ア行
〔アオキ〕(青木)
秋から春までの間に赤い実をつける アオキには雄と雌があり
雌花に実をつける 雪の中にあるあの赤い実は私は好きだ
剪定は,長く伸びたら詰めるかコルク化した太い幹を根元から抜く
日陰に耐えるのでよく家の裏でひっそりとたたずんでいる印象が強い
(写真は斑入りアオキ)
〔アジサイ〕(紫陽花)
最近は庭の手入れといえば年末1回で済ますところが多くなってきた
その為,どんな木も全部一緒にハサミをいれてくれと言われ,止む無く手入れをする そうすると翌年花が咲かない木もでてくる アジサイもその1つである
出来れば年2回にして花後にはさみたい アジサイはあばれればあばれる程,
大きな花をつける だからあばれたら花後にすぐ下で切れば翌年花をつけるが,
もっと小さくしたいなら根元から高くなった幹を抜く しかしその場合翌年は
花の数は減る
丸く刈り込むなんて言語道断
〔アセビ〕(馬酔木)
和風の庭には良く合う木だが,名が示すとおり枝葉に毒がある
野生の動物も決してこれは食べない
3〜4月ごろつぼ型の小さな花をつける
さほど大きくならないが,気になるなら枝を透かす程度にする 花後の強剪定は禁物
〔アベリア〕
花は5〜11月と長く刈り込みに適してる
刈っても刈ってもはなを咲かせるタフな木
従って伸びて気になるならどんどん刈り込んで丸くしたり四角くしたりする
〔イチョウ〕(銀杏)
防火樹の木として街路樹や公園に利用するが,庭ではあまり見ない
庭で仕立てるとしたら「こぶし仕立て」といってズンドウに枝をきりつめてつくる
毎年その先や幹から枝が出るので暮れにもとから切って「ボウズ」にする
雌雄異株で雌木にギンナンをつける 実がなるのだから当然花も咲くのだが
雄花は淡黄色で雌花は緑色の小さな花なので目立たない(4月頃)
〔イトヒバ〕
ヒヨクヒバともいい葉先が黄金色のをオウゴンヒヨクヒバという
葉が糸のようなのでこの名がついた
仕立てはこの糸のような葉を枝ごとに下に流れる様につくり太く長い葉を抜いて
透かす
うまくつくれば大変風情のある木だと思う
〔ウツギ〕(空木)
別名のウノハナの方が知られてるかもしれない
桐箪笥に使う釘は鉄釘でなく,ウツギの樹で作った木釘を煎って使うそうです
ウツギは明るい日陰でよく育ち花つきもいい 
かなり大きくなるので思いっきりよく切るほうがいい どこから切っても枝はでてくる
〔ウバメガシ〕(姥目樫)
備長炭として有名で,一昔前までは枝葉ゴミは燃やして処分していたが
その焚き付けとしてウバメガシを使った 良く燃える木だ
普通は5〜7m位だが大きいものは18mに及ぶものもある
葉が他の樫類に比べ小さいので良く刈り込んでつくる
〔ウメ〕(梅)
ウメの品種は300以上ともいわれ,我々プロでも全部は知らない
その為か4つに分けて大別する 「野梅系」「紅梅系」「豊後系」「杏系」である
良く見るシラカガは野梅系である 花が咲いてない時期に白梅か紅梅か見分ける
には枝を折ってみればその色で分かる
「桜切るバカ,ウメ切らぬバカ」と言う様にウメは裸で登っても枝に当たってケガ
をしない位に切れと教わったのは昔で,今は花や実を多くする為にお客さんが
あまり切らせてくれないのが現状 
しかしカイガラ虫もつきやすいので出来たら日当たり良くなるくらいに切りたいのだが
剪定時期は実の収穫後から8月までに行う方が次期に花を咲かせる
カイガラ虫は石灰硫黄合剤をよく使うが,一番確実なのはワリバシ等で
掻き落とす 落ちたカイガラ虫は這い上がってはこないのでそこで死滅する
まあ一般的に花物は花後に行うのが良い
まだまだウメについての薀蓄はあるがキリが無いのでやめておく
〔オオムラサキツツジ〕(大紫躑躅)
植木掘り取り職人でも花が咲いてないときはヒラドツツジと見分けがつかない
もともとオオムラサキはヒラドツツジの品種群で花は若干大きい
街中の至る所で植えられている 3mほどにもなり刈り込み樹木の代名詞と言って
いいだろう これも刈り込みは,花後。 誰でも子供のころ花をつまんで
ガクのほうからミツをチュウチュウと吸ったアレ
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