アマルクリヌム  x Amarcrinum howardii hort







アマルクリヌム属(通称:アマクリナム)は、アマリリス・ベラドンナ(♀)と、
クリヌム・ムーレイ(♂)の属間交配種(人為交雑)で、1920年代前半に米国加州で作出されました。
実生によっていろいろと個体選抜され、園芸品種が作られています。
また、ほぼ同時期にイタリアで同じ交配親から逆交配によって作出された個体を、シノニム(異名Syn.)としてクリノドンナ・コルシーと呼ばれることもあります。Syn×Crinodonna corsii Stapf
(属名の前に付く『×』は、属間交雑を示す記号です。)

球根の植え付けは春〜初夏。株分け適期は、生長の始まる春季です。
順調に推移すれば、20〜40cmぐらいの葉を10枚ぐらい展開して旺盛に生長します。また、主球の脇には子球ができて、子球からは新しい葉が2〜3枚見えてきます。
開花については、植え付けた年には中々開花に至りません。太い根がしっかりと回る次年度以降の開花(8〜9月)が多いようです。

なお、大型の球根であることから、小型の容器栽培では咲きにくい性質のようです。可能であれば地植えして育てたい球根ですね。
関東以西の冬越しは、簡単な霜よけ程度で容易に越冬します。真冬でも常緑の植物です。 病気は余り出ませんが、夏にスリップス(アザミウマ)が付くと、極端に葉色が悪くなります。オルトラン散布で防除可能です。



ピンク一色のドロシーハンニバル‘DorothyHannibal’



ピンク色に赤筋の入るフレッドハワード‘FredHoward’

 




《 ヒガンバナ科 Amaryllidaceae