ムジナノカミソリ発見か

これは何でしょうか? Name: satoyama  2003-8-20 11:21:07/長崎県
 

小山さん初めまして。リコリスの検索をやっていてこちらにたどり着きました。
昨年、リコリスの写真を野原で撮ったのですが、何なのかわからず困っております。

長崎県野母崎町(気候は亜熱帯)というところの海岸付近、日当たりの良い草地に咲いて
いた株です。
9月中旬以降の秋咲きで、花がヒガンバナのように放射状についています。
小山さんが掲載されているアケボノショウキランによく似ていますし、単なるキツネノカミソリ
(またはオオキツネ)の遅咲き種にも見えますし、また、私が参加している「oNLINE植物アルバム」
というサイトの掲示板で伺ったところ、現在は韓国〜対馬に自生するムジナノカミソリにも似て
いるという意見もいただきました。

素人の私には到底判断できませんので、
リコリスにとても詳しい小山さんに是非見ていただきく、写真を貼り付けてみます。
お分かりでしたら教えていただけないでしょうか。

Re: これは何でしょうか? Name: satoyama  2003-8-20 11:22:09/長崎県
 

株全体と結実した実の写真も貼っておきます。
写真が不鮮明で恐縮ですが、
原種か交雑種かわかるだけでも幸いです。よろしくお願いします。

Re: これは何でしょうか? Name: 小山  2003-8-20 17:49:39/千葉県
  satoyamaさん、はじめまして

ご投稿の画像を拝見した限りでは、アケボノショウキラン
Lycoris rubroaurantiaca に、花の形・色及び花期や、散形
の程度が良く似ていますね。
アケボノショウキランは、九州産黄花種と、キツネノカミソリ
秋咲き種との自然交雑種で、稔性がありません。
また、出葉期はキツネノカミソリと異なり、秋遅くになります。

花被片の感じは、オオキツネノカミソリ
Lsanguinea varkiushuana 
に近いですが、花期が遅いこと、しべの突出が
やや弱いこと、花の散形が四方に広がっていることなどから、
オオキツネとは違うように思います。
また、ムジナノカミソリ
Lsanguinea varkoreana
見たことが無く詳細は分かりませんが、稔性があるそうなので、
種子が得られるか否かを確認したいところです。
なお、リコリスは稔性が無くても子房は膨らみ、一見結実した
ようにも見えますが、やがて子房が黄変して脱落します。

樺色の園芸品種には‘べにさつま’がありますが、本品種は
染色体の核型分析から、アケボノショウキランそのものである
と同定されています。
園芸学雑誌1994年 鹿児島県下で見いだされたLycoris新種
の成立について 上野敬一郎ほか3名

お役に立てなくて申し訳ありません。
小生は趣味の園芸ファンでして、同定できるような植物学の素地
は全くありませんです。
リコリス・ネリネ保存会の方で、長崎県でリコリスの品種保存に
携わっておられる方がいます。お伺いしてみますね。

Re: これは何でしょうか? Name: satoyama  2003-8-20 18:58:36/長崎県
  小山さん、詳しい解説ありがとうございます。
こちらこそ小山さんのサイトが園芸のホームページと知りながら、
自生状態の野生種らしき写真を投稿してしまい本当に申し訳ありません。

小山さんの解説でたくさんのヒントを頂きました。
リコリスは一時的に結実したように見えても、後に子房が脱落することも知りました。
完全に結実するか否か、及び出葉期で、アケボノショウキランかキツネノカミソリか、
はたまたムジナノカミソリかの大まかな判別ができそうです。

当方もはや調べるすべもなく、もし長崎県のリコリス・ネリネ保存会のかたにお伺い
できるようでしたら、お手数ですがよろしくお願い致します。

捕捉として、写真の株からかなり離れてはいますが、野母崎町には黄花種が野生化していること、
撮影場所の草地は人為の影響も強く、植栽の可能性もあることを付け加えておきます。

図々しくて真に恐縮ですが、今後ともよろしくお願いします。
改めて、詳しい解説本当にありがとうございました。

Re: これは何でしょうか? Name: 小山  2003-8-21 09:53:42/千葉県
  satoyamaさん、おはようございます。
ご丁寧な返信、恐懼の至りです。園芸品種では余程特徴的な品種
以外はラベル落ちになると、まず判りませんが、自生種であれば
観察によって同定することもできると思いますよ。
ムジナノカミソリは、南西日本の各地では絶滅種なので、標本採取
は慎みたいですが、写真やスケッチなどで記録を残したいですね。
リコリスは、花形・草丈・出葉期・稔性・分布域などで同定する
ようです。特に稔性の有無は大切ですね。

宮城教育大主催の「oNLINE植物アルバム」、うちでも随分前から
お気に入り登録(IE6の用語です)していますよ。
わずかですが山野草を栽培していますので、検索に重宝しています。
命名者付きの学名表示なので、助かっています。
野生植物は栽培植物の原点。園芸を深めるためには欠かせない素材
と思います。

では、失礼します。詳細が判り次第、またご報告しましょう。

Re: これは何でしょうか? Name: satoyama  2003-8-21 13:27:45/長崎県
  小山さんこんにちは。
小山さんの書かれた同定の方法を参考にしつつ、
たくさんの記録を季節を変えて残していきたいと思います。
稔性の確認や出葉の報告、いたしますね。
oNLINE植物アルバムは学名のフル表示もさることながら、
投稿数も増え図鑑としての価値もあがりつつありますので、
いつでもお越しください。
私もアマリリスやアガパンサスなどを栽培している身ゆえ、小山さんのサイトの
美しい品種群を見に参りたいと思います。
それでは、私も今回はこれにて。今度もよろしくお願いします。

Re: これは何でしょうか? Name: 小山  2003-8-21 16:47:56/千葉県
  こんにちは
たびたびですいません。
先ほどリコリス・ネリネ品種保存会の先達でおられる、
城下農園の城下様から、取り急ぎのご返事がありました。

花の形はオオキツネノカミソリや、遅咲きのキツネノカミソリ
とは違っているようで、アケボノショウキランではないか?
保存会では‘紅早生’という園芸品種名で配布されています。
(9月咲き、晩秋出葉型、花色は樺色)
http://lycoris.jp/syasin.html
下から2段目に開花画像が掲載されています。
なお、参考までに、野母崎町役場には数年前になりますが、
出荷したことがあり、海岸近くの道路沿いに植栽されました。
人里であれば、園芸品種の可能性も排除できません。

いずれにしても、今後の観察が必要ですね。
ムジナノカミソリであったなら、対馬以外にも分布している
ことになり、フィールド観察としては快挙です。

Re: これは何でしょうか? Name: satoyama 2003-9-1 18:34:49/長崎県
  小山さん、もの凄い情報ありがとうございます!
花の形を詳しく見ていただき、かつ野母崎町役場にアケボノショウキランを出荷したということ
でしたら、ほぼそれで間違いないみたいです。

写真の場所は人里からかなり離れた谷間だったんですが、すぐ先には
野生のハマユウなどが群落を作った海岸草地もあり、写真の株が生え
ていたのはちょうどその中間の微妙な場所だったんです。
訪れる人は皆無で、(極めて狭い荒れた農道が1本あるだけで、事実上徒歩でしかいけない)
野生の蛍も普通に飛び交う、パッと見自然度の高い環境でした。

野母崎町が購入して植栽したと思われる道路沿いとは恐らく違うと思いますし、
そこからも随分離れているとは思うんですが、
余った球根をその場所に大きくはみ出して植えた可能性は充分にあります。

ここまで調べていただいたんで、真偽を徹底的に確かめます。
明日にでも野母崎町役場に電話をかけて、購入したアケボノショウキランをその場所に植えた
のか聞いてみます。

それからoNLINE植物アルバムの同定掲示板にも報告したいのですが
http://res9.7777.net/bbs/onlinealbum/
あちらは文字数制限の都合でうまく説明できないため、
恐縮ですがこちらの掲示板のリンクを貼らせていただいてよろしいでしょうか?

小山さん、それから城下農園さんには本当に感謝です。
真偽はこれで判明すると思うので、明日またご報告します。
スレッドが長くなってしまいましたが、もう少しだけ続けさせてください。

Re: これは何でしょうか? Name: 小山  2003-9-1 18:39:23/千葉県
  satoyamaさん、おはようございます。
BBSリンクの件、問題ありませんです。画像が50kb以下
なら何枚でも貼れますので、ご自由にご利用下さい。

ムジナノカミソリ
Lycoris sanguinea varkoreana
ちょうど良い機会なので、いろいろと調べてみましたが、
予想通り資料が少ないですね。対馬の厳原に自生地がある
ようです。
絶滅危惧種の山取り品には手を出さないのが、園芸の一般
常識なので、興味はあるものの育てたことがありません。
ただ、稔性があるのでリコリス育種に使えそうですね。
韓国の園芸店あたりで入手できると面白そうです。

通勤途上にある荒れ地で、今年もツルボの開花を確認。
あとで、登録してみようかな・・・(笑)

Re: これは何でしょうか? Name: satoyama  2003-9-1 18:40:53/長崎県
  こんにちは。
先ほど野母崎町役場よりお返事がありました。
ヒガンバナの仲間を購入し、国道沿いやスポーツ施設の前に植栽したことはあるが、
写真の場所に植えた記録は無く(前任者や前前任者にも確認したそうです)、
もし植えたとしたら、農家の人が個人で植えた可能性が高いと言うことです。

これで結実と出葉の確認に持ち越されました。
役場のかたも自生では無いだろうとは言われましたし、
小山さんご紹介の「紅早生」に酷似していますので、恐らくアケボノショウキランの植栽だとは
思いますが、手持ちの長崎県レッドデータブックに記載されているムジナノカミソリの写真にも
これまたよく似ており、まだまだ最終結論には至らないみたいです。

撮影場所である野母崎町がある長崎半島には、黄花種(野生化)、
オオキツネ、キツネの自生(私は未確認)があることも
さらに同定を厄介なものにしています。

ムジナノカミソリは韓国のサイトで学名検索してもヒット数は少なく、
やはりかなりの希少種だなぁと実感しています。
園芸的な貢献度も大きいと思いますんで、何とか入手できるといいですね。

最後に、oNLINE植物アルバムの画像掲示板に、
別のかたがリコリスの品種と思われる株を投稿されましたので、おわかりでありましたら
教えていただけると幸いです。

長々とお付き合いくださって本当にありがとうございました。
最終結論はもう少し先になりますが、
ほんのわずかのムジナノカミソリの可能性に期待しつつ、またご報告します。

一部削除しました Name: 小山  2003-9-1 18:43:26/千葉県
  satoyamaさん、こんにちは
希少植物の可能性がありますので、具体的な産地の判る
ご投稿の一部分を削除させていただきました。
誰でも閲覧可能なWebの性質上、やむおえない措置です。
ご理解くだされると、幸甚です。

山採りが無くなり、自由に自生地情報が語られる日が来る
ことを願っております。

Re: これは何でしょうか? Name: satoyama 2003-9-1 18:44:44/長崎県
  小山さん、部分削除ありがとうございます。
これで安心して続報の投稿ができるようになりました。


大きな動きがありました! Name: satoyama 2003-8-31 17:12:34/長崎県
 

小山さんこんばんは、お言葉に甘えましてこちらに投稿しますね。
続報です、前述の野母崎町から10数キロ離れた
長崎市某所で、野母崎町のものと酷似した株を撮影しました。
気になったので本日、地元の人に詳しく聞いて来ました。

地元のかたいわく、昔から撮影場所付近のみに自生していて、
以前長崎市が「オオキネノカミソリ」と判断。その後隣町がなんと、
「ムジナノカミソリ」と判断したそうです!!。
長崎市も調査に訪れたそうで、地元では「キツネ」とか「ムジナ」とか
呼んでいるそうです。
また、開花期には色違いの変種が数株混じるそうで、これは野生化した
ショウキズイセンとの自然交雑種と思われ、その株も確認しました。

前述の野母崎町の株も、その後の調査で8月下旬から咲き始めた
ことが判明し、同一種としての新産地となる可能性も出てきました。

Re: 大きな動きがありました! Name: satoyama 2003-8-31 17:13:57/長崎県
 

ショウキズイセンとの交雑種、アケボノショウキランの写真です。
(片親がムジナだとしたら和名はかわりますね^^;)
完全な自然交雑ですので、ムジナ?のほうも結実することになり、
また子房がかなり膨らんだムジナ?も確認しました。

市や町の専門家(?)ですら判断しかねているような株ですが、
野母崎町の株も含め、調査を続けてみます。
もしかするとムジナノカミソリの分布状況が変わる可能性が
出てきそうです。

Re: 大きな動きがありました! Name: 小山  2003-8-31 17:43:16
 

satoyamaさん、こんにちは
今日はフィールドに出られたのですね。素晴らしい成果が
得られたようで、よかったですね!
俄然面白くなってきました。ムジナノカミソリだとしたら、
レッドデーターブックの変更を含む、分布の見直しにも繋がる
観察結果です。続報、楽しみにしています。

昨日送っていただいた野母崎町の個体も、掲載させてください。
(50kb以下になるように縮小しました。)
雄しべが花被片より少し出ています。これがムジナノカミソリ
の大きな特徴なのですが、稔性や出葉期などを更に確かめて
おきたいですね。
ムジナノカミソリを含むリコリス属の検索表、お判りの方が
おられましたら、是非教えてください。
嗚呼〜今すぐ『さくら』に乗って長崎に行きたいなぁ〜(笑)

Re: 大きな動きがありました! Name: satoyama 2003-8-31 19:03:22/長崎県
  小山さん、野母崎町の写真の掲載、ありがとうございます!
雄しべの出かたはまさにムジナ!って感じですよね。
長崎市の株は稔性アリは間違い無さそうですが、野母崎の株に稔性があるか、
両方が同一種かどうかの目安になりますよね。秋が待ち遠しいです。
『さくら』はかなりガタがきてますが(笑)、機会がございましたら
是非長崎へお越しください。

Re: 大きな動きがありました! Name: 小山  2003-9-1 09:42:45
  おはようございます
最近、里山歩きのお仕事が少なくなり、市街地の現場ばっかりです。
静岡県下では、良くキツネノカミソリの群生地を見たものですが、
今年はまだ見る機会がありません。
地元四街道〜佐倉では、キツネは見ないなぁ〜 折を見てスクーター
で偵察に行こうと思います。

 

リコリス‘ベニキリシマ’ Name: 小山   2003-10-1 15:40:09
 

こんにちは〜
9月の残暑で中生〜晩生咲きのリコリス開花が遅れましたが、
やっと見頃になりました。
今日の画像は、九州の育種家大野氏が20年前に、えびの山中
で発見したリコリスです。秋咲きのサングイネア種に近い個体
ですが、やや性質が違うことから、新種ではないかと云われて
います。

Re: リコリス‘ベニキリシマ’ Name: 小山  2003-10-1 15:44:23
 

自生種そのものですが、花期が遅く、秋咲きキツネとも感じが
違うことから‘ベニキリシマ:紅霧島’と命名されました。
園芸品種名は、交配品種に対してだけではなく、野生下の変異
個体や、その後の選抜個体に対しても命名されます。
なお、採集や性質についての詳細は不明です。

Re: リコリス‘ベニキリシマ’ Name: satoyama 2003-10-4 23:55:12/長崎県
 

小山さんこんばんは。
数日ご無沙汰している間にこれまた凄い情報が。。
10月に入っても元気に咲き続ける長崎市の自生株を投稿してみましたが、酷似していますね。
宮崎の「えびの」の株が新種の可能性ということは、
国内のカミソリの仲間は
まだまだ細分される可能性がありますね。

Re: リコリス‘ベニキリシマ’ Name: satoyama 2003-10-4 23:57:56/長崎県
 

野母崎町の株(9月下旬)の株も貼り付けてみます。
両地域とも眺めすぎて、だんだん判らなくなってきました。
紅霧島の形態など、詳しくお判りになることがありましたら、
是非またご報告ください。

Re: リコリス‘ベニキリシマ’ Name: 小山   2003-10-5 16:14:59
  satoyamaさん、こんにちは〜
穏やかな休日で、日向の園芸作業も楽しくできます。

‘ベニキリシマ’普通の秋咲きキツネノカミソリより、雄蕊の
出方が少し長いような感じがします。
新種では?と云われていたのは、15年前のガーデンライフ誌
の品種解説です。今はどうなったのかなぁ〜
情報がありましたら、報告しますね。
野母崎町の株は、見事な開花です。

Re: リコリス‘ベニキリシマ’ Name: satoyama 2003-10-5 20:24:11/長崎県
  いつもありがとうございます。
若干古いお話ながら、やはりその後は気になります。
しかし分類学的に未解決の種だなぁ。。と改めて実感です。
長崎のものもムジナでは無かった場合は園芸品種名は付きそうですね。
また詳しい情報がありましたら、よろしくお願いします。
私も何とか、学識者に見ていただける機会を持ちたいと思います。

私も本日、クンシランなどの鉢に固形の油粕を撒きましたが、
数日後発酵して。。(以下略)(笑)

 

 
確定しました。 Name: satoyama  2003-10-15 22:13:54/長崎県
  実寸です

小山さんこんばんは。
本日、ムジナノカミソリの件を長崎大学の先生に電話をして
詳しくお伺いしました。
その結果、野母崎町(新産地)長崎市の株ともども、ムジナノカミソリだとのお答えをいただきました。
長崎南部には自生地がいくつか点在しており、
分類学的には検討を要するものの、
大学では全てムジナノカミソリとしているとのお答えでした。
当面、対馬と県本土南部が国内での自生地ということになりますね。
ただ、比較的人為の影響の強い場所に生育していることから、
本来の自生か否かは不明だとのことです。

Re: 確定しました。 Name: satoyama  2003-10-15 22:17:01/長崎県
  実寸です

何はともあれ、ムジナノカミソリと確定して何だかほっとしました。
自生地では実のほうも着実に膨らんでいます。
わずかながら今でも咲いています。

この最終報告もそうなのですが、
結果的にoNLINE植物アルバムの同定掲示板とマルチポストになってしまったこと
お許しください。

これからも出葉の観察など、続けていきたいと思います。
小山さんにはいろいろとお世話になりました。
これからも伺いますので、よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。

Re: 確定しました。 Name: 小山  2003-10-16 10:55:37
  satoyamaさん、こんにちは
ムジナノカミソリ
Lycoris sanguinea varkoreana Nakai
として同定されたのですね。よかったですね〜
日々のフィールド観察の大成果、おめでとうございます。

レッドデーターブックの書き換えにも繋がる、とても意義
のある観察結果だと思います。
人為の影響があるかもしれませんが、ムジナの種子・球根
を対馬で採集して、わざわざ植えるというのは可能性が低
いですね。野母崎町の群生地は、自生の可能性が高いです。

キツネノカミソリは、ごく普通に見られるリコリス属なので
園芸目的で大量に採集されることは少ないはずです。
宅地や農地開発で開けた草地が減少したのが、絶滅危惧の
原因のような気がします。
また、基本種とオオキツネは素人にも見分けることが出来
ますが、基本種とムジナはとても良く似ているので、誤認
されていることも多いかも知れませんね。
以外と多くのムジナ自生地が残されているかも〜

リコリス属にだけ、関わってもいられないでしょうが、ムジナ
とキツネの自生境界付近が見つかると、更に楽しそうですね。
おそらく境界部があったとすれば交雑していると思います。また、
トラウビ種や、ルブロアウランティアカ種との関係など、興味が
尽きません。
不勉強なのですが、このムジナはキツネの変種ではなく新しい種
として分類される事もあるようですね。
Lycoris koreana Nakai

いずれにしても、素晴らしい話題をご提供いただき、ありがとう
ございました。また、お寄りくださいませ。

Re: 確定しました。 Name: satoyama  2003-10-17 19:12:47/長崎県
  実寸です

お陰様で無事に解決しましたが、
まだまだ研究の余地がいっぱいありますよね。
継続していろいろ観察してみます。
場違い、かつ樺色ばかりの投稿が続きましたんで(^_^;)、
最後に一枚だけ他の色も。いや、これも樺色かな。。(笑)
次回は庭のお花をたずさえて遊びに来ますね。

Re: 確定しました。 Name: 小山  2003-10-18 09:29:12
  実寸です

おはようございます

ここは園芸植物全般を扱ってますが、野生植物のご投稿も
大歓迎です。今回、とても楽しく進めることができました。
植物の栽培には、自生地の地理的分布やその環境などを知る
ことによって、更に深める(腕を上げるともいふ 笑)こと
ができますね。

さて、リコリス・ジャクソニアナ(園芸品種)に完熟種子が
着きました。キツネの仲間も、こんな感じの液果です。
育てたい方に差し上げますよん〜(開花まで約5年です)
何種類か、まとめて提供できそうです。

satoyamaさん、ご活躍のオンライン植物アルバム。
自宅栽培の原種画像をupして、微力ながらお手伝いしようと
思います。よろしくお願いいたします。

参考になります! Name: satoyama  2003-10-18 20:03:06/長崎県
  おぉ!完熟後の種子はこんな感じなんですね。
正露丸よりひとまわり大きい感じですね(笑)
今後の観察時の参考になります!ありがとうございます。

オンライン植物アルバムのご参加大変嬉しいです。
小山さんの貴重な写真が彩りを添えることを楽しみにしています。