まるで小人でも出てきそうなメルヘンチックな家がいっぱい!南イタリアで名高い街、世界遺産にも指定されているアルベロベッロについにやって来ました。この舌をかみそうな名前、とんがり屋根のユニークな民家にも似合っていて面白いですネ。
6年前イタリアを旅していたとき、ナポリで一緒にピザを食べたイタリア好きの日本人女性が、この風変わりな街について教えてくれたのでした。それ以来気になってぜひとも訪れてみたかった場所なのです。こういう面白い所があるなんて、世界はまだまだ広いですねえ。これだから旅というのはやめられません。
こうした民家はトゥルッリと呼ばれ、おのおのに屋根がついた部屋が複数くっついています。どうしてこういう家がつくられるようになったかは定かでないのですが、税金が家屋ごとに課せられたので屋根をはずしてそれから逃れるためという説が有力なのだとか。見た感じではこの屋根、取り外すのは結構大変そうですがね。
1枚目の写真は旧市街にある「トゥルッリ街」のものですが、かなりツーリスティックでみやげもの屋ばっかりです。だってあちこちに日本語で「いらっしゃいませ」などと書いてあるぐらいなのですから。ここに来る電車の窓から田舎のトゥルッリを見たのですが、オリーブ畑に点在する素朴なたたずまいが忘れがたかったので、街外れまで歩いて行きました。周囲を仕切られた耕地に勝手に入りこんだりして、頑張って撮ったのが2枚目の写真。絵にはなりにくいけど、こうした見世物でないもののほうが家というのはいいものですね。
トゥルッリに泊まりたい人のために。トゥルッリ街とその少し外れに、トゥルッリのホテルを各1軒づつ見つけました。値段は聞いてないですが、「金には糸目をつけないぜ!」という方にいいかと思います。ほかに私が宿泊したバーリのユースホステルにもトゥルッリ部屋があると知って楽しみにしていたのですが、あてがわれたのは普通の建物でした・・。チェックアウト時に聞くと、このユースでトゥルッリに泊まると1人25ユーロとのこと。普通のドミトリー13.5ユーロに比べれば倍額ですが、それでもこの料金でトゥルッリ体験ができるなんてかなりお得なのでは?アルベロベッロでなくてもトゥルッリに泊まりたい、という方にはぜひおすすめです。