ちゃぶ台囲んで、いただきま〜す!・・・あれっ、なんだかちょっと日本的な光景ですねえ。でも彼らはヨルダンに住むれっきとしたヨルダン人なんですよ。ではなぜこんなテーブルで食卓を囲んでいるのでしょうか?
「あ、あなた日本人ですか?」
アンマン近郊にあるマダバという街を訪れた時、車に乗ったおじさんから声をかけられました。「街の中心部はあっちだよ、乗りなよ」言われるままに車に乗ると、おじさんは私が行きたかった教会や前回紹介したネボ山、モザイクを作る工房などに案内してくれました。とくにネボ山へはもうバスはないようだったので、ありがたいことこの上ありません。
このジャマールさん(写真最右)は15年ほど前JICAのプログラムで日本に1年間留学し、インテリアについて勉強されていたそうです。日本語はほとんど思い出せないようですが、日本での思い出をいろいろと話してくれました。
留学中はちゃんとお給料もでたということなので、ジャマールさんの日本に対する印象はとてもよいようです。私もそのお陰をこうむってしまいました。
ネボ山から帰った後は家にお呼ばれ。部屋に入るとジャマールさんが作ったさまざまな家具が美しいです。あれ、こんなちゃぶ台もあるよ!と思ったら、この上で夕食をいただくことになりました。魚のフライ、パン、フライドポテト、そしてモロヘイヤスープと、おいしいヨルダンの家庭料理が並びました。食後はこれまた家族がくれるいろいろなみやげに、まるで竜宮城にいる浦島太郎にでもなった気分です。
2枚目写真は、ジャマールさん知り合いの店で作ってもらったヨルダンのみやげもの。さまざまな砂を入れて、細い針金をビンに突っ込んでうまくこんな絵を描いていきます。でもこのラクダはちょっと失敗、口がヘビのようになってしまいましたね。それでも自分ではこんなの買わなかったでしょうから、かなり嬉しくよい思い出になりました。ジャマールさん、ありがとう。私もいつか日本でヨルダン人に出会って、ジャマールさんから受けた親切へのお返しができるといいのですが。