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カ行
〔カイヅカイブキ〕(貝塚伊吹)
イブキの園芸品種 元はスギなので思いっきり刈り込みすぎるとまたスギが
出てきてしまう為,あまり刈り込めない しかしどうしても幅を詰めたければ,幹の
元から切って(長い枝を)隙間を他の枝を棕櫚縄等で誘引してカイヅカイブキ独特
の形をつくる 昔は,刈り込みバサミを使わずに指で新芽をちぎって仕立てたり,
糸きりバサミをたてに突っ込んで切った それは手間が掛かるので最近はあまり
やらなくなった お客さんによって構わないと言われればそうして手間をかける
刈り込み鋏で刈ると葉先が茶色くなって汚い
もっと丁寧にすれば,あの古葉を落とす チクチクして服の中に入ると痛いが・・・
〔カイドウ〕(海棠)
カイドウの花は好きな花の1つで3〜4月に咲く 私は八重よりも一重のほうが好き
で可憐な感じがする ウメ同様春になる一寸前に咲くので「春告げ花」といえる。
 剪定も比較的簡単で毎年花後に元から4〜5芽ほど残して
切ればいいので素人の方にも管理しやすい あとヒコバエも多く出る木なので
元から全て切ることを忘れずに 放っておくと花つきが悪くなってしまうので
あとカキでも説明してるが花を多く付けさせる為に,頃合をみて根を切ること
を忘れずに
〔カキ〕(柿)
結構庭に植えられてる木で親しまれてる よく実があまりならないと言われ相談を
受ける木のベスト10にもはいるだろう そこで昔から言われてきた実のなる方法
をそっとお教えします  それは木をいじめて下さい
といってもぶった切ってしまってはいけません 木肌をナタなどでキズつけたり
根を切断したり(枯れない程度に)して「自分はあまり先が長くない」といって
子孫繁栄のために花を沢山つけるようにさせる そうすれば実も多く生る確率が
たかくなるわけ よく老木はいっぱい実をつけてるのはそういったことから
若いうちは,枝を伸ばすことに精を出す為,花はあまり咲かない
カキに限らず花物はよく移植すると翌年花を多く咲かせるのもそういうことから
なのです 人の目を楽しませる為に植物は花を咲かせてるわけではないのだから
「サクラ切る馬鹿,ウメ切らぬ馬鹿,カキを折らぬはもっと馬鹿」
実は,枝ごと折って取る  その枝には来年は,実がつかない
自然に剪定し一石二鳥
それからカキの新葉まだ新芽間もない柔らかい葉は,テンプラにすると美味である
騙されてと思って食されてみては
〔カナメモチ〕(要黐)
カナメモチは生垣の人気樹種ナンバー1といっていいほどの木で特にベニカナメモチ
は人気が高い 刈り込めば刈り込むほど赤い芽を吹いて誠にきれいである
そこでこの木に限らず刈り込む際は,上を強く下は弱くが原則
どうしても木は上のほうが樹勢がいいからそうしてバランスをとる
素人の方は思いっきり切るのを怖がってしまう傾向があるので思いっきり良く
切ることを奨める この木は何処からでも芽吹くので大丈夫
〔キーウィフルーツ〕
中国原産のシナサルナシがニュージーランドに入って改良された果樹
キーウィとはニュージーランドにいる翼のない鳥のことで,果実の色や形が
この鳥に似ているのでこの名がある
雌雄異株で雄木と雌木を植えないと実がつかない
出来れば耳掻き等で受粉してやると沢山生る
紺屋の白袴でうちのキーウィはそれをやらないので毎年実が少ない
〔キョウチクトウ〕(夾竹桃)
真夏に咲く,数少ない木の1つで色も赤をはじめピンク,白,黄色(これはあまり
見ないが)とある しかしあまり庭に植える木としてはお勧め出来ない
どんどんあばれて手に負えなくなる かといって詰めてしまうとそこからはもう
花が咲かないので,元からノコでずどんと切る
葉や幹から折れたりして白い乳液を出すが,これは有害なので
気をつけてください
〔キンモクセイ〕(金木犀)
9月〜10月の秋の盛りに強い香を放つので知らない人は少ない
オレンジ色の花がキンモクセイで白いのがギンモクセイ
一昔前まではギンモクセイの注文も多かったが,最近はメッキリ減った
萌芽力が強いので時期がよければ葉が無くなる程切っても大丈夫
ただこの木は刈った枝が引っかかりやすいのでよく揺すったりして枝を落とさな
ければ後で枯れた枝が目立って汚い
〔クス〕(楠)
あまり庭には植えないが,でかい御屋敷には稀に植わってる場合がある
わたしはあの葉からでる樟脳の匂いが好きで,剪定してて匂いを嗅ぎながら
楽しんでいる また紅葉(黄葉)もきれいでなんだか華やいだ感じになる
天然記念物のものが多く,神社やお寺にはよく植えられている
虫がつきにくい(樟脳の香のため)が,折れやすい木なので剪定作業には
十分気をつけている(カキも折れやすい)
〔クチナシ〕(梔子)
6〜7月に少し香のきつい白い花をつける 実は晩秋から冬にかけて黄赤色に熟す
この実は食用,薬用,染料にもなり正月のキントンの色づけにも使われる
花芽は枝先につくので,花期の間か花後すぐに剪定すると,次の年もよく花を
つける 樹形は自然と整うが,あばれてきたら強剪定してもOK
〔ケヤキ〕(欅)
ケヤキも庭には大きくなりすぎて適さない
しかしどうしても伐採出来ない記念樹であれば込んでる枝を元から抜いて
ホウキ状にして仕立てる  これはケヤキの特性で上にスッと伸びるので
自然風にしたければそうするが.もっと小さくしたいならコブシ仕立てと言って
人の拳のようになることからそういうのだが,枝を適当な長さで詰めて
つくる  しかし翌年,新芽がドッと吹いて汚らしくなるので私はあまり
好きになれない
〔コブシ〕(辛夷)
「辛夷咲くあの丘北国のあー北国の春〜♪」の通り寒い時期に咲く花の代名詞
これが咲くと「あー春はもうすぐ」って感じ  やはり剪定は花後
実やつぼみが人のこぶしに似ているところからこの名がついた
この木に限らず根を横に這わすと枝も横に伸びるので,よく根元に石を置いて
根を横に広げる そして枝を横になるようにして樹高を抑えてコンパクトにする
剪定も上向きの枝を切り下向きの枝を残すようにすれば花も大きく
沢山つけると教わった  これもヤゴが多く出る木なのでヤゴはかきとる
ハサミでスパッと切るよりも手でかきとった方が再びヤゴがでにくくなる