(県道○○○号線倒木伐採工事)
(某住宅団地ケヤキ枝下し工事)
「枝が茂りすぎて陽が当たらない」
「洗濯物が乾かない」
「車のボンネットに樹液が落ちて困る」
「電線に触れる枝はたまに東電が切るがチョコットしか切らない」
などなどの苦情で某団地内にあるケヤキのほとんどを大きく詰めることにした。

ケヤキ本来の姿を人工的な武者立ち仕立ての姿に変える。
「ケヤキなんか初めから植えなければ良かったんだよな」
ここの自治会長がボヤイていた。
施主から頼まれれば、我々は切らなければならない。
美よりも機能が重視される。
いつか根元から伐採されることになるかもしれない。
ユニックに取り付けたゴンドラが届くケヤキは、コレに乗って切り詰めていく。
ゴミが大量に出る。

ウチの空師がゴンドラも高所作業車も使えないケヤキの枝にスルスルと登っていく。
団地は、7階建て。登ってる高さは4階〜5階まであるだろうか。
このくらいの大きさを切り詰めるので、ベランダから見物している人も多い。
そのまま切り落とすと窓ガラスやエアコンなどの室外機を破壊してしまう恐れがあるので
ロープで縛って半分ほど切り、下で皆で引っ張り裂いて落とす。
その間、空師は安全なところに逃げる。
一番怖いのは、落とした時に枝の弾力でバウンドして
予想のつかないところに飛ぶところにある。
だから落とした瞬間も力を緩めず思いっきり引っ張って
こちらに切り口が来るようにするのだ。

ひとまず全ての枝を詰め終えて一安心。
さあ、後は片付け。
チェーンソーで細切れにしてからダンプに運ぶ。
作業自体は単純だが、気の緩みが事故を招くので
切り落とすまでは気を張って作業しなければならない。
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近隣住民の依頼で土木事務所から特命で県道沿いの倒木伐採工事の仕事が来た。
ひとたび大雨による土砂崩れが来ようものなら電線をやってしまう恐れがある。
法面から伸びてきている雑木を元から切るというもの。
伐採箇所の道路幅は、車1台が通れるくらいの狭さで
通行止めにしなければ、とても作業出来ないようなところ。
日程を道路維持課の職員と決めてから
一帯の自治会の会長宅に「緊急工事の知らせ」の報告とビラを配ったり
警察署に行って「道路使用許可証」を作成してもらったり
消防本部に「道路占有許可」を取り、当日緊急車が通る場合の対応を報告したり
工事看板(工事予告と通行止めの看板)の手配をしたり
まわり道の地図の作成をしたり
電線の保守センターに報告して6600ボルトが流れる電線に防護管を取り付けてもらったり
と、根回しだけでも色々とある。
切り倒す木も電線の上に被り、最先端まで20mは悠にあるので
楊程20mの高所作業車で上から細かくして切り落としてこなければならない。
作業は、9時半から14時までと許可をもらったので
作業開始前に資材置き場で高所作業車のバケットを最大まで伸ばしてみる。
何年か振りに20mのに乗ったので上から見下ろすと
かなりブルった。
下に居る従業員が蟻んこのようだ。

倒れるはずが無いと分かっていても、その高さに暫く固まる。

保安要員(ガードマン)を所定の場所に配置してから9時半を待つ。

幹周り1.5m以上はある。
これが倒れたら大変なことに・・・

さあ、9時半を回った!作業開始だ。

私がバケットを操作して、若いのに小軽君(チェーンソー)で切り落としていってもらう。
切った枝は、狙いを定めて道路に落とし
丸太は、道路やバウンドしてガードレールなどに衝突する可能性があるので
一旦バケットを低い位置まで下してから投げ落とす。
落としたそばから下の掃除担当の者がトラックまで運んでいく。
許可された時間ギリギリまで作業をして道路を開放した。
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