草刈工事
 (平成15年度 道路維持管理工事)
                            (相模〔発〕相模ダム管理事務所維持管理工事その1)
                     (平成15年度 和田林道維持管理事業)



今年の夏は、去年や一昨年に比べて凌ぎ易い。
外仕事は楽だが、「夏」という気がしない。
毎年この時期は、公共工事で草刈の入札が頻繁に出てくる。
今年は、県の土木事務所と企業庁と行政センター発注の3本を落とした。
どれも件名は維持管理工事という名目だが、工事内容は草刈。
ひたすら伸びた草を刈って刈って刈りまくる。


和田林道維持管理事業施工状況


1つは、去年も落とした藤野町全県道の草刈ともう1つは今年初めて落とした林道の草刈。
道路沿いの草刈なので金刃及びナイロンで飛ばした小石を通行する車に
当てないように保安要員に車が通る度に笛で合図してもらい、刈っている者に知らせてもらう。

うちの若い師も慣れてきたもんで小石の多いところでは飛ばす方向を自在に操れるようになってきた。
もし他の会社に転職しても履歴書の「特技」の欄に「草刈で自由自在に小石を飛ばせます」と書けるだろう。

最近のショルダー(肩掛け式刈り払い機)は軽くなったりエンジンをかけるのも楽なイージースタートという
スターターになったりと随分取り扱いが楽になってきた。




うちでは金刃は両面使える刃先にギザのある4枚刃を使用している。(左の写真)
昔は、右の写真右下の普通の4枚刃を使っていたが切れ味が持続する点でギザのある刃に変えた。
竹や笹、細めの雑木を切る場合は、たまに右写真上のノコ刃や左下の8枚刃を使う。
ただノコ刃は、片面しか使えないという欠点がある。

4枚刃は、刃の長さが半分くらいになったら使わないで新しい刃を下ろす。
古い刃は、芝生の縁切りなどに使用する。真ん丸くなるまで使うわけだ。

ナイロンは、断面が○や□、あるいは☆のものなどあるが、少し値が張るけど捻じって
何本かのナイロンで縒ってある(釣りでいうテーパー)のが比較的持続性もありよく切れる。
ナイロンの場合は草を切るというよりも叩きちぎると言った方がいい。




燃料は、殆んどの機械が2サイクルオイルとガソリンの混合燃料。
新品は25(ガソリン)対1(オイル)の割合で混合するが
使っていくうちに20対1に変えたほうがエンジンには優しい。
仲間の同業者で50対1にしてタンクに入れてるのが居るが、これだとエンジンを焼いてしまう。

その混合燃料を1日10リットル消費する。
(5リットル入りの容器を2つ、朝に作って積み込む)




藤野町内の道路及び林道なので通行量も都心に比べて少なくやり易い方だろう。
たまに沢沿いを刈り、現場写真を撮りながら歩いてると釣り人に会う。
漁協が放流してない沢なので釣れてくるヤマメは天然ものばかり。
羨ましく見ながらこっちは仕事に精を出してるわけ!



峠の休憩処で暫しの一服


刈った草を脇に飛ばしておく言わば刈りっ放しの所ではブロワーを使って刈草を吹き飛ばす。
今回、今まで使ってたものより3〜4倍も馬力のあるブロワーを購入した。
13立方メートル/分で66ccの排気量のエンジン搭載。
原付バイクよりも馬力のある新型だ!




「もしかしたら、おばちゃんも吹き飛ばしてしまうかもしれないから気をつけてね」と
冗談のつもりで言ったが、マジで体重40キロ少々のおばちゃんならチットは飛ぶかも!




突然の雨で濡れた道路に張り付いた草も楽に吹き飛ばす。
刈ったまんまのでかい草も飛ぶわ飛ぶわ。


 
道路維持管理工事施工状況


男連中が刈った草をヒーコラ言いながら集めるおばちゃん。
でも私がチョット写真を撮りに行ってる隙にしゃがみこんで警備のおじさんと世間話をしている。
まっ、暑いしね。一応見ない振りをしてあげる。



相模発電所及びダム事務所維持管理工事施工状況


臨時で職安から来たおじちゃんも黙々と機械で刈れなかった植木の根元の草を鎌で刈っている。
下は断崖。相模湖に落ちないでね。




「クエーッ」という鳴き声がするので見ると雄のキジが畑で虫を啄ばんでいた。
そっと近づき毛鉤用ののマテリアル採取と思ったが・・・・・
藤野町の県道は、たまに野生の猿も横断する。
この前は、子を抱えた雌猿がこっちを気にしながら歩いていた。


さあ、県道は今月一杯までに終わらせなければならない。
通学路は、2回刈る仕様。

お盆休み・・・・・果たして取れるだろうか・・・・・心配になってきた・・・・・





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