マテバシイ


ドングリのなる木として親しまれるが庭にはあまり植えられない。
公園や団地の植え込み地でよく見かける。
シイ類は、樹勢があって放任するとどんどん大きくなってしまうので庭に植えるとしたら
毎年強めに剪定することをお奨めする。
しかし強めに剪定するとどうしてもヤゴが出やすく切り口付近や根元から勢いよく吹き出てくる。
見つけたらすぐに欠き取るか元から切り取るようにしないと養分が上まで回しきれずに上枝を
枯らしてしまうことになる。


 
鬱蒼と生茂ったマテバシイ(左)と作業状況(右)


毎年暮れにかけて手入れをしておかないと下にある樹木や隣の樹木まで陽が当たらずに枯れてしまう
恐れがある。


まずヤゴは除去する


太い徒長枝はどんどん取っていく 下に向いてる枝は先ず取る

初心者に多く見られるのが同じ箇所で何本も枝を切ることだろう。
同じところで3箇所以上の切り口があると、そこがやたらと目立って、いかにも「切りました」という
印象を受け、見た目にも汚く見える。
なるべくそれは避けて切る箇所をずらしたりする。又はもう一段下で切るようにする。
そうすれば切り口も一箇所で切り口の数も減り樹木の見た目が自然に映る。

それから切るときは出来るだけ元から。中途半端な切り方も見た目汚いし、その部分は枯れてしまう。
余計汚くなってしまう。



兎に角、太い枝をバンバン切って細くて短い枝を残すように心がける。
場合によっては(あまりにも枝が飛び出てみっともない場合)ヤゴを生かしてノコで切り落とすこともある。
間引くときは、基本は真ん中の枝を切って間引くがその枝のつき方によって変わる。
基本は何度も言うように太い枝を切って細くて短い枝を残す。
どうしも素人さんは先の方をチョコチョコとハサミで切るだけに留まってしまうが暴れた木を
整えるときは6月ごろに思いっきりよく切る。「えーこんなに切るんですか」と我々が手入れをしてのを
見てよく言われるが、大丈夫、時期がよければ土用に芽を吹くので。
ただ冬場にあまり強剪定をやって枯らしてしまう場合があるので時期をよく選んで強く切る。



更に丁寧にやるなら枝を切った後に古葉を指でつまんで取っていく。
先の新しい葉を4〜5枚残して下の方の葉を取る。
新陳代謝で古い葉は自然と落ちるが、先に取ってやることによって後の掃除が楽になる。
それにさっぱりする。
これは、単価の決められた公園や団地の手入れではなかなか出来ないが。






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