剪定工事
 (某幹線道路街路樹剪定)



ジリジリと照りつける太陽。
コンクリートジャングルではヒートアイランド現象で40度は超えてるかと思うほどの照り返しと篭った熱!

「もっと暑く、もっと熱く!」と何処かのCMじゃないけど
マゾヒスティックに駆られるくらいに茹だるような暑さが続く中
某市幹線道路の街路樹の剪定をする。




HPを開設する前は、よく東京で(私らが言う東京とは東京副都心を指す)の街路樹剪定をしてた。
樹種はほとんどプラタナス。西洋スズカケノキともいう。この樹の夏期剪定は、ゴンドラから刈り込む。
刈り込みバサミで丸く刈り込んでいくのだ。毎年夏がくるとやる仕事の一つだった。

プラタナスは、葉の裏に綿毛のような白い粉がついていて、刈るとその粉が舞い散る。
この粉、目や口に入ると、むず痒くなり、むせたり痰や鼻水でズルズルになる。
近くを歩いてる歩行者もクシャミを連発させる。
蒸し暑い中で、この樹の刈り込みは辛かった。

今年は、お世話になってる元請から近場の幹線道路の街路樹の依頼が来た。
樹種は、マテバシイ。
マテバシイなら剪定もしやすく比較的堅い樹なので1人ずつ登って作業をする。
直径3センチまでの枝を剪定バサミでバチバチ切っていった。
ノコは、ほとんど使わない。
手のひらがマメだらけになり、朝起きると手がパンパンに張った。

1本単価で請けてるので1日何本切るかで利益を出すから
暑いけど本数を稼がなければならない。



東京では、歩行者も多く切り落とす枝も1枝ごとに下を気にしながらだが
ここでは、たまに人が通るくらいなので仕事も捗った。
都心では、色んな人種が通る。危ないお方に枝でも当てようものなら大変だった。

厄介な路上駐車もほとんど無いのも良い。
カラーコーンを並べてても無理やり入ってきて長時間停められるという心配も無かった。

ただ敵は、この暑さ。
今年は、異常なくらい暑い日が続いている。
木の上で作業をしてる者よりもその下で片付けをしている者はアスファルトの熱をモロに受けるので堪らない。

たまに「気持ち悪い。休ませてくれ」という者も出た。
1時間動いたら10分くらい日陰で休む。その繰り返しをしながら1日を終える。
警備員もアスファルトに立ってられなく木陰で旗を振ってたっけ。




本当は、こういう仕事では「パッカー車」があると便利なのだが
ウチではパッカーは持ってないので4t車にコンパネを2段に立ててゴミを積み込む。
パッカーのレンタルも空きが無かったので最後まで荷台に1人乗せておいて
ゴミを前から積ませていった。量も半端でない。




たまにゴミが溢れるくらいになったら近くにある仲間の処理場に持っていく。

1台ン千万円の枝葉破砕機。
1日かけてると一枚3万の刃がダメになる時もあるらしい。
枝葉や刈り草、はたまた人間の胴くらいの丸太も一瞬にしてチップにしてしまう。
当然ゴミは、ショベルにつけたハサミで掴んでぶち込んでいく。

広域行政や清掃所では、キロ15円〜20円だが、ここでは一台ナンボの処理料なので
なるだけ積み込んでいったほうがお得。



2〜3本剪定が終わると車も移動し作業帯(コーンやバー)も移動しながら進んでいく。
作業帯は、長く出来ない。

昼も食べられないくらい暑かったが、水と一緒に腹に流し込み弁当を食べた。

この時期になると、役所の入札も重なってくる。
暑さ寒さも彼岸まで。もう少し?の辛抱だい!







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