クリビア・ノビリス Clivia nobilis  Lindl







南アフリカ、ケープ地方原産の、ヒガンバナ科常緑多年草です。
我が国にはミニアタ種より早くに渡来したため、明治年間は、このノビリス種
をクンシランと呼んでいました。現在は余り育てられていませんし、入手も非常に困難です。往々にして雑種のキルタンシフロラが、本種と間違われて流通しています。

花期は概ね5月頃、ミニアタより若干遅いです。下垂性の筒状花を散系に着け、三週間ほど咲いています。自家受粉で結実します。
なお、本種の育て方は、ミニアタ(ウケザキクンシラン)と同じですが、耐寒性が高くて最も丈夫な種です。そのかわり生長は最も遅いですが。。。



自然開花は5月です。種子も容易に採れますが、開花まで7年かかります。




  播種後3年目の様子(平成17年)  肉厚で短い葉はミニアタ種との大きな違い。

ノビリス種を見分けるポイントは、葉の先端が凹み、外周に鋸歯があることです。








《 ヒガンバナ科 Amaryllidaceae