扉写真バックナンバー・57

 

◆更新日:2004年4月30日(旅行653日目) 更新地:クスコ[ペルー]◆
Updated on 30.Apr.2004 (653rd day) at Cuzco, Peru

太陽のワカ、月のワカ(ペルー)
2000年以上も前に描かれた「首切り人」

前回ご紹介したチャンチャン遺跡も砂漠の中のすごい場所にありましたが、ここもロケーションが素晴らしい。巨大なハゲハゲの山すそに、これまた巨大な建造物。この特異な、日本では決して見られない乾いた景色を見るだけで、すでに半分は満足してしまいます。

これらは太陽のワカ、月のワカと呼ばれ、モチェ文化時代(B.C.500〜A.D.800)の遺構です。ワカとはピラミッド型の神殿を指し、この時代には2つセットでよく作られました。

太陽のワカはなんと1億3000万個の日干しレンガを使って作られ、他に類を見ない巨大なものです。でもまだ観光客向けに整備されてはらず、入れるのは月のワカ(右写真)のみです。

月のワカの内部には、2枚目の写真のような色鮮やかなレリーフが残されていて目を見張ります。修復されてはいるようですが、それでも保存状態が非常にいい。この乾いた気候ゆえでしょう。

復元図を見ると、かつてこのピラミッドは、外壁もこのようなカラフルなレリーフや色鮮やかな塗料でびっしり飾られていたようです。現在もしそれが見られたら、きっと壮観でしょうねえ。

たくさんの文化が興り、そしてそれらの遺物が状態よく残されているペルー海岸部。それぞれの文化が、多大の技術や労力が必要とされる建築物や工芸品を残したのを目の当たりにする度に、ただ感嘆の念を強くするばかりです。

 

「ネコ帽子がかわいいチャンチャン遺跡のご神体」←
(ペルー)

→「ペルーのワラスでツアー三昧!@ヤンガヌコ湖」
(ペルー)