遠山川
 (2008’解禁 遠山川〔1日目〕)



遠く、紫翠にかすむ山巒は南アルプスの連嶺だ。
際だつ山巓から幾十条・幾百条もの水流が瀑流し、
合流を繰り返しながら深層の谷を形成する。
渓水は、ときに猛々しく岩を噛んで白玉となり、
憤って咆哮し、震動するが、和らいで淀み、碧く澄み、微かな息遣いで呟き
黙することなく、遠山郷を駆け下る。
その流れに渓流人たちが恋々するアマゴ、イワナが澄んでいる。
この魚たちは山の精霊の化身だ。

(佐々木一男著「渓流黄金記」伊那谷の秘境・遠山郷 序文より)


その山の精霊の化身を求めて。
遠山郷へ3月渓流解禁日に行って来ました。

祝! 2008渓流解禁!

いよいよ今年の渓流が幕開けしました!
待ちに待った解禁です。オメデトウございます♪

今年の解禁は、何処の川にしようか迷いましたが、やはり遠山でした(^o^)丿




1日は、ETCの通勤割引を利用して交通費を節約するため
家を5時半に出発という、わりとユッタリめです。
途中、諏訪湖SAで小雪がちらついて伊那あたりで吹雪になるという天候でした。

9時半に木沢の廃校になった小学校へ到着して前日から乗り込んでた海馬さんと合流します。
来る途中、国道の端には寄せ集められた雪が積まれ、アイスバーンになってる箇所も
ありました。小学校の校庭も半分ほど白くなっています。
海馬さんは、朝一に下流へ入りましたが、サッパリとのこと。
アタリのアの字も無かったとのこと。なんだか不安になってきました。

それから2人で早速木沢の水神様へ車を走らせ海馬さんが先に川へ。
続いて私が仕度をして下りて行きます。

川を見て愕然!
水量の少なさ、川床の石にベッタリと付着してる黒いコケ。
水の中に足を入れるとヌルヌル滑って浅い流れでも転倒しそう・・・
こりゃー、もしかして・・・ボも覚悟か?
でも水温は?



水温を測ると2℃でした。
水が冷たいです。


暫く海馬さんの釣りを見てから私も竿に仕掛けをセットして
上流の淵で一投目。

アタリ無し。


そして二投目。




海馬さん提供

目印に何らかの変化があったので、合わせますが、
痛恨のバラシ!

「お! こりゃ思ってたよりもしかして良いかも♪」
なーんて、思っちゃったりして!
しかし、合わせが遅かった・・・
オフに嵌ってたカワハギの合わせのクセが抜け切れず早合わせが出来なかったのか?(笑)


印しのアタリで反応が・・・


しかし、アタリらしきアタリは、結局この1回だけになろうとは・・・・・


その後全く反応が無くなります。

悔しいので、餌を替えたりオモリを弄くったりして粘りましたが
ウンともスンとも無くなりました。

先に行ってしまった海馬さんを追いながら比較的深みのある緩い流れへ
点の釣りで攻めますが、アタリすらありません。
参ったなぁ・・・・・

やっと海馬さんに追いつきますが・・・
どんどん進んでいってしまいます。
私は、そのケツを叩きながら追いかけますが、反応無し(>_<)


ヒコーキポイントまで行って来たが全くダメという海馬さんの話を聞いて
ひとまず竿を畳むことにしました。

去年の解禁は、そこそこ釣れたんだけどな・・・
雪の残る遠山は初めてのこと。こりゃー、厳しくなりそう・・・

川から上がってインスタントラーメンを啜る岐阜ナンバーのグループに
様子を聞きますが、全員ボウズだって!
やっぱり!
なんだか少しホッとしたけど複雑な気分。
自分らだけ釣れてなかったら悔しいもんね(笑)


「梨本・停車場」で昼食を採り再び同じところから入ります。
海馬さんは、午後からマラニックの打ち合わせがあるので、1人で竿を出します。
来て間もなくして上がってしまった午前だったので、午後は1人で上流へ行けるとこまで行って
攻めてみようと思います。



午前中に海馬さんが竿を出したヒコーキアマゴポイントまで一気に上がって行きます。
ここなら去年私も良型が出てくれたので、少し時間を掛けて流してみます。
幾筋も流します。


が!
全く反応無し!
水が少なすぎる! 冷たすぎる!


暫くしてチラチラ雪が舞ってきたと思ったら・・・
いきなりの吹雪に!

サビーよ〜!!!


釣れないよ〜(涙)



こんな感じ↓↓
「もう、止めようかな・・・」

まだ小一時間しか竿を出してないのに弱音吐いて引き返そうとしますが・・・

ほとんど車に近づいた所で晴れ間を覗かせます。
「やっぱ、も少しやろうっと♪」(単純なヤツ・・)

アタリがマルっきり無いのに性懲りも無く竿を振り続けます。



と・・・・・
対岸を砂利を転がしながら滑り落ちてくるフライマン2人。
頭をはねられ。またまた意気消沈・・・

それでもすぐに退散して行ったので、再び竿を振りはじめます(懲りないヤツ・笑)
こんな時は、フライじゃ厳しいよね。


人ではない、獣の足跡の上を踏みつけながらズボズボと足が沈めながらも
前進して、割と深みのある淵を狙いますが魚の音信は不通・・・・・

結局、赤い橋まで辿り着きました。

「もしもーし! アマゴちゃん! 居るのかーい!」


まだまだ目印が見える明るさですが、釣りする意欲が湧いてきません。


「止〜めた! 初日はボか・・・」
「ま、そんな解禁もよかろう・・・」
「明日は、放流物でも狙っちゃおうかな・・・」

と、敗北宣言を早々に吐いたのでした・・・

車の所までの距離がヤケに長かった遠山の解禁日でした(T-T)


○| ̄|_

○| ̄|_


○| ̄|_

○| ̄|_

○| ̄|_

○| ̄|_


○| ̄|_

○| ̄|_


だけど、夜はそんなことも忘れさせる盛り上がり♪

遠山の人たちは明るいな♪

私も一升瓶2本持って踊っちゃいました♪


↑↑この酒は効いた〜(>_<)

酒が飲める酒が飲めるぞ〜♪

霜月祭の再現か〜↑↑
↓↓

ドンチャンドンチャン♪
ビールから始まり泡盛に分けの分からん中国の酒・・・
冷え切った校舎とは反対に中は宴会の熱気で盛り上がってポッカポカでした。



明日は、お土産分くらいは何とか釣りたいな・・・・・

折角来たんだから・・・


2日目に続く






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