ガイドブックなしでチュニジアにやって来た私ですが、訪れる場所を選ぶ決め手となったのはネットカフェでダウンロードした少量の情報と世界遺産リスト。そうここカイルアンは、チュニジアに8つある世界遺産のうちのひとつです。今回1週間の旅でチュニジアの世界遺産5つを訪れ、1つ(エル・ジェムの円形競技場)を車窓から遠望しました。
「聖なる町」カイルアンにはたくさんのモスクがあり、内装の美しいタイルワークが目を楽しませてくれます。なかでもこの街の象徴であるグランド・モスクは、タイルこそないもののその大きさは印象的です。
カイルアンのメディナ(旧市街)もなかなか面白いものでした。写真はもっとも賑やかな通り(11月7日?通り)のもの。みやげものから生活必需品まで多種多様なものが並び人々を誘っています。なかでも気になったのが、水色の看板に見える「タクシーフォーン」なるもの。何がどうタクシーなのか、店内をのぞいてみても電話しかないのです。まさかタクシー呼ぶためだけの専門電話屋ではないだろうし・・。どなたかご存知だったら教えてください。
ここでは今回のチュニジア旅行では珍しく、あまりいいことがありませんでした。マトマタからカイルアンに向かった私はバスを乗り過ごして引きすはめになり、まず2時間のロス。そしてバスターミナルからメディナが遠いため宿探しに苦労しました。さらにうるさいおやじにつかまったり、姉妹の家でお茶を振舞われた挙句お金を要求されるという始末。グランド・モスクもちょっと期待はずれだったし・・・。
まあどれも大したことないのですが、こういう小さな悪いことというのは続くものなんでしょうかね。かえって大きな不幸というのは、前触れもなくいきなりやってくる気がします。それだから人というものは、幸せすぎると不安になってくるのでしょうか?