扉写真バックナンバー・399

 

◆更新日:2005年5月23日(旅行1042日目) 更新地:ルクソール[エジプト]◆
Updated on 23rd May 2005 (1042nd day) at Luxor, Egypt

紅海を船で渡るA(ジブチ)

彼らが海の荒くれ者たち・・ではなくて、おもにジブチで出稼ぎをするイエメン人たち。頭に巻いてる布が、ちょっと海賊チックイエメンのモカを出た貨物船で一夜を明かし、目覚めると紅海の真っ只中でした。周囲は一面の海、海、海・・・。青くきらきらと輝く水面が美しく、なんともすがすがしい眺めです。

心配していた揺れについても、出航したばかりの頃はちょっとありましたが、酔わないように横たわっていたらそのうちおさまりました。その後は海も穏やかで、終わりまで何の問題もありませんでした。

この船のキャプテンはイエメン人で、UAEのドバイで暮らしているそう。アジアにも旅したことがあとのことで、イエメン人にしてはかなり裕福で教育もある感じです。船員はイエメン人のほか、インド人が多いのが意外でした。彼らが海図を眺めたり舵をとったりするのを眺めながら、時は平和に過ぎていきます。

「あ!あれがアフリカ大陸!?」遠くにうっすらと陸地が見えてきました。ジブチはモカよりも南にあるので、あれはきっとエリトリアの領土でしょう。行き来する船が見え、また珊瑚礁の島も遠くに過ぎていきます。

こうして海を漂うこと19時間、私を乗せた船はジブチのジブチ・タウンに到着しました。入国もとくに問題なく、なんともあっけない紅海の旅でした。あんなに不安だったというのに、あまりにスムーズすぎてなんだか納得いかない気もします。大嵐も起きなかったし海賊や海坊主にも出会わず、イミグレ官との戦いもなければ海の荒くれ者はみな親切・・・。こんなんでよかったのでしょうか?これで冒険と言えるのか!?

なんだか肩透かしをくらったような紅海の船旅でしたが、まあ何事もないのが一番ですね。ちなみにジブチの通貨はモカの商店やサナアの両替所でもゲットできるようですし、たくさん余ったイエメンリアルをジブチ・タウンの両替所で替えることもできました。常にこんなにスムーズなら、全然心配することないですねこのルート。皆さんバンバン行ってください!

 

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