四国霊場第五十四番札所    近見山  延命寺 【宝鐘院】
宗派 : 真言宗豊山派         本尊 : 不動明王
御詠歌】 くもりなき 鏡の縁と ながむれば 
               残さず影を うつすものかな
真  言】 のうまく、さんまんだ、ばざらだん、せんだ、
             まかろしゃだ、そわたや、うんたらた、かんまん

 奈良中期行基によって刻まれた不動明王を本尊と
 したのが寺の始まりである。当初は今治の西北に
 ある近見山の頂にあった。それ故に、嵯峨天皇の
 勅願によって弘法大師が再興した折り、近見山円
 明寺と名づけられた。つまり明治以前は、53番と
 54番が同じ寺名であった。弘法大師が再興してか
 らは、七堂伽藍も建てられ、栄華を誇っていたが、
 兵火で焼かれることが度重なり、場所を移動して
 いった。現在の地に移ったのは天正年間(1573〜
 92)のことである。何度も戦火にあったためだろうか、
 古くからの梵鐘は戦いの合図に使われ、夜になると
 誰も叩かないのに鳴り出すという噂が流れたので海
 に沈めたという。現在の梵鐘は、宝永元年に時の
 住職が自らの財で鋳造したものである。享保12年
 (1727)に現在地に再建。寺号の延命寺は明治初
 期に改められたおいう。
山 門 本 堂 大師堂 鐘 楼


お問合わせ 近見山  延命寺 【宝鐘院】
〒794-0081 
愛媛県今治市阿方甲636
 0898−22−5696
アクセス  JR予讃線大西駅から今治営業所行き
     バスで7分、桜ヶ丘団地下車後徒歩6分
 また、JR予讃線今治駅から菊間行きバス9分、
     桜ヶ丘団地下車後徒歩6分
駐車場  普通車30台 (普通車100円) 境内
宿  泊      宿坊なし