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〔原産地〕 日本、中国、朝鮮半島
〔分類〕 果樹 カキノキ科カキノキ属
〔形態〕 落葉広葉高木
〔花言葉〕 広大な自然の中で私を永遠に眠らせて。他に、優しさ、恩恵、優美
「桜切るバカ、梅切らぬバカ、柿を折らぬはもっとバカ」と小僧の頃から言われてきた
柿は、生ってる実を取りながら枝も折れ、その枝には来年実がつかないからということ。
透かし剪定にもなって一石二鳥。
また柿の枝は簡単に折れる。だから登ってても折れて落ちやすい。そういうことから
「柿の木から落ちると3年しか生きられぬ」と言われる。これは戒めの言葉で
柿に登る時は気をつけろという意味だろう。
また柿は、体に良いことから「柿が赤くなると医者が青くなる」とも言われる。
ここまで書いてきて、柿にまつわる諺や名言を3つ挙げた。まだあったと思う。
ならば、と柿に関する名言格言を調べてみた。
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※貧乏柿の核沢山→「貧乏人の子沢山」と似たような意味で、「渋柿の核沢山」「痩柿の核沢山」が
ある。
※牛蒡の種蒔きは柿の葉三枚→柿の若芽がやっと出るか出ないかの頃が、牛蒡の種蒔き時である
※柿の皮は乞食に剥かせ、瓜の皮は大名に剥かせよ→柿の皮は薄く、ウリの皮は厚くむくと
よいという教え。貧しい人は少しでも多く食べようと思うので皮を薄くむき、
鷹揚な大名は厚くむくということ。
※青柿が熟柿弔う→熟した柿が落ちたのを、まだ青い柿が弔うこと。
青い柿もいずれは熟して落ちていく身である。たいした違いのない者が、
わずかな優劣をもとにあれこれ言うことのたとえ。
まだ他に柿の種は囲炉裏に捨てるな 牛が病気になるとか柿の種を囲炉裏にくべると暴風雨となる
あとこれはよく耳にする桃栗3年柿8年柚子の大馬鹿18年、とか柿の木百本植えれぱ
百石取りと同じなどがある。
まだ調べればあるかもしれない。
ついでだからと和歌や俳句も調べてみた。
楢山の窪みくぼみの村落に 柿の実しるく色づきにけり(島木赤彦)
柿の実のあまきもありぬ柿の実の 渋きもありぬ渋きぞうまき(正岡子規)
次郎柿枝もたわわに生りたるを 見つつ行くだにゆたけかりけり(半田良平)
この市に蛤貝も柿も売るカキ・ジャポネエと札を立てたり(斎藤茂吉)
里古りて柿の木持たぬ家のまし(松尾芭蕉)
木の下に柿の花散る夕かな(与謝蕪村)
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)
つり鐘の蔕のところが渋かりき(正岡子規)
鈴生りの大樹の柿や鳥威し(水原秋桜子)
柿食へば命あまさず生きよの語(石田波郷)
隣る家もその隣る家も柿たわわ(高浜虚子)
水飲むがごとく柿食ふ酔のあと(高山虚子)
柿を食ひをはるまでわれ幸福に(日野草城)
古里や恩愛たわわ柿たわわ(田淵十風子)
湯ぼてりの母が頬照り富有柿(森 澄雄)
次郎柿座にあり木にもたわわなり(三浦木二)
夜話更けぬ西条柿を剥きながら(室賀春城)
村人の変らぬくらし吊し柿(斉藤みのる)
