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インストールの前に

LFSをインストールするには、
何らかのLinuxが動く環境にある必要があります。
まぁ、LFSを導入しようとしているならこの前提条件はクリアしているでしょう。
Linuxも使ったこと無いのにいきなりLFSを使おうなんて人は、いませんよね?

当然ですが、コンパイル環境が必要です。
カーネルソースは特に必要ありません。

インストール手順

LFS公式ドキュメント を参照して下さい。
…ってそれだけで済ますのもちょっとあれなんで、いくつかヒントを。

まず、日本語ドキュメントが以下にあります。

LFSドキュメント日本語訳

まずこのドキュメントを熟読してから、実際のインストール時には
英語版のドキュメントを参照すればよいでしょう。
※ 日本語訳の版は古いので

丁寧に説明してくれていますので、それほど戸惑う事なく
作業は進められるはずです。

GRUBの設定について

ドキュメントの最後の方で、
GRUBの設定をrootコマンド等を使って行っていますが
GRUBの動作に自信が無かったらこれは止めたほうがいいでしょう。
最悪、既存システムもLFSも両方起動できなくなってしまうかもしれないからです。

現在使っているGRUBの設定ファイル(/boot/grub/menu.lst)に
LFSの記述を追加する方法にすれば、失敗してもまた
既存のLinuxシステムを起動することが出来ます。

カーネルのカスタマイズについて

これもドキュメントの最後の方になりますが、
LFSのカーネル設定ファイルを作成する(make menuconfig)時の注意点をいくつか。

LFSでは、initrdは使用しない方が無難です。
その辺に詳しい人ならいいですけど、僕はこれで少しハマりました。

LFSパーティションにReiserFSなどを使った場合は
そのファイルシステムをビルトインで利用できるようにしておく必要があります。
モジュールで組み込んでも駄目です。

全体的に、既存のconfigファイルからmake oldconfigとするのは
止めたほうがいいと思います。
カーネルのコンパイルはLFSシステムが起動してからも行えます。
…というか、おそらく最新のカーネルにしないと気が済まないんでしょ(笑)?

参考コラム : カーネル2.6系でDMAが無効になる問題

LFSの起動

全てのインストール作業が完了したら、
マシンをリブートしてGRUBのメニューから
作ったばかりのLFSを起動しましょう。

ファイルシステムのマウントが失敗してたりすると
恐怖(?)の Kernel Panic になりますが
それ位の事をクリアできないようだと、この先はもっと大変です。

LFSを動かしてみる

当然最初はグラフィック環境など入っていませんから
コンソールで作業することになります。
この状態だと適切なフォントが入っていないので
日本語は文字化けしていると思いますが、とりあえずこのまま作業を続けます。

ネットワークには接続した状態ですが、まだwgetなどのコマンドが一切ありません。
かろうじてftpコマンドは使えるので、最初のうちはFTP経由で
ファイルのやりとりをしましょう。

では、次からはいくつか必要なソフトウェアをインストールしていきます。

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