南米でギアナ3国とまとめて称せられるガイアナ、スリナム、仏領ギアナ。どれも小さな国なのですが、それぞれに独特な人種構成が面白いです。
まずイギリス領だったガイアナは黒人とインド人が多く、少数の白人と中国人、先住民がいます。オランダ領だったスリナムにはそれに加えてインドネシア人が多く、現在フランスである仏領ギアナには、同じくフランス領だったラオスのモン族もいるようです。
スリナムの首都パラマリボの街を歩くと目につくのが、それらさまざまな出身の人々が信仰する宗教施設。中心部には写真のように、大きなイスラム教のモスクとユダヤ教のシナゴーグが仲良く隣り合って建つのが見られます。さらにキリスト教の教会、インドのヒンドゥー寺院、そして中国寺のような建物まで見かけます。
2枚目は、バスがパラマリボに到着する直前にちらっと見かけた巨大なヒンドゥー寺院。あまりに印象的だったので、観光案内所で場所を聞いて遠くまで出かけてきました。ソフトクリームのような形の塔や銀色に光る屋根、そして全体のデザインがかなり特殊で面白いです。これは現在パラマリボで最もゴージャスなヒンドゥー教寺院だということですが、新たなヒンドゥー寺院の建設もすすめられており、もしかしたらそちらはさらに豪華になるかもとのこと。
インド人お金持ってるんだなあ、異国の地で・・と意外に思っていましたが、後に仲良くなったスリナム在住の中国人の女の子に聞くと、この国で一番金持ちなのはやはり商才に長けたインド人とのこと。続いて中国人、インドネシア人、そして最も貧しいのが黒人とのことでした。恐らく黒人よりずっと後からこの国にやって来たアジア人たちの方が羽振りがいいなんて、ちょっと不思議な感じです。