路傍の糞の河原へ遠足
エンジュ。
「エンジュ」は、大体盆栽にはなり難い樹種であるから、取り上げるのはどうかと思うが、近頃(実際には20年くらい前から}急速に、しかもみじかに増加した樹種で、生活との関連もあるので、ここに取り上げてみた。
「エンジュ」が最も多く使われるのは、現在のところ「街路樹」であるが、実際には古くから「鬼門よけ」の樹種として、一般の家庭の庭木にも使われてきた樹種である。
「エンジュ」が、「街路樹」として多く使われるようになったのは、昭和40年代の始め頃であるが、年代が浅くその形態が「アカシア」と非常に似ているため、混同される方も多いから、それを是正するのも又のささやかな目的の一つである。
こんにちでは、一〇〇以上の品種のヒツジが世界中のいたるところに分布している。
これらのなかでもっとも風変わりなヒツジは、もっとも古い品種でもある、アジアのアルガリ[別名バンヨウ]の直系の子孫である。
アルガリは太い尾をもったヒツジで、その肉は北アフリカやアジアの特定の地域で賞味されている。
この種類はアッシリアの浮き彫りにも見られ、特異な太い尾によってすぐに識別することができる。
紀元前五世紀にさかのぼり、ヘロドトスはこれらのヒツジの奇妙な飼育法について次のように述べている。
「アラビアには二種の羊がおり、これは他のどこにも見られぬもので、まことに驚異に値する。
その内の一種は尾が長く三ペキュス[約一・三メートル]を下らない。
もしそのまま引き摺らせておけば、尾が地面に擦れて擦り傷がつくはずである。
ところが羊飼たちはいずれも良い大工の腕をもっていて、小さい車を作ってこれを尾の端に結びつける。
一頭ずつ羊の尾を、その車一つずつに縛りつけるのである」(ヘロドトス『歴史』[巻三、:三節]、松平千秋訳) ヨーロッパでも、スイスの湖上住居者の部落の発見で証明されたように、ヒツジははじめのうちは食肉用に飼育されていた。
エジプトでは、同じような食肉種のヒツジが飼われていた。
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