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猫目石レポート2002

「フランス近代絵画展」行ってきました(松岡美術館・2002/05/25
 ルノワールの描く子供の絵が好きである。
 しかし、ルノワールが描く太ったおばさんのヌードは嫌いである(いや、全部が全部と言う訳ではないけど)。
 さて、毎度おなじみ、とは言えないが(何しろ前回のレポートより半年近く経っているからして)、白金にある松岡美術館に行ってきた。
 多分、白金と言うと庭園美術館のほうが有名である。
 そして今回のチケットはヤフオクにも出品されなかった。
 加藤さんのリアルタイムにも載っていなかった(行く前に見たので本当、その後更新したかは知らない)。
 でも割引券は手元にあったのでわざわざ行ってきた。
 高級住宅街、白金へ。
 ちょっと寝坊した。
 激込みだろうな、と覚悟しながら行ったら、フフフ。
 何しろ、チケットはネットで買えないわ、情報もネットで得られないわ、では人も入らないのだろう(いや、よく知らんが)。
 空いていた。
 しかも、私一人しか館内にいない、という状況だ!
 ルノワールが描いた子供のパステル画も、太ったおばさんのヌードもわたしのものだ!(←言いすぎ)。
 運良く、ギャラリートークも始まる。
 さすがにトークのときは私以外にも聞いている人がいた。
 一人だけだけど。
 終了するまでに男性が一人加わっただけで、学芸員まで「私のもの」状態である。
 何だか、これをUPしたら、今後後ろから刺されても文句言えない気がするくらい、とても贅沢な時間を過ごした。
 作品の質から言うと、上野で開催中のプラド美術館展やシャガール展に一歩くらいひけると思うけど、空いていたので○。

「未完の世紀:20世紀美術がのこすもの展」行って来ました(東京国立近代美術館・2002/01/19)

 正直言って、そんなに期待していた展覧会ではなかった。
 YAHOOのオークションで衝動買いしてしまった招待券を無駄にするのもなんだな、と思いながら行った。
 この手の良く考えないネットでの買い物はたいてい後悔するのが相場。
 とは言え、凄い展覧会だった。
 私は日本人でありながら、今まで日本美術には全く興味を持たず過ごして来た。
 なんだか地味そうだし、辛気臭そうだし。
 もちろん、そういう絵もたくさんあるのだが、意外に色彩鮮やかで美しいので、目から鱗ならず使い捨てコンタクトレンズが落ちるんじゃないかと思ったくらいだ。
 もう、何から語ろうか、というくらい作品数も多い。
 フロアにして4階、ここに展示物の殆どが収められている。
 殆どと言うのは会期の途中から参加する作品、撤退する作品があるからだ。
 それでも、「もうお腹いっぱい」というくらい豊富。

 どうやって語ろう、どうやって見よう、というくらい。
 彫刻なら、高村光太郎の「手」、荻原守衛の「女」。
「手」は思わず合わせてしまいそうに、たくましい手。
「女」は小さくて可憐(図録ではそんな印象は全く無い)。
 絵なら速見御舟の「鍋島の皿に石榴」 。
 キリコの「ヘクトルとアンドロマケーの別れ」 (いや、あの絵を見てもギリシャ神話を知らない人は全く訳が分からないと思うのですが、知っている私でもよく分からん)。
 津田青風「犠牲者」 。画風が「日本のシーレ」。
 写真なら中山岩太の「福助旅」、今がトレンドの癒し系。
 多分、誰が見ても微笑む。
 とにかく作品数が多くて、日本の展覧会で「一日じゃ足りない」唯一の展覧会かも。
 あれだけ見て、まだ来ていない作品があるのだから。


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BBS
2001年のレポート

 

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