各個人邸庭木手入れ工事
お正月は、庭も綺麗にして迎えたい。
何処の家でもそう考えてるので11月頃から植木屋は、忙しくなる。
しかし、本当は木によって剪定時期というのがあるので、年に少なくとも2回に分けて手入れに
入りたいのだが、なかなかこのご時世に2回も3回も職人に木の手入れを頼むことが出来ないらしく
年に1回入らせてもらう家が多くなってきた。
それで全ての木に手を入れてと言う事で花芽のついてる木も剪むことになる。
そういう時は、出来る限り花芽を残して切るのだがツツジやサツキ等の刈り込み物は、サラっと
刈り込むことになり、年々その玉が大きくなってしまう。
それは、お客さんとの合意の下、「来年花があまり咲きませんよ」と言い含めて入らせてもらう。
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| 施工前 | 施工後 |
しかし、お客さんは、こちらが忙しくてなかなかお伺い出来なくても待っててくれるので有り難い。
ずーと、こちらの仕事振りを眺めてるお客さん、まかせっきりのお客さん、終始話しかけてくるお客さん
様々なお客さんが居る。
こちらとしては、お金を頂いてやらせてもらってるので仕事中は一生懸命だ。
でも「綺麗になりましたね。」とか「さすがプロが入ると違うなー。」等と言われると俄然はりきるのが
職人だ。職人なんて単純なもので、ちょっと煽てられると頼まれてないところにまで手を入れたり
壊れた垣根を取り替えたり、サービスで薬剤散布したり、と気前よくサービス仕事をしてしまう。
どうしても感情で動いてしまうのが良い所でもあり、悪い所でもありってことかな。
| 今年入った新入社員のマツの手入れの講習 (講師:親方) |
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H市にあるE邸のチャボヒバ。これだけのチャボは 関東にもそうあるもんじゃない。 1本ン百万円? |
| マツの手入れ | ![]() |
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昔はよく丸太と竹で脚立を作ったが、 腐食して危ない事もあり今では アルミにしている。 (この手のタイプのが軽くて安定してて使いやすい) |
| 以前、若い者に「この仕事で何が一番楽しいか」と 聞いたら「ハイ、休憩時間に出るお菓子です」と 答えた。「・・・・・・・・・」 まっいいか。 |
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昔は、カイヅカイブキはイトきり鋏で手入れを したそうだが、今では「何人工で御願いします」と 頼まれるところが多く刈り込み鋏で刈るようになった。 でもあまり刈り込み過ぎると原種のスギに還って しまうので気をつけないといけない。 |
年3回入らせてもらってる屋敷では、1回の手入れで7人で一週間は掛かるところもあり、
木の高さも半端でなく大きなのがある。
そういった場合、普通の12尺、いや18尺の脚立でも届かないので2段梯子と10mくらいの丸太2本を
使って手入れをする。
そのやり方は、
高い木の手入れ方法
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| @丸太を立てる 枝に差込んで立てかける |
A梯子を丸太に被せる 丸太と梯子をロープで固定する |
Bトンボを刺す 梯子の桟の間に垂木をつけた トンボを刺して前に倒れないように する |
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| Cロープを張る 後ろにロープを張って安全性を高める |
Dトンボと梯子の連結 ロープは木の幹にも張っておくと万全 |
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| E完成 2段梯子の天辺まで登っても安心 して作業が出来る |
ゴンドラの入れないところでは、こうして高い木の手入れをしている。
段取りに手間取り時間が掛かるが、安全には替えられないので。
毎年、「良いお年を」と言ってカレンダーやらタオルなどを渡して各個人の家を引き上げる。
またお邪魔するのは一年後だ。
さあ、あと数軒やって個人邸の手入れは終わりだ。
最近、仕事の忙しさに加え、休みになれば釣りに行ってるので体は疲れ気味。(自業自得)
横になったらすぐ眠れる状態。
はあ〜でもあと少しで正月休みだ。頑張ろうっと。