西湖(ヒメマス釣り)



「あらっ、やっぱり行くの」
「仕方ないだろう。お正月用のヒメマスを仕入れに行ってこないと」
「雪残ってるんじゃないの?道路は」
「だからタイヤチェーン買って来たんだろ」
「アレ美味いだろ。こっちもこの寒い中、つらいところよ」

とかなんとか言って今年最後を締めくくるべく西湖白根釣り船に向かう。
前日(22日)行く予定が雪の為に急遽中止になり翌日時間がとれたので行く事にした。
maimaiさんに予定変更を告げるとすんなりOK。(全くこの人は! 笑)
海馬さんは、用事があって行けないとのこと。(普通は、そうだよね。この忙しい時期だもの。)

今日は、maimaiさんには悪いけどマジモードでいかせてもらいたい。
なんとか自作のサビキでデカイのを釣って年を越したいから。



白根さんに行くまでの道路は、除雪車によって雪が端に寄せられてチェーンなしでも大丈夫だった。
ヒメマス狙いのお客さんも私達の他にも何人かいて店が開くのを待っていた。
「こんな日に来る人居るんだね、どうかしてるよ」
白根のおばちゃんが眠そうに目をこすりながら言った。
「本当にねー、で、何処にいるんですか?」
あっここに居るわ。



6時半になったので急いで実績のあるブイへと漕ぎ出す。
しかし、私はいつになってもボートを漕ぐのが下手なんですねー。
どうしても曲がってしまう。両手の力のバランスが悪いのでしょうか。
maimaiさんとボートをつないで急いで竿を出す。

今日は、私本当にマジなんです。竿7本持ってきました。
1本、2本、3本と出していく。1日に来た時は2本目を準備してる時には既にバタバタが始まってたのに
今日は、6本まで出してる間にもアタリがない。
今日も頑固にイクラはつけない。オリジナルサビキのみ。
前日までにまたもオリジナルのサビキ作りに専念していた為にチト眠い。
前回minoruさんに見せてもらった赤虫針にピンクのスキンを男結びにしたのを真似て作ってみたり
ゴールドのビーズや蛍光ビーズ、ピンクのビーズをチモトで止めたり、ハリスに通したり
チモトに赤いスレッドを巻いてみたり、とにかく色々なパターンを作ってみる。
針も袖針、ヤマメ針、チヌ針、キジ針、渓流針などなど。


チモトに赤のスレッドを巻いて ピンクのスキンを巻く


ピンクのスキンにピンクビーズ 蛍光スキンにピンクビーズ

組み合わせて10種類ほど作って試してみる。どれに食ってくるか。試行錯誤。
「自作で尺」  これが今のところの目標だ。

だけど来ない。
maimaiさんには、ポツポツときてる。やはりイクラか。

そして8時半頃、maimaiさんが、
「あれっ凄い食い上げ!」
「おー!こりゃデカイっすよ」

見ると竿が大きくしなってる。
上がってきたのを見ると、
「おーーー!こりゃデケー!」

うーん、なんとも羨ましい!
私の方は、たまにチビがようやくかかり出す。

おっとそうだ何か忘れてた。ここでこれで落ち着きましょうか。



しかし、何回も言いますが、今日の私はマジなんです。
○ールも3缶とmaimaiさんにいただいたお酒2合弱くらいしか飲みませんでした。
お昼の鐘を聞くまで食いは悪くて・・・
とうとうmaimaiさんが、
「フジノさん、私のイクラ使っていいですよ」とイクラを差し入れしてくれました。
私も一時躊躇いましたが、頂くことに。
8〜9本針の仕掛け6本竿に全てつけてみました。
すると、どうでしょう。仕掛けを落としたとたんに食いが良いこと。良いこと。
やはりイクラかー。



魚探のアラームもシーンとなって食いが止まった時、
隣から良い匂いが。



maimaiさん持参の鳥鍋。ご馳走様〜♪


よーし、これで温まり試合再開。
もらったイクラも無くなったので再びオリジナルサビキのみの釣り。
ヒメマス釣りというのは、「待ち」の釣り。
向こう合わせで掛かるのを待って穂先を見てビクビクとしたり、穂先がピーンとして糸がフワっと
したら(この場合大物が多い)急いでリールを巻かなくてはバレてしまう。
イクラをつけないサビキのみだとやることといえば、こまめに竿を振ってカゴからコマセを撒いて
魚を寄せること。
一生懸命にコマセを撒く。
なんとしてもデカイのを釣って有終の美を飾りたい。

今日、私はマジです!



そして3時半、周りのポートも少なくなって納竿タイムが近づいてきました。
maimaiさんは、ワカサギ釣りに切り替えてます。

「あーあ、とうとう尺が釣れなかったかー。」「今年もこれで終わったな」「そろそろ竿をたたもうか」
と思うもコマセはしっかりと撒いてました。とその時、

フト上の2枚重ねの下の写真の上2本の竿(ややこしいなー!)
がほとんど同時に曲がってた穂先がピーンと張っている。

「おーーー!食い上げーーー!!」

まず1本の竿のリールを巻いてからもう1本の竿のリールを巻く。
「こりゃ掛かってる竿は1本だな」
どうやら隣の仕掛けとオマツリしたみたい。タナは20m。

バラシたくないので急いで巻く。しかし慎重に。
魚が上がってきた。

「おー!デカイっすね!」
maimaiさんがタモを持って待ち構えようとしている。
「尺かーーー!」

2本の仕掛けに絡んでるので竿2本で持ち上げボートの中にゴボウ抜きで取り込んだ。
コマセバケツに落としたのでその魚はコマセだらけ。

だけど・・・・・・・
「やったーーーーー!
とうとう、最後の最後で。




maimaiさんに撮ってもらいました


ギリギリの尺物でした。
いやー、これで思い残すことなく新年を迎えられます。



既に周りにはボートがありませんでした。





〔結果〕

制限には達しませんでしたが、自作のサビキで出てくれた尺に感激です。
ピンクのスキンにゴールドビーズをハリスに通したのできました。
あと赤虫針(4号)に赤スキンを結んだだけのも結構きました。
赤いウィリーでも良いみたい。

徐々に自分のスタイルでのヒメ対策ができてきたかな?




オマケ


で、帰ってから早速さばいて刺身にしてみました。
尺上釣ったら刺身にするのが良いと聞いてたので。

初めて食べるヒメの刺身。

その味はというと
今まで味わった事の無い味です。
鮭の陸封型だけど鮭の味ではない。

さっぱりとして油っぽくなく
そして柔らかくて

他の魚の味で例えるなら
うーん、
強いて言うならアジかな?

でも、私はヒメマスは小さいやつの唐揚げがなんと言っても美味いですね。
刺身派の方・・・・・スミマセン







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