2007/7/13の「幸せって何だっけ」の「嘆きの穴」のコーナーで、
「同居する義姉のいじめにガマンの限界」という相談がありましたが、
細木氏はとんでもない回答をしました。
細木氏の回答は、
「嫁に行ってんじゃんこの人(義姉)は。
戸籍抹消して出ていって他家に嫁に行って、勝手に出戻ってきて名前を
使ってるだけだから、単立ですよ。
この墓(親の先祖の)にも入れないですよ。全然関係ないの。
他人じゃん。ただ、財産の相続権があるっていうだけ、今の変な法律で・・
で、あなた(相談者)は戸籍(謄本)を取ってらっしゃい。
夫の戸籍を取るとね、洋子(相談者の義姉)さん戸籍抹消されてね、消えて
ますから、単立で。
それを見せて、あなた(相談者の義姉)はここの人と思ってても戸籍で国家
で認めてないんですよという話から入っていって居候としておいてあげます
と・・(戸籍)謄本が証明してますと、そこで喧嘩しなさい」

「幸せって何だっけ」(フジテレビ系 2007年7月13日放送)
ということでした。
しかし、これはとんでもない間違いで、細木氏は、戦前の戸籍法から判断した
ようで、戦後の戸籍法ではこのような理屈は成り立ちません。
細木氏は、「戸籍抹消」といいましたが、「除籍」のことだと思います。
結婚した際、新戸籍を編成することがほとんどで、相談者の夫も義姉もその
両親の戸籍から除籍されています。
そして、細木氏は
「夫の戸籍を取るとね、洋子(相談者の義姉)さん戸籍抹消されてね」と言い
ましたが、新戸籍を編成している夫の戸籍には最初から義姉の名前はありま
せん。
よって、「戸籍抹消され」ということはありません。
また、「戸籍で国家で認めてない」ということもなく、除籍されているという意味
では、相談者夫婦も「ここ(家)の人ということを戸籍が認めていない」という
ことになります。
明治憲法下では、「家」を重視した戸籍法となっていましたが、日本国憲法下
では、戸籍は「個人」を単位としています。
おそらく、細木氏の頭の中は、未だに明治憲法下にあるのでしょう。
また、「この墓(親の先祖の)にも入れないですよ。全然関係ないの。」
という理由もよくわかりません。
それと、「財産の相続権があるっていうだけ、今の変な法律で」というのも
理解できません。
細木教独特の教えかもしれませんが、無理があります。
そして、相談者は、夫の戸籍謄本を見て愕然とするでしょう。
「家」とは無縁になっているので・・
細木氏は、多くの戸籍謄本を見てきたと良く言いますが、本当でしょうか?
私は、親と自分の戸籍謄本を見ただけで判断できましたが、本当は、細木氏
は、戸籍謄本を見てきたのではなく、それに基づく家系図だけを見ていた
のでしょう。
細木氏を「戸籍鑑定士」と思っていたのですが、かいかぶりでした。
占い、霊能力、戸籍鑑定、人生相談、全て能力なし。
人の人生を狂わすことだけは止めて頂きたいです。