移植工事
 (圏央道裏高尾橋建設に伴う梅木移植工事PART2)



今年度2回目の梅の移植工事をした。
今回は、45本。
コレが済むといよいよ本格的に裏高尾橋の建設が始まり2年後くらいには
高尾山の下をトンネルが開通し、圏央道も厚木方面へと抜けることになる。

そして5年前から某地に移植しておいた梅、総計200本あまりは
3〜4年後には、グリーンベルトという植栽帯に全て持って帰ってくる計画。


 


ここ高尾は、有名な梅の里でもあるので、切ってしまうことは出来ないのだ。



まず運搬し易いように枝を詰めていく。
かといって、カラ坊主にすることは出来ない。
トラックに積載できるギリギリの大きさで詰めていく。



向うに見える橋脚工事がそのまま進みココを通ることになる。
既にあきる野に向かう「城山トンネル」は開通してるので
2007年の6月には、中央道と関越が圏央道を介して繋がることになっている。


 


移動式クレーン付きバックフォーで掘ったそばからスリングを着けて運ぶ。
このユンボは、「車両系建設機械」と「小型移動式クレーン」の免許を持ってないと運転することが出来ない。



「作業半径内立ち入り禁止」
もし、ユンボに近づく場合は、オペに現場で決められた合図を見やすいところからして
意志を明確に伝えなければならない。
今月の安全目標は「重機災害の防止」でもある。




根は、重機で大きく掘ってから手作業で根を切り詰め成形していく。
今の時期の梅は、根巻きをしなくても着く。



朝の体操とミーティングが終わったら「安全指示用紙」に各自作業員はサインをし
現場の見やすいところに掲げておく。
重機を使う日は点検表や資格者のコピーを入れたバッグも吊るしておかなければならない。


 


休憩時の灰皿の近くや機械の燃料の近くには必ず消火器を置く。
2月は、乾燥してたので特に気をつけなければならなかった。


 


掘り取りと根の成形が終了すると、いよいよ運搬。


 


今回は、「戯言」でも書いたが従業員が怪我をして休業してるのと工期が迫ってることもあり
仲間業者に応援を依頼し3人ほど手伝いに来て貰った。
向うの車とウチの車と合わせて3台で移植先へ運ぶ。


 


全ての梅を運んでから幹巻きをする。


 


そして植え込み。



5年ほど前から移植してきた梅の中には、チラホラと花を咲かせてきたのもある。
今年は、ここは総計200本くらいの梅が一斉に咲くと
チョットした梅の名所になるんじゃないかな?
でも、一般の人は入れない。少し勿体無いような気が・・・
近所に住んでる方一部は、凄く喜んでるが。


 


支柱材の丸太も到着し八つ掛け支柱を施す。

 


今回は、うちのおじちゃんにも支柱をやらせてみる。(釘打ちと針金を巻いてもらう)
慣れないので釘を打つときはペンチを使うように薦めた。
ペンチで釘を固定して打てば大概は曲がらずに打てる。
釘打ちは、集中力が無いとすぐに曲がってしまう。
おじちゃんには、集中力を養ってもらいたかった(笑)

 


自家製堆肥も透き込む。
枝葉をチップして完熟させた腐葉土に牛糞を混合したもの。
臭いはキツイ。


 


灌水は、今回もゼネコンさんから散水車を借りる。
イスズの新車。
乗ってみて戸惑った。
クラッチペダルが無いのだ。
クラッチペダルを踏まずにクラッチを切り替える。
いわば「半オートマチック車」といったもの。
しかし、これは運転しづらかった・・・


 


予め水鉢を切っておき、水中ポンプから50mmのホースの先にジェットノズルをつけ水をやり
突き棒で根の周りに泥水が回るようにする。


 


水は、事務所の横のタンクから汲む。
4000リットル汲むのに40分掛かる。


 


水中ポンプで汲み上げながら同時に水道の蛇口も捻っておく。
水道の水は、満杯になると自動で勝手に止まる仕組みになっている。
そう、水洗トイレのタンクにの中についてるあの浮き玉を利用してるのだ。


 


水もしこたまあげて完成。
使用した水は約30,000リットルあまり。



これで圏央道の建設に伴う梅木移植工事は、ほぼオシマイ。
あとは、3年後くらいに全て戻す作業がある。







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