退の動きなど、むき出しの労組破壊攻撃だ。

 こうした中、金属労組双龍自動車支部の労働者たちは、解雇者を先頭に、闘争継続の意志を打ち固めている。
 支部ではこれまで、拘置所内で断食闘争を闘っているハンサンギュン支部長に代わってキムソニョン首席副本部長が支部長職を代行してきたが、キム職務代行も拘束不可避と判断し、第3指導部を選出した。一般組合員出身のパククムソク職務代行だ。

 さらに8月26日、組合傘下の解雇者組織である整理解雇特別委員会が主催して整理解雇者懇談会(写真)が開かれた。その場には、スト参加者全員を先頭に、労組指導部の予想を超えて500人が結集し、イスが足りなくなった。会場各所で討論の渦ができた。パク職務代行は、解雇者支援事業と職場復帰闘争を提起した。

 支部ではさらに、シュプレヒコールの繰り返し部分も、「整理解雇撤廃!」から「民主労組死守!」へと変えた。
 あれほどの殺人的な鎮圧作戦と労組破壊攻撃を受けてなお、しかもパニック障害や対人恐怖症などの後遺症に苦しみながらもなお、闘う意志をみなぎらせているのだ。労使合意の内容こそ、大幅に労組が譲歩したものだったが、この闘争意志と団結を見たとき、双龍闘争は勝利できる闘いだと言えるのではないか。

 一方、工場に残ることができた労働者に対しても激しい労働強化と不当労働行為が加えられている。30分早く出勤しての体操強要、全てのイスの撤去、工場間の移動禁止、暴力ガードマンによる恒常的な写真撮影、待機発令に直結する人事評価など。

 こうした状況に対し支部では工場前での宣伝戦を繰り広げ、会社側に動員された労働者の中でも労働組合の必要性に対する意識が高まっているという。双龍自動車闘争はまさにこれからが勝負だ。11月集会1万人に向けたわれわれの組織戦は、解雇撤回と団結を切望する双龍労働者の闘いと一つだ。(H)
8・31 関西 国鉄集会
1047解雇撤回掲げ 140人が結集
 8月31日18時30分から東淀川人権文化センターで、「5・27国労臨大闘争弾圧粉砕!1047名解雇撤回!関西国鉄集会」が5・27国労臨大闘争被告団、関西労組交流センターの主催で開催され、労働者学生140人の結集で闘いとりました。この集会で、8月30日総選挙による自民党崩壊、民主党・連合政権の成立という歴史的事態に、国鉄1047名解雇撤回闘争を基軸に11月1万人決起をつくりだすことを圧倒的に確認しました。

 集会は、韓国民主労総双龍自動車支部の「77日間」の闘いのビデオ上映を受け、司会の国鉄労働者の開会宣言ではじまりました。

 集会基調は、5・27国労臨大闘争被告団長の富田益行さんが提起。富田さんは「8・30総選挙の自民党崩壊は、30年代をこえる階級的大激動情勢の突入であり、プロレタリア革命・プロ独か問われる情勢だ。民主党・連合政権は革命鎮圧、戦争・道州制突撃政権であり、ここで「4者4団体」などの体制内勢力は、民主党政権の先兵になって、1047名闘争を絞殺し、360万首切りに打って出てきている。われわれ動労千葉派だけが、6000万労働者の怒りと結びつく情勢の到来だ。11月1万人結集が、8・30情勢への回答であり、プロレタリア革命を切り開く闘いだ」と鮮明に提起した。さらに富田さんは「11月1万人結集を1047名闘争を基軸に闘おう」と現下の動労千葉や動労水戸、5・27臨大闘争弾圧の攻防と意義を明らかにした。「5・27臨大闘争弾圧との闘いは国労本部打倒の闘い。1047名に心棒を入れた闘いであり、4者4団体が投げ捨てた1047名闘争の革命的意義を11・1で復権させよう」「9・26集会、10・11三里塚、11月1万に進撃しようと方針を提起した。

 九州小倉地区闘争団、5・27被告団の羽広憲さんが特別報告。国労大会での4者4団体の大破産に対して、「解雇撤回以外に勝利はない。1047名解雇撤回を訴えて仲間を拡大している、われわれは力を持っている。11月1万人結集から革命に」と訴えました。

 続いて、9・26集会実行委員会の青年労働者が特別提起。「<絶対反対・階級的団結>で闘えば、2000万青年、6000万労働者を獲得できることを7・29青年集会で確信することができた。民主党政権の成立で敵がはっきりした。11月1万に向かった決定的集会として開催します」とアピール。

 関西労組交流センターから争議組合にカンパの贈呈、各団体からの決意表明を受けました。ス労自主、教労、自治労、全逓、八尾北医療センター労組、全学連、青年労働者が続々と決意表明。特に自治労からは、熊本大会での「道州制推進に転落した自治労本部打倒の闘いが青年労働者を始め圧倒的共感をつくりだしたこと、職場の事故問題を一切は当局に責任ありで闘ったことが労働者の決起を生み出している」ことが報告されました。いずれも11月1万決起で闘うという鮮明な決意表明でした。

 5・27臨大弾圧家族の会からの決意表明を受けて、国鉄5・27臨大闘争被告団が登壇。小泉さん、東さん、原田さんが「11・1集会の1万人結集で、われわれが1047名闘争の責任勢力になる」と提起しました。

 5・27臨大闘争被告団副団長・橘さんが「8・30情勢は30年代の戦争と革命の荒々しい時代に突入した。動労千葉派がここに登場したことが勝利の展望だ。民主党政権との闘いは1047名解体、動労千葉・三里塚破壊として火を噴いている。この激突の最先端攻防は国鉄決戦だ。5・27被告団がそこに責任をとって闘いぬく。9・26から10・11三里塚、そして11・1の1万人決起を」とまとめました。

 全国の仲間のみなさん!8・31集会は、2000万青年、6000万労働者との階級的団結をつくりだし、11月を切り開く総決起集会として大成功しました。ともに11・1の1万人決起を切り開こう!(関西・K)

労     働     者     魂
2009年9月3日
№2
福祉労働者連帯ユニオン
 「街」分会
 青年部
11月1万人決起を
絶対に
実現しよう!
 世界大恐慌と自民党支配の崩壊を革命へ
 私たちは時代が激しく動きだす嵐のただ中にます。11月1万人決起をめぐって、革命と反革命が激しくせめぎあい、死闘を展開している。すべての闘いは11月1万人決起をめぐる攻防につながっている。すべての闘いを11月1万人決起を総括軸にして闘うことが勝利の道です。

 11月労働者集会への1万人結集を実現することが、世界大恐慌と戦争・大失業攻撃に対する労働者階級の最大の回答です。11月1万人決起こそが大恐慌をプロレタリア世界革命に転化する突破口です。自民党支配はたたきつぶした。民主党への政権交代による日帝ブルジョアジーの延命策動を打ち破り、道州制攻撃を粉砕し、国鉄1047名解雇撤回・三里塚農地死守・国際連帯を貫こう。

 現在の大恐慌はもはやあとのない世界大恐慌である。自民党支配の崩壊は、戦後民主主義的統治形態の最後的崩壊である。政治的大激動期が始まる。革命か反革命をめぐって、実力集団が激しくせめぎあう過程が始まる。力を持ったものが勝つ。労働者階級に求められていることは、大恐慌と自民党支配の崩壊をプロレタリア革命に転化することです。

 この闘いを、私たち青年労働者が中心となって実践しよう。資本の攻撃も体制内勢力の反動も青年労働者に集中しています。青年労働者が絶対反対論と階級的団結論で職場生産点を組織化し、体制内派との党派闘争に勝ちぬいてこそ、11月1万人決起は実現されます。 

 11月1万人結集の一切は、職場生産点での組織化にかかっています。職場生産点に必死にくらいつき、職場の怒りを階級的団結に組織化し、労働組合をよみがえらせることです。


  毎日、毎時間、組織して・組織して・組織しよう! 
11月1万人決起を絶対に実現しよう! 
A「最初は何のことやら分からなかった読み合わせですが、の青年部としてやっていくためには、時代認識は重要です」

B「この夏季特別号は、ページ数も多く、なかなか読み応えがありました。みんなで声を出して音読しあうことで、分かりづらかった部分も多少理解できるようになってきました。」

C「青年部が立ち上がった最良の日だった。」

D「まだ分からないことばかりだけど、頑張っていきたい。」
金曜、恒例の「前進」読み合わせ 慣れないけど解説

 国際会議パンフを活用しよう
 動労千葉から『訪米報告/09年7月サンフランシスコ国際労働者会議』が発刊された。日・米・韓・トルコ・ブラジル・フィリピン・イタリア7カ国から集まった国際労働者会議の報告集だ。すべての仲間が直ちに2時間つくって読んでほしい。

 われわれの闘いが本当に世界革命を引き寄せていることを実感する。すでに11・1労働者集会には世界中から100人近い訪日団が予想されている。民主労総・サンヨン自動車労組の77日間にわたる闘いと一体で、このパンフを職場の仲間に「読んでくれ」と心から訴えよう。

 このパンフからは国鉄分割・民営化23年の格闘は世界の労働者も同じだったことが伝わってくる。その闘いと誇りが胸に湧き起こり、奮い立たずにおかない。そして、
「世界の労働者はひとつだ」と確信させる。11月集会組織化の最強の武器だ。

 「街」分会では、7カ国を一人ひとりが担当することに決めた。フィリピン担当になった人が、気乗りしないで朗読し始めたが、読み終わった後で、聞いた人だけでなく、朗読した本人が「これは面白い!」と「その気になった!」のがスゲエ。
実践の中で、このパンフは本当に「11月集会組織化の最強の武器」だということを実感。「労働者の怒りが、自民党を打倒」情勢の中で、ただ今、パンフ+チケット=900円、圧倒的な売れ行き!
今日から、青年部の連日ビラまき、スタート
今夜のソウル・ワーカーズ・屋台

夜、集まった人で、サンフランシスコ

国際労働者会議パンフの読み合わせ

第二弾。

サブちゃんが韓国を、

福祉労働者がイタリアのピエトラ・

サンタ・マルコさんの文を読みます。

余りにうまいので、デカ・マルコちゃん

と命名。

それを、

日本のタクシー労働者、

韓国の青年が聞きます
もれた人は屋台でカバーします

 だ  ん   け  つ
2009年9月1日
№197
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
労働者の憤激、自民を打倒! 
革命で決着つける時代が来た!
 すべての闘う労働者、農民、学生、市民のみなさん!

 8・30総選挙は、時代の決定的な転換点となった。戦後の自民党支配は劇的に打倒され、崩壊した。この情勢を切り開いたのは、日帝ブルジョアジーに対する積もりに積もった労働者の怒り、憤激だ。6000万労働者はついに立ち上がった! だが、闘いは始まったばかりだ。この決着は、議会での「政権交代」などではなく、資本家階級の支配そのものを終わらせる革命によってこそつけられる。一切は、職場と街頭における労働者階級自身の闘いにかかっている。今こそ11月労働者集会1万人結集へ驀進しよう!

 自民党の崩壊は同時に、戦後のブルジョア議会を使った日帝の政治支配・階級支配の根底からの大崩壊だ。自民党に取って代わった民主党を始め、この先どんな政権が誕生しようと、日帝にとって安定した政治支配の回復などもはや絶対にありえない。逆に危機は一層深まり、社会の全矛盾がこれからいよいよ大爆発し、階級対立の非和解化と左右の分岐・激突の情勢が加速度的に進んでいく。まさに1930年代の革命と反革命との大激突のような、長期にわたる全社会的な大動乱、大激突の時代の始まりだ。

 その背景には、今日の世界大恐慌がある。この大恐慌は、資本主義の命脈がもはや完全に尽きたことを示している。にもかかわらず資本家階級は、労働者と農民への極限的な搾取・抑圧と、戦争によって生き延びようとしている。労働者階級が総決起して大恐慌をプロレタリア世界革命に転化する以外に、世界の人民が生きる道はない。

 今回の総選挙で労働者人民の怒りに追いつめられた自民党はまさに、プロレタリア革命への恐怖と憎悪をむきだしにした。「労働組合が日本を侵略する日」などというリーフをばらまき、自民党が敗北すれば資本の支配は致命的な打撃を受けるとブルジョアジーの危機感をあおった。自民党だけではない。民主党も、それを支える連合も、日本共産党や社民党などもすべて、ブルジョアジーと一緒に労働者の怒りの決起におびえ、震え上がっている。

 何よりも民主党と連合は、自分たちこそ資本主義の「救済者」だとして登場している。民主党のマニフェストは本質的には自民党とまったく同じ、戦争・改憲と道州制・民営化攻撃に突き進む宣言である。民主党の言う「無駄遣いの根絶」とは、公務員労働者への大量首切りと賃下げ


だ。道州制とは、360万人の公務員全員のクビをいったん切ることで、非正規労働者や農漁民・中小商工業者をさらに過酷な状態に突き落と
すものであり、大増税に道を開き、改憲と戦争体制をつくる攻撃だ。民主党はそれを、連合中央の労働貴族を最大の手先にして推進しようとしている。民主党政権のもとで、搾取・抑圧と戦争の攻撃がますます激化することは明らかである。


日本共産党は、米帝オバマを公然と賛美し、民主党に「オバマを見習え」と要求するまでに転落している。そしてスターリン主義の本質をむきだしに、革命を否定して労働者の決起に敵対し続けている。

 こんな連中に未来はない! 資本の手先に転落した一切の体制内勢力を打倒し、今こそ闘う労働組合と労働運動を甦らせるために闘おう! 自民党の崩壊をもってついに開始されたこの日本の政治的激動は、日本経済のもつ「GDP世界2位」の大きさと、動労千葉の国際連帯闘争の波及力によって全世界をその渦中に引き込み、反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命に向かっての、より壮大な激動情勢を生み出さずにはおかない。まさに21世紀革命の始まりだ。

 自民党を打倒した力をもって直ちに、日帝の戦争・改憲、民営化・労組破壊攻撃を真っ向から打ち破っていく闘いに、職場で街頭で決起しよう! 国鉄1047名解雇撤回闘争を貫き、10・11三里塚闘争の大爆発をかちとり、11月労働者集会1万人大結集に向かって攻めのぼろう。世界を変革する力は、資本と絶対非和解で闘う労働者階級の団結とその拡大の中にある!
労働者の団結と国際連帯が歴史をつくり、社会を変革する!

 だ  ん   け  つ
2009年8月28日
№196
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
 サンフランシスコ国際会議が大成功
イタリア 大恐慌の中で生きる港湾民営化反対闘争の教訓 
ジェノバ港湾労組 ピエトラサンタ・マルコさん
 私たちイタリアにも労働者の闘いの伝統があります。サンフランシスコゼネストと同じ年に、イタリア労働者もファシスト・ムッソリーニの支配に対して闘ったのです。

 80年代に世界的に行われた、全産業にわたる生産組織の大規模再編の結果、規制緩和が開始され、港湾も激変しました。機械とコンテナの大規模な導入や労働条件の変化です。

 これに対してCULMV(荷役労働者統一組合)の港湾労働者が決起し、ストライキを含む激しい闘争が行われましたが、イタリアの労働組合全国組織も既成政党も、この闘いを支援しようとせず、CULMVは孤立しました。
  92年、港湾の規制緩和・民営化を促進する法的措置がとられ、イタリアの全港湾をすべて同じ条件のもとに置き、民間企業に明け渡す流れが強まりました。94年以降、ジェノバでも、民間会社が直接、港湾労働者を雇うことができるようになってしまいました。こうして港湾は細分化され、分断され、六つもの異なった契約形態が存在することになりました。その結果、港湾労働者の賃金は低下し、新規採用の青年労働者は異なった雇用条件のもとに置かれるようになりました。

 今回の世界恐慌で港湾の作業はほぼ半減しました。現在、世界大恐慌のただなかで共産主義、革命、インターナショナルについての議論が始まっています。『資本論』を読めという声が高まっている一方、「マルクス主義は幻想だった」などと言う人がいます。

 しかし私は、共産主義は夜明けを迎えていると思います。労働運動は拡大しており、不満をもった青年たちの数は増えているからです。ともに闘いましょう!
ブラジル 国際連帯前進へ、もっと組織し第2回国際会議を 
コンルータス(全国闘争連盟) ファビオ・ボスコさん
 私は、労働組合の全国的連合体であるコンルータス(CONLUTAS=全国闘争連盟)の代表として来ています。

 ブラジルの代表的な労組組織CUT(労働者中央同盟)とFC(組合の力)は、ルラ政権のもとで労資協調主義に陥っています。ルラ大統領は30年来、この国の最も重要な労働運動指導者でしたが、彼は政権に就くや、金持ちと銀行のための政治をやりだしたのです。
 コンルータスは、年金削減に反対する公共部門労働者の40日のスト(03年)を支援するために、翌04年3月に結成されました。同年5月の第1回労働者階級全国大会には2729人の代議員、235人のオブザーバー、529の労組・団体から268人のゲストが参加し、文字どおり労働者の全国組織になりました。
  コンルータスは、譲歩によって職は守れないと考えています。われわれは公的資金を銀行や企業に注入することにも反対しています。公的資金は、公教育、医療、社会保障などの改善に使われるべきであり、資本家どものために使われるべきではありません。


 われわれはランク&ファイルの民主主義を追求しています。労働組合は、労働者が社会を運営する方法を学ぶ学校であるべきだと考えているからです。組合を運営できれば、社会と世界を運営することができるようになるからです。
 ブラジルでいま最も注目すべき闘争はGMの闘いです。ブラジルで起こっていることは、アメリカの自動車産業でも見られないレベルです。

 われわれはまた国際連帯の活動に力を入れています。昨年、ラテンアメリカ諸国の労働団体とともに、ブラジルでラテンアメリカ・カリブ海諸国労働者連帯会議を行いました。

 さらに、ハイチからブラジルの軍隊を撤退させるべく闘っています。われわれブラジルの労働者人民にとって、ハイチ人民に対する抑圧と搾取は最も恥ずべきことです。 動労千葉が教えてくれたように、国際連帯の重要な一歩が始まりました。動労千葉から決議案が出されました。私はこれを支持します。

 一定の時間をおいて、もっと多くの人と組織を集めて第2回の会議を開きましょう。それは国際連帯をつくりだすうえで重要な前進となるでしょう。マルクスが『共産党宣言』で述べた言葉、「万国の労働者、団結せよ!」を実現するためにともに闘いましょう。
法大暴処法弾圧粉砕 の賛同署名街宣
 全学連大会-11月集会に向かって、首都圏の学生は連日、<法大暴処法弾圧粉砕!8人の学生を取り戻そう!全国声明>の賛同署名街宣にたっています。総選挙情勢と真っ向対決して、全員がマイクを握り、それぞれの言葉で法大闘争をアジり、情勢を語り、賛同署名を訴えています。

 街頭では17日(月)のテレビ番組の効果が如実に表れています。「テレビ見ました」、「テレビは見てないけど、ネットで書かれているのを見て法大闘争のことは知っています。資料あったら下さい」、「京都大でも同じ署名を集めていましたよね」(帰省中の京大生)。討論が始まり、署名をしていく。「テレビ見たよ、全部に賛同するわけじゃないけど、共感するところもある」(労働者)と署名とカンパ、という場面も。こちらのアジテーションを聞いて、近寄ってビラを受け取り署名をしていく。特に予備校生・学生の反応がよく、多くの学生との結合を勝ちとりました。

 やって感じたことは、「いま街頭がアツイ!!」ということです。総選挙ということもあり、大衆は政治討論を求めています。
労働者の展望は、自民でもない、民主でもない、ましてや日共でもありません。どこまでいっても労働者の立場に立てない国会に、現在の大恐慌情勢における展望など出せはしない。「道州制でないと生きられない」(大阪府知事橋下)と叫び立てる資本主義を否定し、労働者に学生に権力をよこせと、大学資本と闘い続けてきた法大闘争のなかにこそ、社会の展望はあります。

 8人奪還の全国声明は、階級闘争を最先頭で闘っている獄中8同志と団結し、「法大闘争」で大衆と結びつき、大衆を組織するチャンスです。これをいかしきろう! 職場・学園に全国声明を持ち込もう。署名の集め手を組織しよう。
今夏、全学連大会の成功に向かって、上り詰めよう。(Ue)

 だ  ん   け  つ
2009年8月27日
№195
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
と固く誓う サンフランシスコ国際会議が大成功
アメリカ 団結し労働者の力で港湾を止め戦争をやめさせよう 
米「反戦の母」 シンディ・シーハンさん
 私は言いたい。労働組合が民主党支持という政策と縁を切らないかぎり、そしてランク&ファイルの労働者が立ち上がらないかぎり、何も変わらない。これをわれわれが自覚しないかぎり何も変わりません。

 問題は階級闘争です。搾取する階級と搾取される階級の問題なのです。労働組合に属していようがいまいが、社会正義をめざしていようが、平和運動をやっていようが、搾取されている階級として団結すべきなのです。

 一部の労働組合の卑屈な指導者たちは、民主党の政権を維持するために躍起になっています。彼らは私たちの害になるだけです。労働組合は「自由貿易協定クソ食らえ」と言わなかった。自由貿易協定は、アメリカの労働者から職を奪うだけでなく、世界中の労働者を苦しめているのです。
 
  ILWU本部の元委員長、ジミー・ハーマンの言葉を引用します。「港を数時間止めることはできるが、それでは何も変わらない。変わるまですべてを止めよう」。本当に労働者の力で港湾を止め、戦争をやめさせよう! アフガニスタンとイラクから軍隊を撤退させるまですべてを止めよう! 搾取する階級をやっつけよう! いんちきな連中をたたきのめせ!す。
 フィリピン デモとストを打ち抜いて動労千葉のように闘う 
フィリピン航空地上職労組委員長 ゲリー・リベラさん
 私はマンガガワ党という名のフィリピン労働党に属しています。フィリピンは小さい国ですが、政治意識は高く、さまざまな政治的・経済的危機をめぐって普通の大衆がその政治過程に積極的に参加しています。

 フィリピンでは政治腐敗がものすごく、特にエストラダ前大統領のもとで腐敗が深まりました。そのため経済状況も悪化し、通貨の価値も下がっています。

 労働者の状態についてですが、フィリピンの人口は9000万人で、うち3分の1が労働者です。組織率は10%です。失業は400万人で、うち50万人が労働組合に組織されています。このフィリピンの労働人口のほとんどが契約労働者です。
 フィリピン労働者を苦しめている真の原因は資本主義体制そのものです。資本主義諸国は、利害を対立させつつも結束しています。問題は、労働者が国際的な団結組織をもっていないことです。「労働者の組織」と称するものは、どれも帝国主義と企業の利益を代表しており、労働者を代表するものではありません。政党も同じです。

 生産と通商の歴史的な衰退が起きています。農・林・漁業部門は収縮し、輸出総額も急落しています。フィリピン政府は輸出特区を制定し、自由貿易区域に外資を大規模に導入しています。この区域では組合の結成が許されていません。

 フィリピンでは失業が死を意味します。失業しても補償がなく、医療を受けることも困難です。労働力を輸出せざるをえない状況です。しかしわれわれは、動労千葉のように断固闘争を続けています。首都マニラに次ぐ都市・セブでわれわれ労働党の仲間が中心となってストライキを打ち抜きました。今デモをやっています。このストライキは自由貿易区域での初のストライキです。

トルコ 労働者階級を中心とした団結のみが未来切り開く 
進歩的医療労働組合書記長 トゥファン・セルトレクさん
   私たちは、1967年に設立された闘う独立ナショナルセンター、DISK(ディスク=進歩的労働組合連盟)に所属する進歩的医療労働組合です。DISKは1970年代、政府の労組弾圧法に20万人のストライキで闘うなかで、社会主義と革命をめざす運動へと飛躍をとげました。そのようななか、私たち進歩的医療労組は1973年に結成されましたが、1980年の軍事クーデターによって12年の間、組合活動禁止となりました。DISKの全指導者は、逮捕され拷問され懲役を言い渡されました。

 活動を再開できたのは92年になってからです。そのころ、すでに民営化攻撃が全面化していました。当時、同じ病院で働いている看護師の中には、政府の公務員と、民間下請け会社からの派遣労働者がいました。非正規職労働者は、すぐに首を切られてしまったり、下請け会社が武装マフィアの経営だったりして、組織化が非常に困難です。
 しかし私たちは、病院で働くすべての労働者を組織しようと決意しました。法的には、私たちが組織できるのは医療労働者(看護師、医療専門職、医師など)だけです。しかし、調理、清掃、病院事務、リネン、コンピューター関係など、病院で働くすべての労働者が私たちの仲間です。

 「組合とは賃金闘争のために存在している」という考え方がありますが、私たちは全面的に反対です。労働組合は、労働者階級が経済闘争と政治闘争を展開する一つの重要な場です。

 トルコ共和国の設立以来、クルド問題は無視抹殺され、トルコへの同化政策がとられてきました。たび重なる決起はじつに残虐な形で弾圧されてきました。また私たちは、トルコが帝国主義によるイラク、イラン、シリア侵略の手先になることを拒否します。
 労働者階級を中心とした人民の団結した運動のみが、未来を切り開く決定的な武器です。ともに闘いましょう。


労     働     者     魂
2009年8月26日
№1
福祉労働者連帯ユニオン
 「街」分会
 青年部
 11月集会に1万人決起を 
 大恐慌は「反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命」の条件を日々つくり出しています。だからこそ、日本において動労千葉が先頭となって呼びかけ、「国鉄1047名解雇撤回闘争勝利!」を中心的スローガンとする11月労働者集会を、1万人の大結集でぶち抜き大成功させよう!

 
新自由主義に断を下そう! 
それは新自由主義を推し進めてきた中曽根や小泉といった自民党連中であり、資本家連中です。80年代の国鉄分割・民営化から始まる新自由主義政策によって労働組合の団結は破壊され、民営化・規制緩和によって労働者の権利も社会保障もズタズタにされ、これによって資本は「空前の利益」をたたき出してきました。ブルジョアどもはそれでもあきたらず、金融規制をとっぱらい、ボロもうけした揚げ句に世界を大恐慌に突き落としました。その彼らが今度は巨額の税金をのみ込んで生き延び、労働者はクビを切られて殺されています。いったいこの構図は何なのか! 今こそ新自由主義に断を下そう! 国鉄分割・民営化から22年、1047名解雇撤回を掲げ、動労千葉を先頭に国鉄労働者が不屈に闘い抜いている。この動労千葉労働運動と1047名解雇撤回闘争、そして国労5・27臨大闘争弾圧被告団の闘いを中軸とする国鉄闘争が、日本階級闘争の最先端で今ものすごい展望を持っています。ここにすべての怒りを合流させよう! 

 なぜ、世界を動かす労働者が生きていることもできないのか? それは、労働者が競争させられ団結を奪われているからです。なぜ、本来社会的行為であるはずの労働が、仲間を蹴落とし、成り上がるための手段に落とし込められているのか? それは、労働者が競争させられ団結を奪われているからです。労働者には、もっともっとすごい力があります。団結という熱い生き方には、もっともっと大きな可能性がある! このことを11月1万人大結集の実現によって、世界に向かって声を限りに叫びたい。社会には、怒りと「仲間がほしい」という声があふれています。今こそ労働運動を復権しよう!
 
 青年部を立ち上げました。みんないろいろ抱えているけど、ひとつの思い「団結」の中で頑張っていくんだとぶっ立ちました。まだ生まれたばかりなので、皆さんよろしくお願いします。
それでは、青年部一人一人のコメントです。
J組合員:「僕は今の『街』の仲間が大好きです。立場を超えてこの仲間を深めてやっていきたい!」
組合員:「11.1に向けてよりいっそう団結を深め、前進していきたいとおもいます。」
М組合員:「『街』で団結を深めて、日々、人と交流を深めて頑張ります。」
B組合員:「やっと気持ちの整理がついて、ぶっ立ことができました。『街』で、さらに、いろいろな人と団結していきたい。」
S組合員:「ふん~ふん~ふ~ん」
1・8、経団連、打倒デモ 中山充 組合員逝去 3・20  渋谷デモ
法政に行ってきます!         4月24日、法大解放総決起集会
5・13 共同作業所についての検討会 5.16-18沖縄闘争 6・14全国労働者総決起集会
  6・15反弾圧全国労学総決起集会 7・5三里塚現地闘争 8・5~8・6、ヒロシマ大行動



 だ  ん   け  つ
2009年8月26日
№194
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
と固く誓う サンフランシスコ国際会議が大成功
アメリカ 組合官僚を打倒し、団結し闘えば必ず勝利できる 
ILWUローカル10 ジャック・ヘイマンさん
今日のテーマは、「過去の闘いから現在の闘いへの教訓を学ぶ」です。

 3日の1934年サンフランシスコゼネスト記念学習集会で、あのゼネストは、腐敗した組合指導部に対するランク&ファイル労働者の反乱であり、その結果として団結がかちとられたということが明らかにされました。それは組合幹部と政府に立ち向かう団結でした。われわれが34年のストライキから学んだことは、組合官僚というものは組合員を攪乱(かくらん)し、資本と闘うことを妨害するということです。

 われわれは現在、当時と同じ状況にあります。問題は、1929年に資本主義が死にかけたということではなく、インターナショナルが死んでいた、ということです。
 
 去年のメーデーで起こったことは重大な意義を持っています。アメリカ史上初めて労働者が西海岸の全港湾を封鎖した。実際にはストライキです。帝国主義の戦争を止めるための職場・生産点での初めての闘いでした。

 われわれローカル10は、07年10月20日、戦争阻止のための労働者会議を開きました。会議には動労千葉やその他多くの国からの労組代表が参加しました。そこでわれわれが決定したことは、組合の現場にもどって、労働者が職場=生産点で持っている力を発揮させ、行動を組織しようということでした。ILWUはそれを実行したのです。

 このレベルにとどまらずわれわれがやるべきことは、港湾労働者の枠を越えて移民労働者を大量に組織化することです。アメリカの港湾トラック運転手の大部分は移民労働者です。しかし港湾のトラック運転手は、規制緩和の結果、ほとんど組合に入っていません。

 ILWUにも、他の組合と同様、組合官僚は存在します。ビジネス・ユニオン官僚です。彼らは会社と結託して労資協調路線をとり、政府と結託してTWIC(港湾労働者身分証明カード)のような新たな規制に協力しています。

 また彼らは、ランク&ファイルが組合会議で決めた決議に枠をはめようとしました。この決議は、イラクとアフガニスタンからの即時撤兵を要求していましたが、組合官僚はアフガニスタンからの即時撤兵の項目を削除しようとしたのです。しかし結局のところ、そうはさせませんでした。

 1934年ゼネストの教訓は何か。労働者が階級闘争的基礎において団結し、組合官僚をのりこえ、打倒して闘うならば、資本と権力との闘いに必ずや勝利することができるということです。

日本 国際連帯の基礎は自らの職場で組織化することだ 
動労千葉委員長 田中康宏さん
 ILWUが信念としているランク&ファイルの組合員への絶対的な信頼というのは、私たちの組合員が同じく信念としてきたことです。

 私たちは22年間、国鉄の分割・民営化を認めずに、ずっと闘いを続けています。私もこの民営化で解雇された労働者ですが、22年間闘いを続けてこられたのは、組合員が本当に家族のように団結をしてくれたからです。私がこの間、闘いで学んだことは、労働者は団結をした時には、解雇も恐れずどんな弾圧も恐れず闘い続けることができるということです。


 
私たちは、この闘いの後、闘いをもっと広げました。鉄道という枠を越えて日本の全国の現場の労働者の活動家たちを結集して、労働運動をもう一度再生する組織をつくりました
 労働組合が最も闘わなければいけない時に、ほとんどの多くの労働組合が労資協調派に転落し、闘えなくなっていく。この現状こそ、僕らが打破しなければいけない問題だと思っています。

 今、日本では大恐慌のもとで労働者に対する重大な攻撃が激しく襲いかかるとともに、北朝鮮をめぐって戦争の危機が高まっています。日本政府とアメリカ政府によるこの危機を止めることができるのも労働者の団結した力、これを許してしまうのも労働者です。だったら私たちは、これを止める団結した労働者の力を日本で登場させたいと願っています。


 
法政大学をめぐる状況がこの間激変したのも、労働者に対する大変な攻撃や社会的な反動が急速な速度で進行していることを示すものです。労働者にはこうした国際連帯が絶対に必要です。それ抜きには今の情勢に立ち向かうことは絶対にできません。その基礎は、一番困難な自らの職場で同志を組織する、自らの職場で本当に組合員の団結を組織する、この課題に挑戦することだと思います。問われていることは、社会主義をめざす労働運動への変革です。

 私たちは、韓国の民主労総の同志たちを心から尊敬しています。というのは、今日80万人の組織である民主労総は、新自由主義攻撃まっただ中の1995年にナショナルセンターとして立ち上げ、世界全体の労働運動が後退を続ける過程で、世界中の労働運動の先頭に立っているからです。私たちは、ILWUの同志たち、民主労総の同志たちとともに闘えたことを心から誇りに思います。これからも私たちは永遠に闘い続けることを誓います。
韓国 民主労総は労働者の闘争と変革の軸として再び立つ 
民主労総ソウル地域本部指導委員 イジェヨンさん
   今、朝鮮半島は戦争の暗雲が立ちこめています。帝国主義による侵略戦争の可能性が急速に高まっています。

 オバマ政権は、世界の資本主義が恐慌に陥れば陥るほど、侵略的にならざるをえません。イラン大統領選挙を契機に内戦を誘導しており、ホンジュラスの軍部クーデターも米国と無関係ではありません。北朝鮮に対しては、戦争をとおした体制転覆を狙っています。そこでの日本の支配階級の役割も重大です。


 
韓国経済は世界資本主義経済に深々と組み込まれ、大恐慌の余波をもろに受けています。08年第4四半期にはマイナス20%成長へと経済が縮小しました。このようななかイミョンバク政権は、〈内に向かってはファシズム、外に向かっては帝国主義覇権勢力の下位パートナー>という亜帝国主義化によって切り抜けようとしています。すでに「海賊退治」を名目にソマリア派兵を行い、アフガニスタン派兵も検討しています。
 こうした厳しい情勢のもと、民主労総は変革性・戦闘性を喪失し危機に直面しています。この10年以上、賃金・団体協約闘争中心の組合主義的実利主義にとどまっており、全労協時代の変革指向は「社会改革」へと後退しました。1600万労働者階級の代表ではなく正規職組織労働者中心の運動になっています。

 一方、貨物連帯が果敢に闘っています。運輸労組貨物連帯は6月11日、ストライキに突入しました。大韓通運と交渉を行い、「解雇組合員の原職復帰」など生存権要求については合意に至り、組合は認めなかったものの、合意書の署名主体に「貨物連帯」という4文字を明記させ、貨物連帯のストライキ闘争は終結しました。

 私は、マルクスが150年前に訴えた「万国のプロレタリア、団結せよ!」こそ、今の情勢において主要な実践になるべきだと考えます。今こそ労働者階級の国際連帯の強化が切実に求められています。恐慌と帝国主義戦争に立ち向かう反戦・反帝国主義・国際連帯の強化に向けてともに闘っていくため、今回の国際労働者会議は出発点になるものと考えます。

 最後に、労働運動が急進化・政治化してこそ恐慌と戦争の突破は可能であり、反イミョンバク・反ファシズム闘争へと打って出ることこそ、労働者階級の現下の任務だと考えます。そのためにも、民主労総が韓国労働者階級の闘争の軸、変革の軸として再び立ち上がっていきます。

 だ  ん   け  つ
2009年8月25日
№193
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
東北石けん闘争全一日行動、
地労委審問 開始決定 勝ち取る
 8月20日、東北石けん労働組合は、朝から愛島台門前闘争、午後には地労委闘争と全1日行動で画期的な地平を切り開いた。地労委ではついに審問の開始決定を勝ち取った。決定的な勝利だ。解雇撤回・原職奪還に向けて闘いは新たな段階へ突入した。

 朝8時、名取市愛島台の新工場門前には20名の仲間が年休を取って登場。ブラインドを下ろして恐怖に震える会社を圧倒して、ごうごうたる弾劾の嵐が叩きつけられた。「解雇を直ちに撤回しろ!」「門前実力闘争で勝利するぞ!」「地労委で佐藤・畑を打倒するぞ!」「すべての不当労働行為を暴き尽くすぞ!」怒りのシュプレヒコール。参加者は次々と悪徳資本を弾劾し、勝利するまで闘い抜く、東北石けん闘争をさらに強化していくと発言した。

 圧巻は、当該・成田副委員長の決意表明。「会社は、釜出し一番石けんをエキナカで1000円もの値段をつけて売っている。ふざけるんじゃねえ!労働者は群れてなんぼだ。われわれは軍隊アリのように群れて団結して、団結できない資本をぶっ倒す!新工場で働くみなさん、私たちはあなたたちを奴隷として毎日毎日搾取し、ぼろ儲けを行っている悪の元凶、佐藤吉範・畑文雄の息の根を止めるべく地労委で徹底的に弾劾し、追及し、釜茹でにしていきます。職場復帰を果たし、資本主義を終わらせるまで革命勝利の最後まで闘い抜く!万国のプロレタリア、団結せよ!」

 
愛島台新工場門前闘争は、終始戦闘的に貫徹された。
 午後から舞台を地方労働委員会に移して、地労委第4回調査が行われた。30人を超える当該、支援が怒りを込めて審問廷を制圧した。事態は既に鮮明だ。審問の開始以外にあり得ない!当該は、畑惣商店が解雇や一連の不当労働行為の当事者そのものであり、労働組合員の雇用に責任を負っていることを突きつけた。そしてついに労働委員会は審問の開始を決定した。重大な勝利だ。われわれは、審問の中で、佐藤・畑の行った不当労働行為を全面的に暴き出し、解雇の撤回・原職奪還を勝ち取っていく! 地労委の審問日程が提示され、地労委闘争は決定的な攻防戦に突入した。東北石けん労働組合は、門前実力闘争を基軸にして、あらゆる闘いで資本を追い詰め、解雇撤回まで闘い抜く!

 またこの日の闘いは、先日急逝した全金本山労組の熊谷春男さんの遺志を受け継ぐものとして闘い抜かれた。熊谷さんの遺影が終日闘いの先頭で参加者を鼓舞し、勝利を牽引したのだ。熊谷さんは、本山闘争の被解雇者当該として本山闘争を先頭で闘い抜いて職場復帰を勝ち取った。そして、解雇撤回を投げ捨てて屈服に走る4者4団体の路線に心底から怒り、「私は最高裁で負けても、職間実力闘争で解雇撤回・原職奪還を勝ち取った」と不屈に解雇撤回闘争を闘い抜くことを呼びかけていた。また、東北石けん闘争には欠かさず参加し、先頭で闘ってきた。「東北石けん労働組合の準組合員になりたい」と言ってくれた熊谷さんは、門前で当該をもこえるような怒りに燃えて闘い、吠え続けた。熊谷さん、あえて私たちはこう呼びたい。「熊谷同志、あなたの遺志を引き継いで、東北石けん闘争に必ず勝利します。いつも戦列とともにいて、勝利の日まで励まし続けて下さい。」


「ふたたび 団結しましょう!」 双龍自動車支部ハンサンギュン支部長 獄中書簡
画像  黙々と現場を守り、言われるままにひたすら懸命に働いてきた組合員たち…。彼らが、解雇するな! 解雇は殺人だ!と怒り開始した「双龍自動車77日闘争」。その過程で経なければならなかった、この世のいかなる言葉でも表現しえない闘いの傷…

 そもそもの間違いは、海外売却を誤って推進した政府にあります。また、上海自動車は産業銀行と結んだ特別協定を破棄し、双龍自動車の独自開発能力を無差別に強奪しました。そしてこの国の政府と国民に語った1兆2千億ウォンの投資約束を守りませんでした。
 4年間、新車ひとつなく生存してきた双龍自動車!
 上海自動車は、食い逃げ資本の卑劣なやり方をそのまま踏襲し、双龍自動車の労働者と国民をたぶらかし、みずから法定管理を申請したあと、去ってしまいました。
 われわれ双龍自動車支部は、会社が厳しいことをよくわかっていました。だから危機をともに克服しようと、ともに生きようと叫びました。さらに、代案を提示し、国民と政府にも訴えました。

 会社側は、根拠もなく、理屈にも合わないサムスンKPMGとサミル会計法人の双龍自動車再建策を、唯一の解決策であるかのように押しつけるだけでした。おそらく彼らが整理解雇以上の他の代案すら提示せず、われわれの提案を無視したのは、はじめから売却だけを念頭に置いていたからでしょう。


 彼らは、
賃金労働者にとって命のような雇用を、差し出せと言いました。2646名にとっては、むしろ死ねということに他なりませんでした。だから全組合員が全面ストを決意し、死を覚悟した闘いを開始しました。会社側は希望退職を強要し、生き残った者に、スト隊列から離脱するようそそのかしました。それでも最後の名簿が発送されるまでは、一緒に生きようと決意した同志たちでした。

 結局、整理解雇名簿は、黙々と働いてきた労働者を、弱い労働者と、死ぬ気で闘うという決意を引き継ぐ戦士たちとに分断してしまいました。400から600、800,1300へと増えていったスト隊列は、患者の離脱、懐柔脅迫、放棄、恐れ、連行などによって減り続けました。

 しかし、決死抗戦を決意した決死隊の組合員たちは、指導部の信念を確認するまで、いかなる襲撃があろうとも現場を死守し、整理解雇を撤回させると何度も誓い合いました。自らストの道具を作り、戦術を編みだし、一日2~3時間の睡眠と、数十回に及ぶ強烈な催涙液の乱射などの弾圧に耐え抜きました。

 支部長である私自身も、解雇は殺人だと怒った我が
組合員たちが、こんなにも闘えるなど想像もできませんでした。最後まで工場を死守しぬいた同志たちは、闘士ではなく英雄でした。77闘争の戦士でした

 公権力の殺人的な鎮圧作戦、野蛮で非人道的な副食、電気、水道、ガス、医療の遮断によって限界点はありました。最後まで抗戦できなかった責任は痛感します。生きようと始めた闘いが、鎮圧作戦にともなう事故により惨事に結びつくことを望みませんでした。生産施設が全焼することを望みませんでした。だから大妥協という選択をしました。

 今も夢遊病患者のように、寝たと思ったらガバッと起きることが続いています。ヘリコプターの音、戦闘警察らの怒号、会社側の宣撫放送が耳元から消えません。若い身で先に天の国へと逝った6名の魂が脳裏から、胸の中から消えません。

 「支部長、動揺しないでください。組合員を信じてください」という同志たちの絶叫が離れません。
 病床で呻吟している同志たちよ! 拘束され、絶望し、嘆いている同志たちよ! 生き残っても労働者の言語を発せられず、胸をいためはじめた同志たちよ! 管理者による参加強要とチェックにより、やむなく救社隊に参加したものの、胸中いまだ労働者の血がたぎっている同志たちよ! 希望退職によって現場を離れたものの、絶望的な選択だったことを早くも確認し、辛い思いをしているであろう同志たちよ!
 全てが、この国で生きてゆくすべての労働者の痛みでもあります。

 うまくいっているときは卓越した経営能力のおかげだと言い、危機が近づけば全責任を労働者がかぶらなければならない世の中! 壮絶な双龍自動車77闘争を終え、いまもわれわれすべての労働者に与えられた宿題は、まさに
団結、また団結の道だけです。 団結しようという私の訴えが、空虚な叫びでないことを願います。双龍自動車支部長のささやかな願いでこの要求を提出します。

 この間、ともに闘ってくださった南の地のすべての労働者に熱い同志愛を伝え、連帯の精神で今後も常にともにあるという誓いと約束を、双龍自動車全労働者の名で捧げます。             
       
ハンサンギュン

 だ  ん   け  つ
2009年8月23日
№192
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
国労共闘が 1047名闘争の
責任勢力として
国労大会に登場
 国労共闘と静岡労組交流センター、神奈川労組交流センターは、8月21、22日に行われた国労第77回全国大会(静岡県伊東市)をめぐる攻防を勝利的に貫徹した。自民党支配が崩壊し、その自民党に「不採用問題の政治解決」を哀願する4者4団体路線の破産は明白になった。これに対し、国労共闘や労組交流センターは、1047名解雇撤回、国鉄分割・民営化絶対反対の旗を高々と掲げ、国鉄1047名に責任をとる勢力として鮮やかに登場した。大会攻防は、動労水戸の第2波拠点ストと連帯してかちとられ、11・1労働者集会1万人結集に向けての跳躍台を築くものとなった。

 大会前日の20日、国労共闘と静岡労組交流センター、神奈川労組交流センターは、全学連の学生とともに伊東駅前を制圧、大会宿舎に向かう代議員らに、「1047名解雇撤回・破産した4者4団体路線と決別せよ」と訴えるビラをまんべんなく手渡した。同時に、法大学生運動への暴処法弾圧に抗議する署名活動が取り組まれ、大会に参加する国労組合員や伊東市民の署名が多数寄せられた。

 大会初日の21日には大会会場のホテル聚楽前に登場。会場内外に入り込み弾圧の機会をうかがう公安警察の妨害を打ち破って、大会参加者へのビラまきを貫徹した。国労本部や4者4団体路線の先頭に立ってきた闘争団一部幹部は、展望を失って意気消沈し、これまでのように国労共闘のビラまきに食ってかかることもできない。1047名解雇撤回の原則を貫けという訴えの圧倒的正義の前に、彼らは沈黙するほかになくなっている。ホテル前から宣伝カーが、「解雇撤回の原則を投げ捨てた国労本部打倒」という怒りの声を大会議場にたたきつけた。

 朝のビラまき行動を終えた参加者は、伊東駅前に移動し、11・1労働者集会への結集を訴える街頭宣伝に取り組んだ。午後には、伊東市内で国労共闘、静岡労組交流センター、神奈川労組交流センターの共催で「国鉄闘争総決起集会」を開催、闘う国労組合員や静岡、神奈川の闘う労働者60人が結集した。国労秋田闘争団の小玉忠憲さんや国労小倉地区闘争団で5・27臨大闘争弾圧被告の羽廣憲さんら闘争団員が、あくまで解雇撤回を貫くという不屈の決意を表明し、JRで働く国労組合員らが、青年労働者の怒りと結合しJR体制を打倒すると宣言した。静岡、神奈川の労組交流センターの労働者は、地区を挙げて国鉄闘争に突入すると述べ、参加者はこの日の闘いを起点に11・1労働者集会1万人結集に向けて全力で闘うことを誓い合った。

 大会2日目も、大会会場前でのビラまき行動を貫徹。警察に守られ、資本への怒りのかけらもない国労大会を弾劾し、JR資本との対決を訴えて、国労本部ら4者4団体派を圧倒しきった。政治解決路線が破産する中で、4者4団体はますます展望を失っている。大会で通された運動方針は、ただ「組織外のからのさまざまな妨害や介入に対決せよ」と叫び立てているだけのものだ。国労共闘など動労千葉派の闘いだけが国鉄闘争を勝利させることができる。大会攻防は、このことを鮮明にしきった。(K)

動労千葉 スト予告通知

幕張車両センターでの動労千葉排除攻撃粉砕

ローマ 民営化リストラに反対し コロシアム占拠

【ローマ共同】ローマを代表する観光名所のコロシアムに、警備会社のリストラ計画に抗議する労働者が14日から立てこもっていた事件で、労働者はアレマノ・ローマ市長らの説得を受け、立てこもりから5日目の18日夜、コロシアムを自主的に退去した。ANSA通信などが伝えた。

 労働者は当初7人だったが、1人は体調不良を訴え同日朝、病院に運ばれていた。最後まで残った6人は退去後、病院で検査を受けてから、警察の取り調べを受けるとみられる。

 ローマ市はクトルフォ副市長がコロシアムに出向いたほか、市長が携帯電話で「会社側に計画を再検討させる」などと説得した。

 警備会社は民営化に伴い職員のリストラ計画を進めていたが、7人は自ら「剣闘士」と名乗り、地上約50メートルから抗議の横断幕を掲げ、計画撤回まで立てこもりを続けると主張した。

 コロシアムは古代ローマ時代に建造された円形闘技場で、闘技で多くの剣闘士が命を落としたことで有名。同通信によると、毎年約400万人の観光客が訪れる。

2009/08/19 09:01 共同通信


 だ  ん   け  つ
2009年8月21日
№191
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
動労水戸、組織破壊攻撃に
全組合員がスト
 動労水戸は8月21日正午から半日間(泊まり勤務者は終了時まで)、休日以外の全組合員がストライキに立ち上がった。

 JR東日本資本は、運転士登用差別問題をめぐって昨年12月に出された最高裁での組合側完全勝利判決をまったく履行しないどころか、一切の謝罪を拒否し、あろうことか最高裁判決を逆手にとって強制配転などの組織破壊攻撃を加え続けている。

 絶対に許せない! 動労水戸の組合員は、腹の底からの怒りを爆発させて立ち上がった。7月23日の緊急ストに続いてこの日、強制配転と組織破壊攻撃を粉砕するために満を持して全組合員のストを打ち抜いたのだ。


 この日の闘いには、組合員の家族、地元の茨城県内の労組を始め、関東全域から多くの労働者が支援に駆けつけた。全学連も、坂野陽平・委員長代行を先頭にやってきた。総勢百人をはるかにこえる大行動となった。午後2時半からJR水戸支社(水戸市)への大抗議闘争を貫徹し、強制配転攻撃の焦点となっている勝田車両センター(ひたちなか市)に移動。集会の監視・妨害に出てきた管理者どもを徹底的に弾劾するとともに、車両センターで働く仲間たちに渾身(こんしん)のアピールを行った。

 石井委員長は「当局は、とうてい通勤不可能な職場への配転を命じ、それが嫌だったら『運転士にはなりません、という一筆書け』とまで言ってきている。どうしてこんなことが許せるか! なぜここまで、動労水戸組合員を運転士にしたがらないのか? われわれの闘いが職場に広がることを死ぬほど恐れているからだ。
    
 職場にはいま、怒り が満ちあふれている。7月に一人、8月にさらに一人の仲間が動労水戸に結集してくれた。勇気百倍だ。センターで働く仲間のみなさん! 労働者の力は小さくない! ともに闘おう」と心からの訴えを行った。

 圧巻は、強制配転攻撃を受けている当該組合員の発言だった。「俺たちは23年前から『過激派だ』『あいつらとはつきあうな』とさんざん攻撃されてきた。しかし今日の集会を見て欲しい。6人の強制配転の問題に全組合員が立ち上がり、全国から支援の仲間が来てくれた。われわれは絶対に負けない。23年前、俺たちは親組合のオヤジどもにさんざん裏切られたが、俺たちは絶対に君たちを裏切らない。若いみんなの未来を、ともに切り開く。動労水戸に結集し、ともに闘おう」。腹のそこからの怒り、そして心からの連帯の呼びかける訴えが車両センター全体に響き渡った。

 動労千葉、「日の丸・君が代」被解雇者の米山良江さん、ス労自主の中村和憲さん、全学連委員長代行の坂野陽平君が次々とマイクをとって連帯アピールを行った。坂野君は「とりわけ平成採の青年労働者のみなさん! あなたが職場や社会に感じている怒りは、あなた一人のものじゃない。団結して闘いましょう。一緒に、1万人の労働者を集め、革命をやりましょう!」と呼びかけた。

 最後に発言に立った動労水戸の辻川慎一副委員長は「われわれは国鉄分割・民営化以来、ありとあらゆる不当労働行為の攻撃をうち破って団結を守り抜いてきた。労働者は団結すれば勝てるということを実証してきたのが動労千葉であり動労水戸なんだ。JR資本は、なぜ最高裁決定にすら従わないのか。動労水戸が勝利したなんてことは、絶対に認められないからだ。これはすべての労働者への挑戦であり、われわれの闘いに労働者全体の未来、労働者の団結の問題がかかっている。一つひとつの職場の闘いを全力で闘いつつ、全国の労働者の力を一つの団結した集団として登場させることが今こそ問われている。動労水戸こそ、11月労働者集会1万人結集の基軸を担って闘おう」と組合員に訴えた。
 この日の闘いは、国鉄1047名闘争勝利―JR体制打倒にむけた新たな戦闘宣言であり、11月総決起にむけた熱烈な檄だ。激しく闘う動労水戸に続け! 職場生産点からうなりを上げた闘いを爆発させよう。(O)
  

 だ  ん   け  つ
2009年8月20日
№190
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
と固く誓う サンフランシスコ国際会議が大成功
(写真 ゼネスト75周年を記念し波止場をデモする各国訪米団【7月5日】)

社会主義をめざす労働運動の胎動

 動労千葉の訪米報告から 
大恐慌と闘う国際連帯が前進
 09年7月初め、サンフランシスコで「ゼネスト75周年・国際労働者会議」が開催された。この会議のきっかけは、08年11月労働者集会と09年3月の動労千葉30周年記念レセプションでの議論だった。動労千葉と米ILWU(国際港湾倉庫労組)ローカル10、そして韓国・民主労総ソウル本部との間で、「大恐慌が世界をおおう今、労働者と労働組合はいかに闘うべきか」をめぐって真剣な議論が行われた。誰もが労働者の国際的団結と戦闘的労働組合の世界的な新潮流を切望した。そのようななかで、アメリカの仲間から、歴史的な34年ゼネストから75周年を迎えるサンフランシスコでの会議開催が呼びかけられた。動労千葉はそこに十数人の大代表団を送り、画期的な成功をおさめたのである。そして、『世界に翔びたとう10 サンフランシスコ国際労働者会議 動労千葉の訪米報告』(写真)を発行した。訪米闘争の様子が実に生き生きと伝わってくるパンフだ。今回は、このパンフや訪米団内での討論に基づいている。また、同時期に訪米した教育労働者の報告も、同パンフ掲載の米山良江さん(東京教組「君が代」処分被解雇者)によるサンディエゴルポを要約したものである。
7カ国の労組が参加
7月2~7日、動労千葉の田中康宏委員長、君塚正治副委員長、動労千葉国際連帯委員会の山本弘行事務局長をはじめとする動労千葉訪米団は、アメリカ・サンフランシスコを訪問し、同地で開かれた国際労働者会議に参加した。同会議は、ILWUローカル10、同ローカル34、TWSC(運輸労働者連帯委員会)が主催したもので、サンフランシスコゼネスト75周年を記念するレイバーフェスタ(労働者祭)の一環として行われた。その呼びかけ文は次のように言っている。

 「サンフランシスコゼネストの教訓とは、労働者がきちんと学び組織されそして闘いの構えが出来ているならば、資本、警察や政府を打ち負かすことができる団結した力を有しているということだ。恐慌が全世界を巻き込んで進む今日、私たちはこの闘いの教訓を新たにし、世界中の労働者が自らを守り闘い抜く戦略と戦術を獲得していかねばならない。これは権力奪取にかかわる闘争であり、労働者と労働組合は、この経済的・政治的襲撃と対峙するために、私たちの基本的権利を防衛していくべく、その方針と戦略を必要としているのだ。今日の世界恐慌は、世界の労働者階級にその死活を問うものとなっている」

 これは事実上、大恐慌をプロレタリア世界革命に転化すべく各国プロレタリアートは階級的に武装せよと訴えている。実に高い階級的水準だ。

 この呼びかけに応えて、今回の国際会議には全世界から7カ国の戦闘的な左派の労働組合代表・活動家が参加した。アメリカのILWUローカル10、34、日本の動労千葉、韓国の民主労総ソウル本部、トルコの進歩的医療労組、ブラジルの全国闘争連盟(コンルータス)、フィリピンのフィリピン航空地上職労組、イタリアの港湾労組だ。
 今回の訪米では、ビッグストライキ75周年を記念した1200人余りの集会、ゼネストの激戦地になった波止場を通るデモ(5日)を頂点に、争議中のハイアットホテルへのピケ行動(同)、サンフランシスコ・エイト(SF8、40年近くも前の殺人事件容疑でデッチあげ起訴された元ブラックパンサーのメンバー8人)支援闘争としての裁判所前ピケ行動(6日朝)などさまざまな闘争が取り組まれた。それらをはさみながら、毎日毎日かつてなく突っ込んだ討議がなされた。その全過程をとおして、動労千葉の国際連帯活動はこれまでにない画期的な前進をかちとったのである。
動労千葉に各国共感
第一は、動労千葉の国鉄分割・民営化反対の闘いと道州制決戦、法大弾圧との闘い、そして国際連帯の取り組みが世界の階級闘争において中心的な位置を占めていると各国が受け止めたことだ。

 それはやはり、戦争と民営化、労組破壊との闘いが世界の労働者階級にとって共通の焦眉(しょうび)の課題としてあり、それと体を張って真っ向から切り結んでいる動労千葉・日本階級闘争に各国が強く共感したからにほかならない。このことは、後述するように動労千葉提起の決議が今回の国際会議の唯一の合意事項になるという実に貴重な成果を導き出した。
同じ思いをもつ仲間との出会い
第二は、トルコやブラジルなどのように、きわめて困難な状況のなかで必死に社会主義をめざし、闘う労働組合の結集に全力を尽くしている新しい仲間に出会うことができたということだ。

 トルコからは、DISK(ディスク・進歩的組合連盟)という左派のナショナルセンターに加入している進歩的医療労組の書記長が参加した。1970年代に、政府の弾圧に抗して、20万人のストライキで社会主義と革命をめざす運動として飛躍したこと、1980年の軍事クーデターで12年間活動停止となり、1992年に再び活動を再開したこと、政府によるクルド人弾圧問題、民営化・非正規職・失業問題などを真剣に訴えた。

 ブラジル代表は、コンルータスという組織に所属する銀行労組の活動家だ。体制内派のナショナルセンターの支配に抗して、2003年に数百の労組を結集して全国組織をつくりあげたことを報告し、「万国の労働者、団結せよ」と訴えた。
 また、フィリピン代表(フィリピン航空地上職労組委員長)からは、「JR総連が体制内派的な分裂組織に資金援助してフィリピンに民営化を輸出しようとしている」ことが明かされた。「その分裂組織はフィリピン政府から金をもらっている。JR総連はドロボーだ」と。

 アメリカからは「反戦の母」シンディー・シーハンさんが切れ味鋭い発言。「労働組合が民主党支持という政策と手を切り、ランク&ファイルの労働者が立ち上がらないかぎり何も変わらない。問題は階級闘争です。搾取する階級をやっつけよう。いんちきな連中をたたきのめせ!」

 日韓米を基軸に、本格的な労働者国際連帯の新たなスタートラインに立ったのだ。他方、現場とまったく乖離(かいり)した発言が地元アメリカのトロツキスト系の小党派の活動家に目立った。結局、会議日程全体をとおして、「動労千葉が資本と非和解で闘い現場の団結を一切の土台にすえてきたことは、間違っていなかった」「国際的にも普遍的に通用するんだ」と田中委員長ら一行は確信を深めたという。これが第三のポイントである。
動労千葉決議が満場一致で採択
最終日6日には、動労千葉が提起した決議が会議全体の唯一の合意事項になり、満場一致で採択された。決議の内容は、
①国鉄1047名闘争支援(「解雇撤回・原職復帰」)、
②法大での学生弾圧粉砕(「8名の学生の即時釈放」)、
③国際的な共同行動の日として日本の11月労働者集会への結集を各国で呼びかける、の3点だ。

この決議によって、09年11月労働者集会への大々的な国際的結集の扉が広く開け放たれた。
  (続く)
サンフランシスコゼネラルストライキ(ザ・ビッグ・ストライキ)
大恐慌下の1934年2月、ILA(国際港湾労組)の西海岸の支部は、サンフランシスコに集まってランク&ファイル(一般組合員)大会を開き、賃上げ・労働時間の短縮・ハイヤリングホール(雇用事務所)の組合運営を要求。特にシェイプアップ制(整列選別雇用)という不安定な日雇い制度の廃止を求め、ハイヤリングホールの獲得を闘争の目標にした。だが、要求は受け入れられず、5月9日に西海岸の全港でストライキに突入。警察、自警団は労組側を襲撃、何度も激突した。特に7月5日にピケットを襲撃した警官隊は2人の労働者を射殺(「血の木曜日」)。これが労働者の怒りを呼び起こし、海運・港湾以外の労働組合もが次々ストライキを決議し、十数万人のゼネラルストライキへと発展した。

当時、ILA本部が任命する専従役員の支配に対決して、ランク&ファイルの闘いを組織したのがハリー・ブリッジス(1901~90年)だ。37年にはILAから西海岸各支部を分離、ILWU(国際港湾倉庫労組)を結成、長くその委員長を務めた(37~77年)。

ハイヤリングホール
組合員全員によって民主的に選出された「ディスパッチャー」(派遣員)が、すべての組合員に就労を割り当て、それぞれの波止場に派遣する制度。34年ゼネストを契機に37年にかちとった。今でもILWUの誇りになっている。

 だ  ん   け  つ
2009年8月19日
№189
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

No.

(188号からの続き)
 その一方、討議の中では、現場の苦闘と全く無関係なところで、自らの政治的主張だけをする者もあった。これは主に、アメリカのトロツキスト系の小党派の人たちに見られた傾向で、7月5日の集会に示されたように、誇り高い千数百名の労働者が闘いを求めているのに、社会主義ということを語り始めた途端、今苦しんでいる現場の労働者と関係ないところで、活動家だけにしか通用しない議論をする。

 だから動労千葉からは、「現実に現場で闘いを求めている労働者がいるということが何よりも大事なことだ。それとかけ離れた議論は間違っている。今求められているのはその組織化に全力を尽くすことだ。社会主義の展望もその中から生まれてくるものだ」と訴え、韓国やトルコ、ブラジル、フィリピンの代表がそれを支持してくれ、自然に動労千葉が会議全体の取り仕切りや各国間の調整を行なうことになった。

 結局、この会議の唯一の全会一致の合意事項も、動労千葉が持ち込んだ決議になった。それは、国鉄1047名闘争への支援、法政大学の闘いへの支援、11月労働者集会を支持し各国で組織化するという決議である。そして自然に「
次は11月に日本で会おう」という声があがることになった。

 動労千葉が訴えたのは、①国鉄分割民営化反対闘争の経験や、民営化・労組破壊攻撃との闘いを焦点とした現在の攻防、②法政大学の現実、③そして、職場生産点における資本との非和解的な対決を一切の闘いの土台として、ここで労働者の団結を本当につくれるかどうかに賭けきろうということ、④11月集会のように、腐りきった労働組合の幹部たちが支配する状況の中で、現場から闘う仲間を結集して労働運動の戦闘的復権を目指す運動を進めているということである。こうした闘いの在り方が、国際的に通用する普遍的な意味をもっていることについて、改めてわれわれ自身が確信を深めることができたのが、国際会議の最大の成果であった。そしてそれが唯一の一致点になったのである。

 11月集会で1万人の労働者を結集することができたらどれだけの影響力を持つことができるのか。
われわれががやってきた闘いは自ら考えている以上に決定的に大きい。そうした意味で、派遣団全員がものすごい確信を持つことができた。「やっぱり動労千葉がやってきたことは大したもんだなあ」「間違ってなかったよなあ」というのが、派遣団の最大の感想である。

 サンフランシスコ国際会議は、国際連帯闘争の画期的な地平を築いた。この成果をもって、11月労働者集会に1万人の結集を実現しよう。

デモに立つILWUのランク&ファイルの仲間たち
「インターナショナル」のBGMで出迎えられたハイアリングホールで。思わず合唱。

 


サンフランシスコ・ゼネスト75周年記念集会と国際労働者会議に参加して 執行副委員長 君塚 正治
 アメリカについては資本主義中の資本主義というイメージを持って訪米しました。空港ターミナルで送迎用の自動車を観察すると、トヨタ、ホンダ、日産その次にドイツ車、アメリカ車の順であり圧倒的に日本車の数が多かった。この一部だけを見ても日米の経済事情が垣間見えます。
 カリフォルニア州は全米第2位の失業率であり、サンフランシスコの街はきれいでしたが失業者が多く見受けられ、現地でサンフランシスコの事情を聞くと、ここの経済の中心は観光であり、港湾の仕事の多くは対岸のオークランドへ移っているとのことです。
 7月2日、ミヤシロさんとゼルツアーさんの出迎えでILWUローカル10の事務所・ハイヤリングホール(組合管理の雇用事務所)を韓国民主労総の仲間と表敬訪問した時、ホールの中でインターナショナルを流してくれて参加者全員で合唱。アメリカではインターナショナルは「共産主義の歌」として歌われていないのではと思っていましたが、アメリカでも歌われるようになったのだと認識し、事情を聞くと我々が訪問するのを知っていて流したそうです。アメリカでも昔は歌っていたそうですが、しばらく歌われなかったのが最近になり歌われだしているとのことです。

 資本主義では労働者が生きていけない、労働者が団結して闘う意志として歌われだしたのだろうとおもわれます。

 7月5日、サンフランシスコゼネスト75周年記念デモは整然と行われ、デモ後ハイヤリングホールで昼食をとり、11月労働者集会に来日したアメリカの仲間と再会、場所は違っていても共に職場で戦闘的に闘い、再会する事を約束し友好を深めた一日になりました。

 また、7カ国(アメリカ、日本、韓国、トルコ、フィリッピン、ブラジル、イタリア)の労働者が集まり画期的な労働者の国際会議、交流会が開催され、各国の経済事情、労働者の闘い等の報告がありました。

 会話には通訳が必要であり、すべては理解できませんでしたが、各国の労働者の言っていることは非常に共通点が多くあり、資本主義社会では労働者は生きられない、だから闘おう、資本主義を打倒しよう、そのためには自国の闘いだけでなく、国際連帯を通し団結して闘うこと、参加者全員がこの認識の上に発言をしていました。

 限られた時間の中で、通訳を介し議論すると言うことは時間のかかることで、国際会議の議論としてスタート位置についた、これをどう発展するのかが今後問われます。

 国際会議や交流会で感じたことは、動労千葉が国鉄分割・民営化と闘ってきたこと、分割民営化の闘いを思い出とせず、今も第二の分割・民営化攻撃と闘っていること、この闘いが間違いでなく、現場労働者を中心とした闘いが正しかったこと、この闘いはどこでも通用することを強く確認しました。

 労働者社会を作るには、全世界の労働者が一致団結して闘う以外ない、その中心になるのは我々動労千葉である、日本からの参加者全員がそういう立場に立ちました。そして11月労働者集会は何が何でも1万人集めることです。

 今回の訪米で、各国の労働者の資本主義に対する認識は一致するもので、労働者を主人公とした社会を作るにはどう団結して闘うか、課題と展望が鮮明になった一週間でした。
民主労総ソウル本部とトルコ代表と
「ザ・ビッグ・ストライキ」邦訳出版に感謝状
世界に翔びたとう10NEW
サンフランシスコ国際労働者会議
動労千葉の訪米報告
2009年7月
”次は11月、日本で会おう” 400円
座 談 会  11月集会が世界を動かす
国際会議発言集
社会主義をめざす労働運動の新たな国際的指導
訪米ルポ
「万国の労働者、団結せよ」が合い言葉になった6日間
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 だ  ん   け  つ
2009年8月18日
№188
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

No.

階級的労働運動の復権めぐり熱い討議  訪米報告 国際労働者会議(サンフランシスコ)

野外で行われたゼネスト75周年記念集会(上)とデモに参加。各国代表とともに横断幕を持つ。(7/5)
下  ハイアリングホールでの昼食

 7月2日から6日にかけ、ILWUローカル10、34などの呼びかけにより、サンフランシスコ国際労働者会議が開催され、田中委員長、君塚副委員長、支援する会・山本事務局長らが参加した。会議には、アメリカ、日本、韓国、トルコ、ブラジル、フィリピン、イタリアという7ヵ国から左派の労組活動家が参加し、大恐慌情勢もとで、階級的労働運動をいかに復権するのか、熱い討論が行われた。

国際会議の発端
 ことの発端は、昨年の11月集会の時のILWUの仲間からの提起であった。それは、「金融大恐慌が始まり、世界中で労働者が無慈悲に首を切られている。しかも既成の労働組合の幹部たちはどんどん屈服を深めている。腐った労働組合官僚と対決し、社会主義を目指す階級的な労働運動の柱を打ち立てたい。その土台をつくる出発点となるような国際会議をサンフランシスコゼネスト75周年を記念し、継承する事業の一環として開きたい」という提起であった。

サンフランシスコゼネストとは
 1934年のサンフランシスコゼネストは、1929年の株価大暴落をきっかけに始まった大恐慌下、ストライキに立ち上がった港湾労働者への大弾圧・2名の組合員の射殺という事態に対し、サンフランシスコ全体の労働者がストに立ち上がり、勝利した歴史的闘いだ。ILWUはこの闘いのなかで、御用組合から袂を分かって結成された。現在の金融大恐慌情勢との関係で、まさに今こそその経験と教訓を甦らせなければいけない闘いだ。特にサンフランシスコゼネストが画期的なのは、75年がたつ今もILWUという労働組合の中にその精神が脈々と生きていることにある。その闘いを記念して、階級的な労働運動の国際的な団結をつくりだそうという試みは決定的な意味をもつものであった。

ゼネスト記念集会とデモ
 全体の中心となる企画は、7月5日に開かれたゼネスト75周年記念集会とデモだった。ILWUの組合員を中心に、1200名余りの労働者が結集し、かつて激戦の地となった波止場を、二つの棺を先頭に行進する。到着点はゼネストで勝ち取った組合が管理する雇用事務所(ハイアリングホール)で、そこには、千数百名分の食事が用意してあり、家族や子供たちも集まって大パーティーとなった。ILWUの組合員は、労働者がもつ力のものすごい可能性を感じる本当に誇り高い組合員たちだ。胸を張り胸中にバッヂをつけて行進する。

 しかしわれわれと同じ問題に突き当たっている。デモが終わってハイアリングホールで次から次へ仲間たちが寄ってきて抱き合いながら訴えてきたのは、「こんな結集では全く不十分だ。本当はサンフランシスコ中の労働者が集まらなければいけない」「ILWUも現場の闘いが弱くなっている」「俺たちの賃金は3割も下がってる。今の執行部はそういう現実に闘えていない」と。大恐慌下、輸出入が激減しているのだ。しかしそこに感じたのは、そう訴えてくる現場の労働者の力を信じて闘う明確な路線や方針が打ちたてられれば間違いなく爆発的な力を発揮するということであった。

7ヵ国代表が熱烈討議
 こうした取り組みをはさみながら、その前後数日間にわたり、様々なかたちをとって討議が行なわれた。いくつかの発言をここに紹介する

ブラジル/CONLUTAS(コンルータス・全国闘争連盟)代表・銀行労組
 コンルータスは、2003年に公務員部門の労働者の40日間のストライキを支援するために結成され、04年3月には、181の労組団体の代表を結集して全国会議を開催、5月には529労組・団体の代表2729名が集まって大会を開催し、文字通り全国組織になった。われわれは労資協調主義に陥っているナショナルセンターの譲歩政策に反対し、国内・国際的な団結こそが、労働者の職と権利を守るという立場で闘っている。労働組合は労働者が社会を運営する仕方を学ぶ学校だ。組合を運営できれば、社会と世界を運営できるようになる。万国の労働者、団結せよ!」

トルコ/DISK(ディスク・進歩的労組連盟)代表・医療労組書記長
 ディスクは1967年に設立され、一時は組織労働者の40%を傘下におさめた。1970年代、政府の組織解体攻撃を20万人のストライキ、デモではね返し、この運動のあと学生や他の階層の人々も加入することになり、これまでの組合運動から社会主義と革命をめざす運動として飛躍をとげた。そこに襲いかかったのが1980年の軍事クーデター。全指導者が逮捕、拷問、軍事法廷で5年の懲役、すべての組合財産を接収されるという攻撃を受け、12年間活動停止を余儀なくされた。しかし1992年に活動を再開。われわれは労働組合指導者として社会主義者だ。組合とは賃金闘争のために存在しているという考え方には全面的に反対だ。私たちは組合を、労働者階級が経済闘争と政治闘争を展開する一つの重要な場だと考えている

アメリカ/シンディー・シーハン(イラク戦争で息子を失ったことをきっかけに立ち上がり、アメリカでは「反戦の母」と呼ばれている)
 私は言いたい。労働組合が民主党支持という政策から手を切らないかぎり、そしてランク&ファイルの労働者が立ち上がらないかぎり、何も変わらない。問題は階級闘争だ。搾取する階級と搾取される階級の問題なのだ。搾取する階級をやっつけよう! いんちきな連中を叩きのめせ!

何よりも驚いたのは、多くの代表が、われわれと全く同じ理念と方向性をもって、労働運動の現状を打破するための苦闘を続けていることであった。ブラジル・コンルータス代表の闘いは、われわれがこの間、労組交流センターを結成し、11月集会を呼びかけて追求してきたことそのものだし、トルコの労働者の苦闘は、民主労総の闘いと完全に通ずるものだ。
来日したことのある仲間たちが次々と声をかけてきた。シャンクリン夫妻(上)。ケナード・ウィルソン氏と(下)
国際会議を始め、数多くのミーティングが行われた
シンディ・シーハンさん
そして参加者全員が胸を張って、社会主義を語り労働者の党が必要だと訴える。また、動労千葉の分離・独立が79年、トルコ・ディスクが闘いを再開したのが92年、民主労総の結成が95年、ブラジル・コンルータスの結成が03年であることに示されるように、今国際会議参加者の多くが、新自由主義攻撃の渦中で、新たな闘いを開始していることも共通している。時代は巨大な規模で動きはじめているのだ。(続く)


戻る
1号―15号 16号~30号 31号-ラスト号
43号~57号(7.1~8.17まで) 58号~74号(8.19~10.11) 75号~87号(10.14~11.12)
 88号~100号(11.13~12.6)  101号~103号(12.8~2009.1.30) 104号~116号(2009.1.31~3.3)
117号~124号(2009.3.4~) 125号~137号(2009.3.21~5.11) 138号~149号(2009.5.16~6.9)

2009年11月労働者集会に向けて、スタート
150号~    (2009.6.16~.7.24)
170号~    (2009.7.24~)
190号~    (2009.8.20~)


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