ケンロクエンキクザクラ(兼六園菊桜)(2) 
Cerasus lannesiana ’Sphaerantha’Miyoshi
バラ科 Rosaceae) 
               
学名は日本の桜(勝木俊雄.学習研究社)によりました。

  GWに帰省していた長男が「兼六園菊桜」を見たいというので、2006年5月6日の早朝(午前6時)、金沢市の兼六園へ行ってきました。
 前回の報告は、2002年4月20日でした。今年は、2週間も遅れてちょうどよい時期でした。デジカメも替わり、画像の鮮明さが素晴らしいので、新たな取材による、兼六園菊桜(2)として画像をお送りいたします。
 兼六園菊桜を詳しく解説した(1)については、こちらをご覧下さい。

 このFILEは、石川の植物の読者のお一人である本屋のおばちゃんさんの企画「HANAMI TOUR RELAY ON WEB 2006」にリンクしております。HANAMI TOUR RELAY ON WEB 2006の全貌については、ここをご覧下さい。

 兼六園菊桜は、桜の多い兼六園での、最重要・最人気の桜です。この日は早朝のため、入園者が少なく、ゆっくりと撮影できました。じつは、兼六園は、早朝6時から7時までは入園料無料で入れます。土日は石川県人であるという証明(運転免許証など)があれば無料です。また、65歳以上なら、いつでも無料で入場できます。

 菊桜は八重桜の類ですが、花弁がおおむね70枚以上になるものを「菊桜」と呼ぶそうです。石川県には、菊桜が特に多くて、「気多白菊桜」「阿岸小菊桜」「火打谷菊桜」「名島桜」「善正寺菊桜」「来迎寺菊桜」等の菊桜が知られております。他の菊桜の多くは花弁数が200枚程度であるのに比べて、「兼六園菊桜」はサトザクラの園芸品種で、花弁数が250枚くらいあり、また、年とともに多くなる傾向をもつということです。
 蕾のときは、ぎっしりとつまっていて、紅で、だんだん開花するにつれて、色が薄くなっていきます。また、花が終わったときに、花弁が散るのではなく、花柄ごとポロリと落ちることも特長とされています。

兼六園菊桜の美しさを、ご堪能下さい。


図1 看板の立っている右方の木と、左の2本が兼六園菊桜。今年は、左の木の花付きがよかった。

図2 紅色の蕾から、開花して白っぽくなった花までが見える。
図3 蕾は紅色

図4 展開した花弁の色が薄くなるので、中心が紅で、縁が白っぽい状態となる。

図5 図4と同様、展開した花弁の色が薄くなるので、中心が紅で、縁が白っぽい状態となる。

 
図6 図4と同様、展開した花弁の色が薄くなるので、中心が紅で、縁が白っぽい状態となる。

図7 最終的には白っぽくなる

図8 花弁が散るのではなく、花全体がぽとりと落ちる。

文献

勝木俊雄. 2001. 日本の桜:p198-199.学習研究社.

掲載種
一覧
表紙集 リンク集 用語解説 ごあいさつ 作者紹介 お知らせ 写真館 掲示版 メール 取材日誌2005

花のアイコンは、Flower Icons Site(現在URL不明)からお借りしたものです。

花模様