砂漠に遺された栄華の跡・2

チャンチャン遺跡のご神体

征服者フランシスコ・ピサロが建設したトルヒーヨ周辺には、
プレ・インカ(インカ以前)文化の遺構が点在する。
気が遠くなるほどの数の日干し煉瓦を積み重ねた、
美しい泥の建築を堪能しよう。

 

トルヒーヨ郊外にあるチムー王国時代の都市、チャンチャン遺跡。
チムー王国はインカに征服されるまで、
北ペルー海岸部の広大な土地を支配していた

 

バスでチャンチャン遺跡を訪れると、幹線道路から遺跡までの1kmほどを徒歩かタクシーで行くことになる
日干し煉瓦の建物が崩れ、ブロックのような壁面をあらわにしていた

 

神への礼拝やみつぎものを捧げた部屋。
かなり修復が済んでいてきれい

 

エスメラルダ(エメラルド)のワカ。チムー王国によって作られた。ワカとはピラミッド型の神殿のこと

1963年に発掘されるまで砂の中に埋もれていたため、非常に保存状態がいいアルコ・イリス(虹)のワカ

 

チムー王国(紀元1100年頃〜)よりも古い、
モチェ文化時代(紀元前500頃〜紀元800頃)に造られた月のワカ。
草ひとつ生えない山をバックにしている

 

月のワカ内部では、壁画の修復作業がおこなわれていた
月のワカ背後で見かけた日干し煉瓦。修復に使われる新しいもの

 

月のワカから、遠くに太陽のワカを望む。
太陽のワカは1億3000万個の日干し煉瓦を使って造られたという巨大なもの

 

いまは土の塊のような月のワカも、かつてはこのように色美しく塗られていたようだ。さぞかし壮観だったことだろう
かつての月のワカの姿を彷彿とさせる、顔料が残った外壁。よくここまで残ったものだ

 

ぎざぎざした尻尾を持つ赤い動物がずらっと描かれた月のワカ外壁

 

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