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急告: 取材日誌をブログ化しました。過去の日誌はこのまま残りますが、新しい日誌は、こちらでご覧下さい。

           (2005年)

2004年版(2004年6月26日〜12月23日)
2005年版(2005年1月8日〜3月3月19日)
ブログ版 (2005年3月23日以降)

2005年3月19日(土)  スハマソウ
 石川県では、全県的に分布するスハマソウですが、門前町猿山の群落は特に見事で、地元の人が保護に取り組んでいます。今シーズン初めての土曜日ということで、駐車場にはおにぎりを売る店やスハマソウの苗(1鉢800円)を売る店が出て賑わっていました。駐車場整理の地元の人の話では、午後1時の段階で5台の大型バスを含めて約300人ということでしたからこの日、400人くらいの観光客が来たようです。
 昔は、監視員もいなくて、山の中を自由に歩き回って写真を撮りまくっていたのですが、今では、ロープが張り巡らされており、撮影ポイントを取りにくいのが難点ですが、自然保護のためにはやむを得ません。まだ咲き始めということで、花の数は多くはありませんでした。白い花が目立ちます。白花もきれいではありますが、赤花の方が私にはより美しく感じられます。赤花が少ないのは、かつて、色変わりを求めて、赤花が乱獲されたことによるもので、その証拠に、先の売店で販売していたのもすべて赤花でした(種子から培養したとのことです)。
 一口に赤花といっても、いろんな程度があります。後日、整理してアップしたいと考えています。
 なお、ここには監視をかねて、ライブカメラが備えられていますので、自生地の状態を観察することができます。
  http://219.99.222.219/top/liveapplet-j.html
2005年3月17日(木)  ミチノクフクジュソウ
 3月11日に開花したミチノクフクジュソウですが、その後、雨が降ったり、雪が降ったりで、完全に花開く日がほとんどありませんでした。1週間経った今日は、花茎も垂れてしまい、もう終わりに近い状態になってしまいましたので、最後に横顔の撮影をしてみました。

萼片が花弁より明らかに短い
花弁の外側が赤褐色を帯びる(フクジュソウでは、紫から黒紫色を帯びる)
萼片の外側が緑色から黒緑色を帯びる(フクジュソウでは、紫から黒紫色を帯びる)

に該当するので、確かにミチノクフクジュソウのようです。あとは、茎が中空であるかどうかを確認するだけです。ミチノクフクジュソウについての詳しいことは(ここ)をご覧下さい。
2005年3月13日(日)  ヒメオドリコソウ
 おととい、ようやく暖かくなって、ミチノクフクジュソウが開花したとのご報告をしたばかりなのに、昨日・今日はまた冬に逆戻りしました。自宅のヒメオドリコソウも、綿のような春の雪を被ってしまいました。とても寒いです。この週末は家でじっとしていました。私は寒いのが苦手です。
2005年3月11日(金)  ミチノクフクジュソウ
 昨年、近所のホームセンターで「ミチノクフクジュソウ」とラベルの付いた鉢を買い、どういう花が咲くか楽しみにしていました。ここ2〜3日の暖かさで急につぼみが膨らんで、今日あたり開花するのでは、との予想がありましたが、朝見た限りでは、未だ開花していませんでした。昼休みに見たところ、見事に花開いておりました。これから、間違いなくミチノクフクジュソウであるかどうかの検証に入りたいと思います。
 それにしても、春には黄色い花が目立つような気がしますね。
ミチノクフクジュソウについての詳しいことは(こちら)をどうぞ。
2005年3月10日(木)  ナニワズ
 しつこくも昨日と同じナニワズの花ですが、今朝は天気が良くて明るかったので、昨日よりはよい画像になりました。
2005年3月9日(水)  ナニワズ
 待ちに待った自宅のナニワズが今日、開花しました。鮮やかで濃い黄色です。
ナニワズは「石川の植物」の表紙にも何度か登場したお気に入りの植物です。
いよいよ春です。私も活動開始です。これから忙しくなります。
ナニワズについての詳しいことは(こちら)をどうぞ。
2005年3月3日(木)  セランダイン
Ranunculus ficaria L.  英名 Celandine(Lesser celandine)
 金沢では、あちこちに見られます。私の勤務先の近所の川原にも多数生育しています。金沢では、遅くとも1950年代には園芸植物として植えられており、おそらくそれが逸出して広がったものと考えられています。
 朝は閉じているのですが、気温が上がってくると開花します。夕方閉じて翌日、暖かければ又開花します。何度繰り返すことができるのかは未だ数えてありません。
 一見、リュウキンカに似ているので、ヒメリュウキンカという人もいるようなのですが、リュウキンカは Caltha(リュウキンカ属)でセランダインは Ranunculus(キンポウゲ属)と全く別物ですから、「リュウキンカ」を使うのは感心しません。
 Ranunculus の果実は痩果(そうか)で、Caltha の果実は袋果(たいか)であるところが決定的に異なります。ただし、近所のセランダインで果実を確認しようとしましたが、果実ができずに枯れてしまうので確認は取れていません。
 ネットで調べたところでは、レッサー・セランダインは3月22日の誕生花で、花言葉は「人見知り」だとのことです。
2005年2月18日(金)  ヒメオドリコソウ
 久しぶりの好天に誘われて、昼休みに、勤務先の近所の川へ出てみました。ヒメオドリコソウが咲き出していました。春ですね。小さな花ですが群生するので、きれいです。茎の先の葉が紅色を帯びるのが特徴です。20年ほど前には、極めて珍しい存在でしたが、今ではどこへ行っても見かけることのできる帰化植物です。
2005年2月11日(金)  シュンラン
 これまで降った雪が、昨日までで完全に溶けさっていましたのに、今朝起きてみると10〜30cmのサラサラの雪で覆われていました。
 そんな雪の間から大きな果実がにょっきりと顔を出していました。正確なところ直径は2.5cmでした。中に種子はなく、空でした。あまりの大きさに、何か分からない人もいますが、じつはシュンランの果実なのです。
2005年1月29日(土)  イヌノフグリ
 ここ2〜3日、良い天気が続きました。久しぶりに庭を見回りましたら、イヌノフグリが開花していました。
 私たちのグループでは、金沢城公園の管理者からの依頼で、植物調査を行っています。ここで、長い間見たいと思っていた「イヌノフグリ」にお目にかかることができました。
 極めて小さな株が10株未満というわずかな数ですが、何とか、私が見つけてから5年間は生き続けております。ここは年に何回か、徹底的に除草される場所で、大きくなるとむしられてしまうため、小さな株がやっと生き残っているという状態です。
 種子をもってきて植木鉢で栽培したものです。今日は2花開花しました。果実ができつつあるのもありますから、かなり前から咲き出していたものでしょう。気が付きませんでした。何しろ花の直径が3.5mmという小さな花ですから。
   葉の色が緑でなく赤銅色になっているのは、冬の姿です。紅葉しているとでも言えましょうか。おそらく、アカウキクサが冬に「赤く」なるのと似た現象なのでしょう。
2005年1月17日(月)  顕微鏡写真撮影工房(2)
 オオアカウキクサの先端。全体にわたってピントが合うような加工をした深度合成画像です。

 顕微鏡写真撮影工房(1)が好評でしたので、(2)をお送りいたします。(1)も最初にアップしたときよりは画像も増えて、改良されていますから、(1)の方をもう一度見ていただけると幸いです。

 光学顕微鏡は被写界深度が浅い。要するにピントの合う範囲が極めて狭いのです。眼で観察しているときには、調節ネジで鏡筒(またはステージ)を上下し、ピントをずらせながら観察し、頭の中で全体像を作り上げることができます。しかし、写真撮影をした場合には、ごく狭い範囲にピントがあった画像が得られるだけで、全体を把握するのが困難になっています。
 そこをどう解決するのかが今回の主要なテーマです。パノラマ画像の作り方などもご披露しました。

 詳しい説明が、ここにありますのでご覧下さい。
2005年1月10日(月)  顕微鏡写真撮影工房(1)
 私の顕微鏡写真撮影の道具類を公開いたします。顕微鏡撮影を始めようとされる方は参考にして下さい。
 従来の顕微鏡写真は、専用機でない場合には一眼レフのフィルムカメラを使っていました。照明と露出が難しく、フィルム1本を取り終わって現像してみなければ成功か失敗かが分かりませんでした。万一失敗していた場合、もとと同じ条件の材料を準備することは不可能に近いものがあります。ところがデジカメを使うと、その場で画像の確認ができますので、失敗していてもすぐに撮り直すことができ、とても便利です。
 顕微鏡撮影のためのデジタル顕微鏡も開発されていますが、個人で購入できるような価格のものは、画素数が少なくて、不満足です。200万画素以上もあるデジタル顕微鏡となると、300万円ほどしますので、個人では手が出ません。
 300万画素程度で、光学ズームがあり、回転する液晶モニターの付いたデジカメを使えば、まず簡単に不満のない撮影ができます。

1 デジカメ 7 光源装置
2 顕微鏡アダプター 8 フレキシブルスタンド
3 直筒付き単眼実体顕微鏡 9 ヘッドルーペ
4 撮影ステージ 10 小物を入れた箱
5 双眼実体顕微鏡 11 ミクロメーター等
6 生物顕微鏡
 
それぞれの道具類の詳しい説明が、ここにありますのでご覧下さい。
2005年1月8日(土)  ナニワズ
 みぞれの中で春を待つナニワズの蕾です。
ナニワズは早ければ2月下旬から咲き出します。石川県では、春一番の花の代表選手の一つです。惜しむらくは、分布が限られていて、知る人が少ない点です。
 でも、あと1ヶ月少々、春は間近です。
 ナニワズについての詳しいことはFILE6(ここ)をご覧下さい。

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