カブトムシ
  
( beetle ) 

ケース

特に外産カブトムシの累代飼育について、ヘラクレス等の憧れのカブトムシを累代するには多少の時間が掛かります。飼育スペースは、大型プラケか衣装ケースが必要です。

セット産卵マットは、カブト用の市販のマットで充分ですが、ケースの底10cm位を固く押し付けておきます、♀はこの部分に卵室を作って卵を産み付けます。後はクワガタと同じようにケースの三分の二位までマットを入れ、転倒防止の木切れや、♀が這い出しやすいように細めの材を埋めてもいいと思います。食欲が旺盛ですので、餌は多めに特にバナナを切らさずに与える事をお薦めします。 

外産カブトも、♀を挟んだり 産卵の邪魔をしますので、♂は別にしたほうが安全です。しかしクワガタと違い一度の交尾では、無精卵が多くなりますので、時々交尾させると孵化率が高くなるようです。産卵中の♀は狭いスペースでは、卵を潰す可能性も有りますので、2週間ペースで卵を取り出すか セットを変えると良いと思います。取り出した卵はプリンカップにマットを入れ、ボールペンの後ろ等で窪みを作り乾燥しないように25℃以上で保管します。

幼虫管理温度にもよりますが、通常は一ヶ月程で孵化します。例外として、グラントシロカブトは早い物で一ヶ月、平均して4ヶ月程も孵化までにかかります。カブトは集団飼育が可能ですが、3令になると100gを超える種もいますので、かなりのスペースが必要になります、冬でも25℃前後、最低18℃位は必要ですので中プラケかQボックスでの単独飼育が便利と思います。 

ネプ

幼虫期間ですが、Dynastes、Chalcosoma、Megasomaでは、初令期間一ヶ月、2令期間一ヶ月、3令期間一年以上、前蛹〜羽化二ヶ月以上で羽化までには、一年半〜二年が必要です。Chalcosomaでは少し短め、Megasomaではこれ以上掛かるケース有るようです。♀の方が早く羽化して来ますので、同血統でのペアリングには難しいケースもあります。小型のグラント等は集団飼育で羽化時期が揃うと聞いています。

蛹室人工蛹室 外産カブトも人口蛹室で羽化させるとツノ曲りが少なくなる?ようです。クワガタでも使っているオアシスで20cm程の蛹室を作ります、カブトのツノは前蛹〜蛹になる時に決まりますので、前蛹で仰向けに真っ直ぐ伸びた状態の時に、人工蛹室にいれます。やや頭上がりに角度を付けて脱皮後、蛹のツノが伸びる時に蛹室の前壁にぶつからないようなスペースを作ればいいようです。せっかく二年近くもかけて育てた幼虫が、最後でツノ曲りにならないよう頑張りましょう。