樹木手入れ工事他
 (某発電所管理用地維持工事)



去年12月は、年度末予算消化に向けて役所の入札ラッシュであった。
その中、3月末までの工事を2つ取ることが出来た。
その1つが今回紹介する「某発電所管理用地維持工事」
役所が付ける工事件名は、分かり難いかもしれないが
簡単に言うと「某発電所構内の樹木の手入れ工事」だ。

対象樹木は、松(黒、赤)と灌木玉物の強剪定と強めの刈り込み。
松は、もう何年手を入れてないだろうか。相当に暴れていた。
灌木は、主にツツジ類。今の時期刈れば当然春には花の数は減る。
というか樹によっては全く咲かなくなるが
これも伸び放題伸びてしまってるので一緒に手入れをする仕様。
役所の工事は、剪定時期とかあまり考えない。
その為、こちらで担当者に切り方や提案などをしてやりながら工事を進めていく。

作業前 作業中

松は、H=1.0m〜6.0mほど。C(幹周り)=0.2m〜0.9mくらいのものが200本近く
構内に植えてある。
しかもほとんどが急な法面にある。
その為作業は、し辛いが街路樹剪定工事や公園内の樹木の手入れと違って
第三者とのトラブルが無い分精神的には楽ではある。

脚立は使うが、ほとんどが木登りで剪定していく。
今の時期、常緑樹は切りすぎると枯れてしまう恐れがある。
しかし担当者は、「ずっと手を入れてなかったから横も高さも伸びすぎてしまったので出来るだけ小さく」
と言う。
確かに枝は間伸びして懐の中の枝は枯れ放題枯れ、古っ葉も溜まっている。

それでも常緑針葉樹の今の時期の強剪定には限度があるので
生育に支障の起きないギリギリの線で切っていく。

しかし逆にこれだけ樹が暴れていると、コチラとしても遣り甲斐がある。
切る前と切った後の差の違いがある。
不要な枝をバンバン切り落とし古っ葉をゴッソリと取り去ってやると
松もスッキリして、本来の姿を現していく。
出来上がった松は、コチラも見て気持ちが良い。
これで毎年手を入れていけば良い松になるんだけど。


作業前 作業中

併行して玉物の刈り込みもしていく。
やはり法面に植えられてるのが殆んどなので
ヘッジトリマーを持っての刈り込みは、気をつけなければならない。
安全面については、口が酸っぱくなる程従業員に言って聞かせる。
足袋もスパイク付きのを履かせる。
私は、作業中の事故と通勤途中の交通事故だけは気をつけるように何時も五月蝿く言う。
仕事中の事故は、絶対に起こしてはならない。


玉物は1.5mくらいのものまであって400株くらいある。

作業前
作業後


高木は、松だけで他の樹は入ってない。

この時期なのに草刈もある。
ほとんどが管理用の通路際で広い構内全体にある。
草は、当然枯れている。

脚立は、片方の脚や支えの脚を短く
切り詰めたりして使用する。

法面用としての脚立は別に用意しておく。




今回の工事は、土工も含まれていて
管理用通路に溜まった土砂を取り除く作業もある。

数十年間も法から落ちて溜まった土砂は、中々しぶとく
其処にはびこった雑草や実生の雑木の根がスコップを容易に通してくれなかった。
この辺は、寒くて3℃しか上がらない日もあったが
作業をしてて汗をかくほどで、中にはシャツ1枚になって動く若いのも居た。

作業前 作業後

1月21日の今年の初雪の前に何とか松だけは終わらせることが出来た。
積もったら中々溶けない所だけにラッキーだった。


貨物を上げ下ろしするトロッコのレール周りも清掃をする。
↑これは、作業後。
落ち葉と枯れ草で、レールも隠れてしまうほどだった。



1月は、正月休みも長かったので、ここの手入れだけで終わった。
今回の仕事は、企業庁利水局(昔の電気局)だったが
来月から3月末まで水道局の管理仕事が待っている。






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