高校生たちが、互いに骨を砕きあう戦乱の地―関東。そこでは、洛陽高校、南陽学院、許昌学院、揚州学園、予州学院、成都学園、涼州高校の7つの実力高校が、天下を我がものにせんがため、覇権を争っていた。男女を問わず、いつでもどこでも戦いに明け暮れる高校たち。日々、戦いに興じる彼らは、決まって勾玉<まがたま>のアクセサリーを身に付けていた。彼らが持つ勾玉は、遠い過去の三国志の闘士たちの魂を封じ込めた宿命の勾玉だった。物語の舞台となる南陽学院に転校してきた爆乳女子高生のヒロイン、孫策伯符<そんさくはくふ>。彼女は、26歳で天逝した江東の小覇王・孫策の魂を受け継いでいたのだ。運命に導かれるように、戦いに血が騒ぐ孫策。そんな彼女を心配そうに見守り、介抱する幼ななじみの周瑜公瑾<しゅうゆこうきん>。しかし、そんな心配をよそに、当の本人の孫策は、戦うことが単純に好きでワクワクしている。しかし、「孫策を倒せ!」という勅が出され、次々と強敵が襲いかかる。それを振り払いながら次第に実力をつけていく孫策伯符だが、やがて、さらに強大な相手、南陽四天王の呂蒙子明<りょもうしめい>と拳を交えることになる。しかし、その陰には覇権を狙った陰謀が渦巻いていた。果たして、孫策伯符の運命はいかに・・・・!?
一騎当千とは
漫画雑誌「月刊ComicGUM」(ワニブックス)に2000年より連載中。
『三国志』の英雄達の魂を封じ込められた勾玉を持ち、彼らの宿命を受け継いだ高校生達(作中では「闘士」と呼ばれる)による格闘漫画。
その設定により、主人公である17歳の女子高生「孫策伯符」を初めとして、キャラクターの名前が三国志物語の登場人物から採られていることに特徴がある。
2003年7月30日から10月22日までAT-Xで、2003年10月2日から12月25日までテレビ神奈川・千葉テレビ・テレビ埼玉・三重テレビ・サンテレビにて、漫画と同名タイトルでアニメ化された。地上波での放送は、深夜帯放送のUHFアニメの範疇に入る。また、AT-Xでは視聴年齢制限を掛けている。
2007年2月からはAT-Xにて続編アニメ『一騎当千
Dragon
Destiny』(以後、『DD』と表記)が放送される予定。また、2007年春からは地上波(UHFアニメ)でも放送予定。なお、前作とはスタッフや声優が一部変更されている。
|
|
南陽学院
中等部もある一貫校。
孫策伯符 (声:浅野真澄)
主人公。現在Dランクだが、ポテンシャルは高い。南陽新リーダー。なお、原作者の塩崎曰く、主人公にした理由は「誰もやっていないから」との事。因みに実家は長野県。
呂蒙子明 (声:甲斐田裕子)
南陽四天王の一角でAランク。サブミッションを得意とする。左眼は常に眼帯で隠されている。色々と破天荒な女性キャラが多い中、稀有(?)な純情派である。左慈の事が好きだが、あまり素直になれない。失明の理由は、劉備の龍が暴走した際、阻止しようとしたら龍の力が自分に宿ってしまった為。眼帯には、それを抑制する護符が縫いこまれている。その為、華佗の病院へ通っている。
周瑜公瑾 (声:日野聡)
伯符の幼馴染で、彼女にほのかな思いを寄せる。徐々に才能を開花させつつあるが現在、許昌の捕虜となっている。甘寧の除名で、新四天王となった。Cランク。
左慈元放 (声:森久保祥太郎 / 『DD』では遊佐浩二)
南陽四天王の一角。女性には目がない(伯符の母親、呉栄にもお世辞を言うほど)。本名は王允子師。常に煙草をすっている。王允自身の寿命が尽きかけているので決死の覚悟で孫策に勝負を挑んだ後、彼女の龍退治をし、その後、自決する。尚、彼が王允である事を知っていたのは、董卓・華佗など。
楽就 (声:飯島肇)
南陽四天王の一角。Bランク。外見は厳ついが、内面は良い人。弱くいつもやられ役。
甘寧興覇 (声:上田陽司)
元南陽四天王。夏候淵により、余命が10日程にされた。
陸遜伯言
南陽中等部の闘士(軍師)。典韋及び馬謖幼常に続く、中学生闘士。語尾に「~ぞね」と特徴的な喋り方をする。呂蒙を慕っている。
許昌学院
夏侯惇の工具箱に「土木科」があるので、建築関係にも力を入れている様子。
曹操孟徳 (声:遠藤真 / 『DD』では赤城進)
許昌のリーダー。抜けた所があるが、過去に龍の力で弟子や親族を殺してしまった事や龍に呑まれる事に苦しんでいる。夏侯淵曰く「ジャングルの動物達と同じ匂い」との事。
夏侯惇元譲 (声:上田陽司 / 『DD』では阪口周平)
孟徳の親友。戦い方にうるさい熱血漢。敵対しているが、伯符とは友好的である。胡車児のナイフによって、片目を潰される。
郭嘉奉孝 (声:藤本隆行)
策士。ガンを患っていたが治る。馬ショクによって、生死の境をさまよっている。なお夏候惇は、甘寧の仕業。と勘違いしていた。
夏侯淵妙才 (声:喜多村英梨)
暗殺拳の使い手。暗器を利用した戦闘が得意。無口で無表情だが、孟徳に対しては一途。彼とはジャングルで出会った。
賈詡文和 (声:寺田はるひ / 『DD』では河原木志穂)
元は董卓の懐刀。彼の死後は、許昌へ下る。ノートパソコンをいつも持っている。知識も豊富。
司馬懿仲達 (声:斎賀みつき)
影の支配者。その知略は賈詡でも読み取れない(とは言え、それなりに勘ぐっている)。
成都学園
作中から察するに、女子校の模様。埼玉県秩父市にある。
関羽雲長 (声:岡寛恵 / 『DD』では生天目仁美)
成都学園最強の闘士。特Aランク。なお、塩崎は彼女をガングロでミニスカと設定してしまった事で、色々と不安がっていた。現在、許昌にいる。人気は主人公を差し置いてNo.1である。愛称は「関さん」。
劉備玄徳 (声:真堂圭)
成都学園のリーダー。読書が好きで普段は大人しいが、龍が覚醒すると凶暴になる(10人の上位ランクの闘士を病院送りにしたほど)。運動神経は関羽は「カナヅチ」と言っており、走ってこける事があるため、かなり乏しい。見た目に反して、非常に頑固。
張飛益徳 (声:茅原実里)
お菓子が大好きな闘士で、いつもスナック菓子の袋を抱えている。Cランク(だが、潜在能力は高い)。玄徳のお守り役も兼任している。塩崎曰く「関西弁の似合うキャラ」との事。普段着は、巫女の姿である。玄徳からは「張さん」と呼ばれている。夏侯淵との戦闘で重傷を負ったので、現在は療養中。
趙雲子竜 (声:淺川悠)
成都学園2年で特Aランク。物静かな性格。塩崎は「登場させるには、放浪しているから難しい」とコメントしている程、登場に悩まされた闘士である。彼女だけがブレザーの制服を着ている理由は「別の所から玄徳を守っているから」との事(ちなみに、通常版11巻の書き下ろしイラストではセーラー服を着用している)。玄徳からは「子ーさん」と呼ばれている。
諸葛亮孔明 (声:門脇舞以)
山奥に住んでいる少女。小さいながらも、その才知は計り知れない。眠り癖がある。
黄忠漢升
桃源院最強の闘士。ごつい体格には合わないほど、純情である。常に僧侶の姿でいる。
龐統士元
蒋幹子翼として、許昌に潜り込んだ。
その他
呉栄 (声:井上喜久子)
伯符の母。彼女に格闘技を叩き込んだ張本人で、怒らせると非常に恐ろしく厳しい人物だが、娘の事は大切に思っている。大のイケメン好き。
干吉 (声:小林由美子)
戦いの天才と言われている。普段は錘の入ったリストバンドをつけている。孫策との対戦後は、喋れない状態になっていたが、少しずつ回復している。
太史慈子義 (声:三宅健太)
孫策との対戦後、仲間の不意打ちにより、生死の境をさまようが、諸葛謹により、復活する。
董卓仲穎 (声:浪川大輔)
洛陽最強の闘士。呂布との戦闘後は、百僻刀を携え自決の道を選んだ。ナイフで自分の喉を傷つけるなど、かなりの自傷癖。元々は張昭の弟子であった。因みに漫画版では、孫策との面識はまったく無い(呂布も同じ)。
呂布奉先 (声:渡辺明乃)
洛陽の闘士。だが難病(漫画版の回想にて筋萎縮性側索硬化症と判明している)を患っており、夏侯淵との戦闘後は、病気が悪化して死亡。作中では、それを思わせないほどの実力の持ち主である(陳宮を襲った李カクを、傷一つ負わずに、倒している)。佐慈とは旧知の仲。その後、おまけの4コマ漫画等では、おおっぴらなキャラになっている。
陳宮公台 (声:岡寛恵)
呂布を慕っている闘士。曹操に誘われたが断り、自決の道を選んだ。
一騎当千~Dragon Destiny~
